校長室から 8

平成28年度 登米市立石森小学校
校長室だより NO,8
平成28年6月13日(月)
プール開き
今年もプール開きとなりました。6月1日(水)
に全校児童が学年で役割分担をしてプール清掃
を行いました。また,全ての御家庭から事前の健
康調査に御協力いただきました。ありがとうござ
います。
登米市は水に恵まれ,川や海など自然が豊かで
す。健康でいっそう充実した生活をするには,水
泳に馴染んで力を付けることが大切です。水泳は,
自転車に乗るのと同じで,一度覚えると一生忘れないといわれます。また,苦手意識や恐怖心
を克服して,小学校のうちに全員が泳げるようになってほしいという思いもあります。
上達が目に見えて分かる楽しい学習ですが,怪我や事故が重大なものとなってしまうのも水
泳です。学校では,今後も指導や監視方法の見直し,関係機関との連絡体制の再確認など,安
全管理や緊急対応には万全を期すよう努力してまいります。御家庭におかれましても,お子さ
んの健康や衛生管理に十分留意されますようお願いいたします。
立ち向かう人の心は鏡なり
今回は『立ち向かう人の心は鏡なり』という言葉を紹介します。ここでいう「立ち向かう」
とは,いろいろな意味があります。分かりやすい例として,友達同士で,相手が自分に対して
何らかのアクションをしてきた時のことを想像してみてください。この場合のアクションとは,
悪口とか,馬鹿にするだとか,あってはならないことですが手をあげるとかを指します。そん
なとき,ふと立ち止まって欲しいのです。
「相手の心は,あなたの心の状態を鏡に映したよう
なものなのですよ」ということです。だから,
「相手の一番嫌なところが,自分の心の中にな
いだろうか。相手と同じ部分が自分の内部にないだろうか」と考えて欲しいのです。きっとそ
の種があるはずです。人間は,外で何が起きようと自分の心の中で,何を感じ,何を考えるの
かは自由に任されています。つまり,自分の心は自分でコントロールする自由が与えられてい
るのです。でも,人は他人の行動や外で起きたことが原因で,自
分が不愉快になったり腹をたてたりします。しかし,本当にそう
なのかということを思いとどまって考えたいものです。イライラ
や葛藤は,周囲や状況が原因ではなく,本当は自分の癒されてい
ない過去や未解決の人間関係問題を現在の人間関係に映し出して
いることが多いということです。