国際社会学科のカリキュラムモデル

アジアと地域社会の問題に取り組む
少人数制の女子大学のなかでも体験学習やアジアのフィールドスタディ(FS )に
力を入れている国際社会学科を選びました。コミュニティ・サービス・ラーニング
(CSL )で多摩の地域貢献の実習、短期フィールドスタディ(FS )で中国雲南からタ
イ北部の少数民族の生活と開発による問題を実体験から学んできました。どんな場
所、場面でも乗り切れる知識と経験を積んで、人のためになる仕事に就きたいと思い
ます。
田住 恵理 (2年) ゼミ:平和構築論・国際ボランティア論 北海道・旭川藤女子高等学校 出身
国際社会学科のカリキュラムモデル
1 年次
2 年次
共通基礎・教養・語学
国際関係コース
[共通基礎科目/共通教養科目]
キリスト教学入門Ⅰ・Ⅱ
平和研究入門Ⅰ・Ⅱ
生活園芸Ⅰ(春)・Ⅰ(秋)
情報科学基礎Ⅰ・Ⅱ
日本国憲法
ヒロシマ・ナガサキ学
人権論入門
政治と暮らし
経済と暮らし
コース
コア科目
[共通語学科目/学部専門基礎科目]
3 年次
学科専門基礎
国際社会学 国際政治学 国際経済論 国際機構論
NGO・NPO論 ODA・開発論 イスラーム社会論 ヨーロッパ社会論
多民族共生論 倫理・哲学 キリスト教と人権 宗教学 宗教社会学
アジア社会論 アジア経済論 近隣アジア史 近隣アジア政治学
国際人権論 地方自治論 社会保障論 女性労働論 女性社会論
音楽文化 映像文化 メディア社会学 メディア産業論
子どもの権利 自立共生社会論
Current Affairs Reading The World through Media
国際関係入門
近現代史入門
歴史入門Ⅱ
英語Ⅰ〜Ⅲ
日本語能力Ⅰ
国際社会学
環境社会学
哲学入門
社会学
文化人類学
地域研究入門
宗教学入門
ジェンダー入門
4 年次
学科・コース専門応用
グローバリゼーションと社会
社会開発論
歴史学方法論 日本とアジア史
日本の憲法と政治
国際ボランティア論
平和構築論実践 アジアの大衆映画
宗教学特講 現代社会論特講
情報社会論
アメリカ社会事情
平和学特講Ⅰ(直接的暴力)
アジア政治学
開発教育
国際ボランティア組織論
平和学特講Ⅱ(構造的暴力)
アジアの大衆芸術
市民メディア制作
フィールドスタディ/ピースボート(全学専門特殊)
英語語学研修
2年専門ゼミ
TOEIC®700点 - 800点 目標
4年専門ゼミ
英語圏留学
卒業演習Ⅰ・Ⅱ、
卒業課題(アメリカ)
(ヨーロッパ)
3年専門ゼミ
コース専門演習Ⅰ・Ⅱ(アメリカ)
(ヨーロッパ)
共通基礎・教養・語学
地域研究コース
[共通基礎科目/共通教養科目]
キリスト教学入門Ⅰ・Ⅱ
平和研究入門Ⅰ・Ⅱ
生活園芸Ⅰ(春)・Ⅰ(秋)
情報科学基礎Ⅰ・Ⅱ
日本国憲法
ヒロシマ・ナガサキ学
人権論入門
政治と暮らし
経済と暮らし
コース
コア科目
[共通語学科目/学部専門基礎科目]
近現代史入門
地域研究入門
英語Ⅰ〜Ⅲ
日本語能力Ⅰ
国際社会学
環境社会学
歴史入門Ⅰ
歴史入門Ⅱ
異文化コミュニケーション
民俗学
宗教学入門
ジェンダー入門 社会福祉論
サービスラーニング方法論
学科専門基礎
地方自治論 多民族共生論 子どもの権利 国際政治学 国際人権論
アジア社会論 アジア経済論 近隣アジア史 近隣アジア政治学
国際社会学 国際経済論 NGO・NPO論 ODA論 イスラーム社会論
ヨーロッパ社会論 社会保障論 女性労働論 女性社会論
音楽文化 映像文化 メディア社会学 メディア産業論
倫理・哲学 自立共生社会論
Current Affairs Reading The World through Media
学科・コース専門応用
歴史学方法論 日本とアジア関係史
日本の憲法と政治
平和構築論実践
アジアの大衆映画 アジア文化特講
グローバリゼーションと社会
社会開発論
国際ボランティア論
宗教学特講 フィールドスタディ/ピースボート(全学専門特殊)
アジア圏語学研修
2年専門ゼミ
国際社会学科
学科基礎演習Ⅰ・Ⅱ(アメリカ)(ヨーロッパ)
アジア政治と外交
平和学特講Ⅱ(構造的暴力)
アジアの大衆芸術
アメリカ社会事情
開発教育
国際ボランティア組織論
平和学特講Ⅰ(直接的暴力)
市民メディア制作
韓国語・中国語・タイ語 3 〜 4級
4年専門ゼミ
卒業演習Ⅰ・Ⅱ、卒業課題(東アジア)
(南アジア)
3年専門ゼミ
コース専門演習Ⅰ・Ⅱ(東アジア)
(南アジア)
学科基礎演習Ⅰ・Ⅱ(東アジア)(南アジア)
ピックアップ科目
アクティブ・ラー二ング
グローバル化時代の国際政治学( 国際政治学 )
国際関係コース
地域研究コース
NGOの実践から学ぶ国際協力(NGO・NPO論 )
国際社会学
子どもの権利
2011年に発生した
「ウォール街を占拠せよ
(Occupy Wall Street)
運動」
「生きることは信じることよ。
」紛争止まぬ中東でNGOとして活躍する
ヨーロッパに押し寄せる難民、働き口を求めて中南米からアメリカに
児童労働、ストリートチルドレン、人身売買、子ども兵士、そして日本
などグローバルな経済・社会格差に異議申し立てをする世界規模の社会
卒業生が、授業のなかで伝えてくれたパレスチナ女性の言葉です。貧困、
行く移民、アジアから家事労働者・ケアワーカーとして先進国に行く
の子どもの貧困など、途上国や日本の子どもが抱える問題について映像を
運動について運動の特徴や格
紛争、難民など深刻さを増す地
移民女性。災害、貧困、開発、
交 え て 学 び ま す。 ま た、1989
差の背景、インターネットの
球規模課題を前に途方にくれる
戦争などを理由に移動する移
年に国連で採択された子どもの
役割などグループ・ディスカッ
のではなく、行動することで道
民は現在3億人以上と言われ
権 利 条 約、 国 家、NGOが 問 題
ションを行い、発表し、市民参
を拓き、希望を生みます。多様
て い ま す。 社 会 学 の 視 点 か ら
解決のためにどのような役割を
加・グローバル化時代の国際政
な草の根活動を学び、社会を主
社会構造による強制された選
果たしているのかを知るととも
治の特徴と課題について主体
体的につくる方法を考えます。
択とグローバル時代を生き抜
に、私たちにできることを考え
く個人を考えます。
ていきます。
的に学びます。
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体験・現場から学ぶ授業
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