飾り組子欄間が地震に対して有効 の 結 果、門 下 層 の 東 西 方 向 に あ る 号 で 既 報 の と お り、耐 震 調 査 研 究 により比較的容易に耐力を確保す とその下部の板壁を補強すること て、東 西 方 向 に つ い て は 組 子 欄 間 このため耐震補強工事におい 階段の足元に粘弾性ゴムによるダ ま す。そ の こ と に 対 応 す る た め、 ぎて壊れてしまうことも考えられ す。ま た、階 段 自 体 が 力 を 受 け す 形能力による耐力が阻害されま 物のもつしなりやひずみなどの変 た。 方向に引っ張る工夫を施しまし に 繋 ぐ こ と に よ っ て、階 段 を 鉛 直 イ ヤ ー ロ ー プ を 地 中 に 埋 め 込 む︶ なくなるため、アースアンカー︵ワ と、せ っ か く の つ っ か い の 効 果 が てそれ自体がせり上がってしまう 御影堂門の階段を利用した耐震補強工事 的に対応する力を一定程度持つこ る こ と が で き た の で す が、南 北 方 ン パ ー ※を 設 置 す る こ と に 決 め、 た。 と が 確 認 で き た 一 方、南 北 方 向 に 向についてはさらなる工夫が必要 たる き ばなかざりかなもの 有縁の皆様より尊いご懇念を賜りますよう 何卒ご奨励 ご協力をお願いいた 全国の有縁の皆様より尊いご懇念を賜りますよう、何卒ご奨励、ご協力をお願いいたします。 くみ こ らん ま 関 し て、地 震 に 対 し て 弱 い 構 造 と 力 を 吸 収 し な が ら、揺 れ を 少 し ず 100 万円) 円) と垂木鼻 錺 金物(1,240口:1口5 万円)を対象とした指定寄付を募集しております。 を対象とした指定寄付を募集してお ダンパーを設置するため、階段の下部を掘りました そこで、今回の工事においては、 つ抑えていくことができます。 ただし、階段は建物︵御影堂門︶ 御影堂門の南北に配置されている 楼上へ登るための階段を有効活用 向にある組子欄間の上部に木造の の一階部分に寄りかかっているよ こ の 工 法 は、御 影 堂 門 の 南 北 に 水平補強梁を新たに設置したうえ し て、南 北 方 向 の 耐 力 不 足 を 解 消 ある階段が南北方向の揺れに対し で 階 段 と し っ か り 繋 い で、バ ラ ン う な 構 造 で し か な い た め、東 西 方 て、い わ ゆ る﹁つ っ か い 棒﹂の よ スよく建物に補強耐力が伝わるよ する工法が採用されました。 うな機能になることを期待するも うにする必要がありました。また、 阿弥陀堂の御修復に伴い、 「工事」並びに「仏具」を対象とした指定寄付(174 口 口:1 口 堂の御修復に伴い、 地震で階段が押されることによっ ※阿弥陀堂・御影堂門御修復懇志につきましても、あわせてご協力をお願いします。 これにより階段が壊れることなく アースアンカー 工事箇所 はり の で す。し か し、そ の よ う な 機 能 を強めすぎると、伝統的な木造建 衝撃を弱めたり振動を伝わらな ※ダンパー︵ダンパ︶ ゴムなどで、 用されていくことが期待されます。 多くある重層門の耐震補強にも活 新 た な 仕 組 み は、今 後、全 国 に 数 の設置によってこれをより高める き る よ う に し つ つ、ダ ン パ ー な ど 地震に対する耐力を十分に発揮で え ま す。伝 統 的 な 木 造 建 物 が 持 つ でにない新たな画期的な工法とい 利 用 し た 耐 震 補 強 工 事 は、こ れ ま このような門に付属する階段を 階段を鉛直方向に引っ張るためのアースアンカーを設置 く す る た め の 装 置。車 で い う サ スペンションのようなもの。 阿弥陀堂御修復「指定寄付のお願い」 御影堂門飾り組子欄間と板壁 となりました。 N ダンパー設置箇所 木造水平梁 (新設) なっていることが判明していまし 御影堂門の耐震性能は本年一月 御 修 復 の あ ゆ み 粘弾性ゴムによるダンパー 修復後の垂木鼻錺金物 修復前の垂木鼻錺金物 階段を利用した耐震補強の概要 ※詳細は左図 ダンパーの設置断面図 82 2014年 (平成26年) 10月 真 宗 真 宗 83 2014年(平成26年)10月
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