小学校教員のための中学校英語教員免許状(二種)取得講習 受講者

小学校教員のための中学校英語教員免許状(二種)取得講習 受講者募集要項
神奈川県教育委員会教育局
支援部 子ども教育支援課
1 経緯・趣旨について
次期学習指導要領の改訂において小学校高学年で外国語(英語)が教科となることを踏まえ、各小
学校で英語教育の中核となりうる教員の養成が求められている。文部科学省は、小学校の現職教員の
中学校教諭免許状(英語)の取得を促進するための免許法認定講習等のプログラムを開発し実施する
ことで、小学校における外国語教育の専門性の高い指導体制の充実を促進することを目的として、
「平成 28 年度小学校英語教科化に向けた専門性向上のための講習の開発・実施事業」を開始した。
神奈川県においては、横浜市教育委員会(協力者:横浜国立大学)が本事業の実施に向けて事業提案
を行ったところ、平成 28 年4月、国の委託を受けることが決定した。
これを受け神奈川県教育委員会では、県内の公立小学校教員が無償で本講座を受講できる仕組みを
構築し、現職の小学校教員を受講者として派遣することにより、県教育委員会及び各市町村教育委員
会が行う指導体制の充実に向けた取組の一助とする。
2 主催及び協力機関
主催:横浜市教育委員会
協力機関:国立大学法人横浜国立大学
3 期 間
平成 28 年度~30 年度(3年間)
4 会 場
横浜国立大学教育人間科学部(横浜市保土ヶ谷区常盤台79-2)
5 経 費
受講料は徴収しない。その他、旅費や免許状取得のための経費等は受講者が負担する。
6 受講資格について
小学校教諭普通免許状を所持する者で、当該免許状を取得した後、小学校で教諭または講師として
3年以上の実務経験がある現職の小学校教員
7 募集人数
20 名(横浜市を除く 32 市町村立の小学校から)
8 服務上の扱い
教育公務員特例法(昭和 24 年法律第1号)第 22 条第2項による。
* 教育公務員特例法第 22 条第2項:教員は、授業に支障のない限り、本属長の承認を受けて、
勤務場所を離れて研修を行うことができる。(職務専念義務の免除)
9 受講申込み方法
受講を希望する者は、別添の様式1「受講申込書」に必要事項を記載し校長捺印のうえ、当該の市
町村教育委員会あて提出する。
【提出締切日】平成 28 年6月 20 日(月)
10 免許取得に必要な修得単位数
計 14 単位
内訳は次のとおり
ア 教科に関する科目(教育職員免許法施行規則第4条)
次の4科目全てについて各1単位以上で 10 単位
・英語学 ・英米文学 ・英語コミュニケーション ・異文化理解
イ 教職に関する科目(教育職員免許法施行規則第18条の2)
次の2科目について各2単位で4単位
・教育課程及び指導法に関する科目 ・生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目
【参考】根拠規定
◇教育職員免許法別表第8(隣接校種の免許状の取得)
取得免許状
基礎免許状
基礎免許状を取得した後
中学校教諭二 小学校教諭普 良好な成績で勤務した旨の証明を必要とする最低在職年数(※)
種免許状
通免許状
修得を要する最低単位数
3
14
※ 小学校教諭普通免許状を取得した後の小学校における教諭又は講師としての在職年数に限る。
◇最低修得単位の内訳<中学校教諭二種免許状(外国語(英語))>
教科に関する科目
修得単位の内訳
下記第1表に掲げる、
全ての科目について各
1単位以上を修得す
る。一般的包括的内容
を含むこと。
教職に関する科目
計
修得単位の内訳
計
教科又は教職
に関する科目
総単
位数
4
0
14
下記第2表に掲げる、全ての科目について
各2単位を修得する。
10
第1表 教科に関する科目(教育職員免許法施行規則第4条)
免許教科
英語
教科に関する科目
対応する平成 28 年度の開講講座名
英語学
英語学A
英米文学
英米文学A
英語コミュニケーション
英語コミュニケーションA
英語コミュニケーションD
異文化理解
異文化理解A
第2表 教職に関する科目(教育職員免許法施行規則第18条の2)
免許教科
教職に関する科目
対応する平成 28 年度の開講講座名
英語科教育法A
英語
教育課程及び指導法に関する
科目
各教科の指導法(外国語)
生徒指導、教育相談及び進路
指導等に関する科目
生徒指導・進路指導、教育相談A
※ 小学校免許を取得した後に、大学に在籍して上記「第1表」及び「第2表」に関する中学校一種、
二種の単位を取得している場合は、県教育委員会子ども教育支援課まで御連絡ください。学力に関す
る証明書と免許状で確認ができれば、受講が不要になる場合があります。ただし、小学校免許と中学
校免許を同時に取得している場合は、必ず受講が必要になります。
11 開講予定の科目及び講座
教職に関する開講予定科目
教科に関する開講予定科目(開講講座名)
(開講講座名)
(各科目から 1 単位以上合計 10 単位)
28
英語学(英語学 A)
年
英米文学(英米文学 A)
度
英語コミュニケーション(英語コミュニケーション A)
教育課程及び指導法に関する科目
英米文学(英米文学 B)
(英語科教育法 B)
英語コミュニケーション(英語コミュニケーション E)
度
年
度
生徒指導、教育相談及び 進路指導等に関す
