平成 28 年 5 月 関係者各位 UCL Institute of Education, University College London 博士課程 林 真澄美 心理的虐待に関する研究へのご協力のお願い(依頼) 拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 早速私事で大変恐縮ですが、現在、児童虐待の一種である心理的虐待に関する研究に取り組んで おります。その一環として、教育、福祉、医療及び司法分野の専門職の方々がどのように心理的虐 待を理解されているのかを明らかにすることを目的とし、オンライン・アンケート調査を実施して おります。質問は一般的なものですので、実際に虐待に関わられた経験は必要ありません。 つきましては、下記の研究概要をご参照の上、本調査へのご協力をご検討くださいますようお願 い申し上げます。お手数をお掛けし恐れ入りますが、ご協力いただける場合には [[email protected]] 宛てに、タイトルのみ「アンケート」とした空メールをお送りくださ い。その際ご使用になるメールアドレスは、どのようなものでも構いません。折り返し、アンケー トのリンクをお送りいたします。この方法により、一つのアドレスより一回答のみ許可し、同一人 物による回答重複を防止しております。IP アドレスは収集せず、誰がどの回答をされたのかという ことは研究者にも分からない仕組みになっておりますので、ご安心いただければ幸いです。 ご多忙中に誠に恐縮でございますが、児童福祉の向上を目指す本研究に、皆様の貴重なご意見を お聞かせいただければ大変有り難く存じます。何卒ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。 敬具 記 1. 研究題目: 「日本における専門家の心理的虐待に関する意識調査」 2. 調査目的 本調査は、児童虐待に関わる可能性のある教育、福祉、医療及び司法分野での専門家の皆様が、 心理的虐待に関してどのように考えておられるかを理解することを目的としています。 1 3. 調査参加者 本調査は、教育、福祉、医療及び司法関係の専門職(詳細は以下参照)に就かれている方々にご 協力をお願いしています。 警察官(事務職を除く) 心理職(学校、児童福祉施設、病院、警察などで心理職に従事している方) 小学校教員 児童福祉施設職員(社会福祉士、児童指導員、保育士などを含む) 看護師 4. 調査参加 研究協力の諾否は任意であり、強制されるものではありません。ご協力を控えられた場合でも、 不利益になることは一切ありません。 5. 調査の概要 本調査は、専門家の方々を対象とした無記名のインターネット調査です。指定のリンクにアクセ スし、アンケートに回答していただきます。回答時間は 15~20 分程度です。 6. プライバシー及び個人情報の取り扱い アンケートデータは SSL を利用し暗号化され、匿名で収集されます。 所属施設名の記入もござ いません。全ての情報は厳重に管理され、研究責任者のみこれらにアクセスします。データは学術 目的のみに使用し、その際、個人や所属が特定されることがないよう十分配慮いたします。 7. 研究により期待される利益 本研究協力者の方々への謝礼はございませんが、児童福祉の向上を目標とする研究であることを ご理解の上、ご協力いただければ幸いです。 8. 研究への参加に伴うリスク 本調査で使用する事例については、協力者の方々の精神面について配慮すべく、実際の児童虐待 事例等は使用せず、架空のシナリオ(ヴィネット)を用いています。 9. 調査結果の公表 本調査は、博士論文の一部としてまとめられます。結果公表の際にも、上記同様に個人情報保護 への配慮を十分にいたします。また、調査結果の概要をお知りになりたい場合は、研究責任者まで ご連絡ください。追って、結果のご報告をさせていただきます。 本研究に関するご質問等がございましたら、どうぞ研究責任者までご連絡下さいますよう宜しく お願い申し上げます。 2 以上 研究責任者: 林 真澄美 Email: [email protected] 指導教員: デイビッド・ゴフ(教授) サラ・クラフター(上級研究員) 所属機関: Department of Social Science, UCL Institute of Education, University College London 3
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