ティラピア養殖・販売事業準備調査 (BOPビジネス連携促進) BOP Business Profile 国・地域: モザンビーク南部 ガザ州・マプト州 企業: 株式会社 A-ONE 水産物の調達から販売に至るまでのバリューチェーンを一気通貫で手掛ける。 モザンビークに現地法人を設立済であり、ハマグリの流通加工工場を保有。 ビジネス 概要: 高蛋白源である淡水魚(ティラピア)の養殖・販売を通じて、BOP層の栄養の 改善と雇用機会の創出を目指す事業 企業が有するソリューション 現地が抱える開発課題 栄養不足:国民の44%が慢性的な栄養失調にあり、 特に動物性蛋白質の摂取が不足 高失業率:モザンビークの失業率は23%。多くのBOP 層はインフォーマルな仕事に従事し、雇用環境が不 安定 + 水産物の流通加工にかかるノウハウに強み 特にモザンビークでは現地に流通加工工場を保有し、 2013年より日本向け輸出ハマグリの調達・加工拠点 として事業を展開 ビジネスを通じた 課題解決アプローチ 高蛋白源であるティラピアを養殖・販売し、動物性蛋白源の摂取状況改善に貢献する 《栄養不足の改善》 • 養殖専門家の技術協力を受け、大規模養殖の実施、低コスト餌料開発等を通じ、BOP 層(特に上位BOP層)にとって入手可能な価格での販売を目指す • 三重大学から養殖技術に関する専門家が参画。また、ガザ工科大学からも継続的な 養殖人材確保について協力を得る。(2016年4月、両大学間で共同研究に向けた MOU調印済) • 現在は、天然の魚介類が沿岸部で流通している程度であるが、当社の流通加工のノ ウハウを活かし、より高品質、より広範な地域での販売を目指す 《雇用問題の改善》 • バリューチェーン(養殖・流通加工・物流・販売)のいずれの過程においても、BOP層に 対し雇用機会を提供する
© Copyright 2025 ExpyDoc