学校複合化の事例

春日部市公共施設マネジメント・ワークショップ
「一緒に考えてみませんか? 春日部市のこれからの公共施設」
資料1
公共施設マネジメントの先進事例紹介
学校複合化の事例
1
学校と図書館・公民館の複合化
志木小学校(志木市)
•既存校舎の改修と改築を一体的に行い、図書館・公民館棟を複合化(学社融合)。
•普通教室棟と公民館棟の間にテラスを設け、利用者と児童の自然な交流が発生。
•特別教室(音楽室・理科室・調理実習室等)は、夜間・休日に市民に開放。
•休憩時間を利用して、児童が図書の貸出し業務を手伝ったりしている。
•学校司書・司書教諭と図書館司書の連携による調べもの学習や図書の授業が可能。
資料)文部科学省資料より
2
学校と高齢者福祉施設の複合化
小倉小学校(宇治市)
•学校の余裕教室を改修し、デイサービスセンター、地域包括支援センター等を整備。
•運動会などの学校行事にお年寄りを招待したり、将棋クラブの児童がセンターへ行って対
局するなどの交流がみられる。
資料)文部科学省資料より
学校と子育て施設の複合化
砧南中学校(世田谷区)
•中学校の余裕教室を改修し、保育所を整備。入口を別にすることでセキュリティを確保。
•中学校の運動会に保育園児が参加したり、保育体験として絵本の読み聞かせを行ったりす
るなどの交流により、生徒の情操教育にも役立っている。
資料)文部科学省資料より
4
学校とホールの複合化
第七小学校(市川市)
•老朽化した中学校校舎と給食室の建替えに際し、ホール(公会堂)、保育園、ケアハウス、
デイサービスセンターの複合施設として整備(PFI導入により約26%のコスト削減)。
•ホールを活用した文化祭、吹奏楽部の演奏会など特色ある教育活動を実施。
資料)文部科学省、内閣府資料より
5
学校と体育館の複合化
宇ノ気中学校(かほく市)
•学校に体育館を設けず、社会体育施設の体育館を整備。中学校の利用を優先として運用。
•体育館を統合型地域スポーツクラブ(指定管理者)が運営。部活動のコーチ派遣や部活動
に準じた形で中学校への指導も実施(サッカークラブ等)。
資料)文部科学省資料より
6
学校とプールの複合化
碑小学校(目黒区)
•学校が使用していない時間を地区プールとして開放。
•学校とプールの入口と動線を別々にすることで、セキュリティを確保。
資料)文部科学省資料より
7
学校と商業施設の複合化
御池中学校(京都市)
•都心の商業エリアにおいて、中学校と保育所・デイサービスセンター・にぎわい施設(商業施
設)、拠点備蓄倉庫等を一体的に整備(PFI導入により整備費を約30%削減)。
資料)文部科学省資料より
8
小中一貫校
京都大原学院(大原小学校・大原中学校)(京都市)
•児童・生徒数が減少する中、隣接する小中学校の既存施設を活かして増築・改修を行い、
小中一貫校として学校を存続。
•小中一貫教育に加えて、保育機能と子育て相談機能も備えた地域の総合的な教育拠点に。
資料)文部科学省資料より
9
小中一貫校
京都教育大学附属京都小中学校(京都市)
•9年間一貫した教育課程を編成。1人の校長が小中学校を兼務し、副校長と教頭は各校に1
名ずつ配置。校長以外に乗り入れ授業を行う教諭が兼務発令されている。
•運動施設、図書館及び講堂を小中学校で共同利用。
資料)文部科学省資料より
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