る科目(生徒指導・進路指導、教育相談 B)
異文化理解(異文化理解 B)
30
(英語科教育法 A)
教育課程及び指導法に関する科目
29
年
(各科目から 2 単位ずつ合計 4 単位)
英語学(英語学 C)
英語コミュニケーション(英語コミュニケーション C)
生徒指導、教育相談及び 進路指導等に関す
英語コミュニケーション(英語コミュニケーション F)
る科目(生徒指導・進路指導、教育相談 C)
異文化理解(異文化理解 C)
※横浜国立大学が設置する講座のうち、神奈川県教育委員会が受講者を募集するもののみ掲載。
12 単位の認定
当該授業時数の5分の4以上(45 分/コマ×15 コマで計 675 分の講義時間のうち途中退席時間等を
除いて 540 分以上)出席し、成績審査に合格した者については、当該受講科目について1単位を認定
し、学力に関する証明書を交付する。
13 時間割(基本形)
時間
日程
講習1日目
日程
8:40
~8:50
受付
時間 8:40
~8:50
講習2日目
受付
8:50
~10:20
10:30
~12:00
12:00
~13:00
13:00
~14:30
14:40
~16:10
16:10
~16:20
講義1コマ目 講義3コマ目
講義5コマ目 講義7コマ目
昼休み
諸連絡
講義2コマ目 講義4コマ目
講義6コマ目 講義8コマ目
8:50
~10:20
10:30
~12:00
12:00
~13:00
13:00
~14:30
14:40
~15:25
15:25
16:10
~16:10 ~16:20
講義9コマ目 講義11コマ目
講義13コマ目
成績
昼休み
講義15コマ目
講義10コマ目 講義12コマ目
講義14コマ目
審査
諸連絡
※ 上記 15 コマの講義時間のうち5分の4の出席時間の確保及び成績審査の合格が単位認定の前提条件である
ことを十分に理解した上で申込みを行うこと。
14 受講の辞退等
(1)辞退
○ 受講者は正当な理由なく受講を放棄しないこと。
○ 万一、受講不能となった場合には、欠席する旨を事前に電話連絡した上で、速やかに様式2
「受講辞退届」を提出すること。(連絡先・提出先:県教育委員会子ども教育支援課)
○ 受講当日に受講不能となった場合は、別に指示する連絡先(受講承認時に配布する「受講案内」
に記載)に欠席する旨を受付終了時刻前までに電話連絡した上で「受講辞退届」を提出すること。
○ 事前に連絡がなく無断で欠席した場合には、次年度以降の受講を承認しない場合があるので十
分留意すること。
(2)遅刻又は早退
○ 受講者は正当な理由なく遅刻又は早退しないこと。
○ 受講当日に遅刻することになった場合には、別に指示する連絡先(受講承認時に配布する「受
講案内」に記載)に遅刻する旨を受付終了時刻前までに電話連絡した上で、様式3「遅刻・早退
届」を提出すること。(提出先:県教育委員会子ども教育支援課)
○ 受講当日に早退することになった場合には、教室の事務局員に早退の旨を連絡し、様式3「遅
刻・早退届」を提出すること。(提出先:県教育委員会子ども教育支援課)
○ 事前に連絡がなく無断で遅刻・早退した場合には、次年度以降の受講を承認しない場合がある
ので十分留意すること。
(3)成績審査の放棄
○ 受講者は正当な理由なくレポートを提出しない等、成績審査を放棄しないこと。
○ 成績審査が後日提出の必要なレポートである場合、受講者は提出方法及び締切日を十分に確認
し、必ず締切日に間に合うよう提出すること。締切日を過ぎて提出されたものについては基本的
に受理せず、提出されていないものと同様に扱うこととする。
○ 成績審査においては講義内容を十分に理解し、問われている内容を踏まえた上で臨むこと。内
容次第では提出していても成績審査に合格しないことがあるので注意すること。
○ 成績審査を放棄した場合には、放棄理由を記載した文書(任意様式)を提出すること。(提出
先:県教育委員会子ども教育支援課)
○ 正当な理由なく成績審査を放棄した場合には、次年度以降の受講を承認しない場合があるので
十分留意すること。
15 平成 28 年度実施講習一覧
No
開講科目
講座名
開講日
担当講師
単位数
1
教育課程及び指導法に関す
る科目
英語科教育法A
7月 16 日(土)
7月 30 日(土)
斉田 智里
1
2
英語コミュニケーション
英語コミュニ ケ
ーションA
8月3日(水)
8月9日(火)
Charles Wiz
1
3
英語学
英語学A
8月 10 日(水)
8月 12 日(金)
高橋 邦年
1
4
英米文学
英米文学A
10 月 15 日(土)
10 月 22 日(土)
合田 典世
1
【注意】
※ 「異文化理解」「生徒指導、教育相談及び進路指導」に関する講座は平成 29 年度から履修。
※ 受講申込みに当たっては、募集要項の該当ページをよく読んだ上で行うこと。
※ 担当講師は変更となる場合がある。
※ 各講座とも2日ずつの開催とする。1日目のみ、2日目のみの出席では単位認定は行えない。ま
た、どちらか1日の出席で良いということではないので、受講申込みの際は十分注意すること。
16 連絡・問い合わせ先
〒231-8509 横浜市中区日本大通33
神奈川県教育委員会教育局支援部子ども教育支援課
担当
後藤(博) 古島
電話 045-210-8217