国交省関係の熊本地震復旧等予備費使用額決まる 総額111億円、国道57号(熊本県阿蘇市等)43億7,200万円など 6月14日の閣議決定に伴う国土交通省関係の熊本県地震復旧等予備費使用概要が明らか になった。それによると、予備費使用額は総額111億円で、①国が施行する道路災害復旧 事業並びに熊本県及び大分県が施行する災害関連緊急砂防事業に要する経費、②地域の基盤 地図情報の整備等に要する経費などで、国道57号阿蘇大橋地区の別ルート整備などの災害 復旧事業に66億9,500万円(国費) 、高野台地区や火の鳥温泉地区、立野川1地区、深 耶馬地区等8箇所の災害関連緊急砂防事業に42億5,800万円(国費) 、基盤地図情報の 整備等に1億4,500万円を計画している。 事業別内訳では、「道路災害復旧事業」として▽一般国道3号(熊本県熊本市)23億2, 300万円、▽一般国道57号(熊本県阿蘇市等)43億7,200万円、 「災害関連緊急砂 防等事業」 (補助)の▽地すべり対策(・高野台(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)14億9,800 万円、・火の鳥温泉(同)3億2,000万円、・大切畑(熊本県阿蘇郡西原村)11億6, 700万円) 、▽砂防(・立野川1(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)7億7,500万円、・中松川 1(前同)2億9,500万円)、▽急傾斜地崩壊対策(・大林(熊本県菊池郡大津町)4, 100万円、 ・下豊内(熊本県上益城郡甲佐町)9,400万円、・深耶馬(大分県中津市耶 馬渓町)6,800万円)となっている。 また「基盤地図情報の整備等」 (国費1億4,500万円)は、効率的・効果的な災害復旧 事業等に必要な地理空間情報として、写真図及び現況を正確に表した地図(基盤地図情報) を整備・提供する。 道路災害復旧事業の予備費使用箇所
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