新 し い学 校 を 楽 し む子 ど も た ち !! 大 事 な ス タ ー ト に し た

平成28年度
№2
(4月18日号)
題字
武井美代
~自立と共生の礎を培い、今と未来を豊かで創造的に生きる子どもを育てる学校~
あたら
がっこう
たの
こ
新 し い 学 校 を 楽 し む 子 ど も た ち !!
だ
い
じ
大 事 な ス タ ー ト に し た い …
かいこうしき
にゅうがくしき
お
おいかみにししょうがっこう
せいかつ
はじ
4月11日の開校式、入 学 式 を終え、老上西 小 学 校 の生活がいよいよ始まりました。
すうじつ
よ う す
み
こうない
ここ数日の様子を見ていると、校内のあちこちで、子どもたちが学校の新しさをよろこび、楽し
んでいるのがよくわかります。
こうしゃ
きょうしつ
ろ う か
はば
校舎も教 室 も新しく、オープンスペースになっている廊下はかなりの幅がとってあります。学校
おお
ちゅうおうかいだん
いち がくねんぶん
こ
にんずう
よ ゆ う
つど
のシンボルになる大きな中 央 階段には一学年分を超す人数が余裕で集えそうです。
うんどうじょう
いちだん ひく
がわ
なが
さそ
ひろ
運 動 場 は一段低くなっていますが、校舎側から眺めると子どもたちを誘うように広がっていて、
すべ
だい
うん てい
のぼ
ぼう
しゅうへん
はや
ジャングルジムや滑り台に、雲梯や登り棒に、新しくできたビオトープの周 辺 にも早くからたくさ
あつ
んの子どもが集まっています。
おいかみしょう
そと
あそ
い
かいしょうこうぐちまえ
老上 小 学校では、外で遊ぶと言えばほとんど運動場だけでしたが、新しい学校には1階 昇 降 口前
きょうしつとう
あいだ
ひ ろ ば
テラスや3つの教 室 棟 の 間 にある2つの広場などたくさんのスペースをみつけることができます。
だんぜん
さいのう
ほか
お と な
き
さらに、そういうことに断然の才能がある子どもたちですから、その他にも大人が気づかないよう
ぜっこう
ば し ょ
なところに絶好の遊び場所をみつけることもできるのでしょう。
かく
がっきゅうめい
もくひょう
かかり
き
きょうか しょ
ひら
各教室ではオリジナルの学 級 名 や学級目 標 、 係 などを決めるのでも、もらいたての教科書を開
がくしゅう
しんせん
き
いて学 習 を始めるのでも、やはり、子どもたちの新鮮なやる気がうかがえます。
ぜんごう
つた
ほんこう
じりつ
前号でお伝えしたとおり、本校は『自立と
きょうせい
いしずえ
つちか
いま
みらい
ゆた
ちから
そうぞう
かだい
共 生 の 礎 を 培 い、今と未来を豊かで創造
てき
い
いくせい
きょういくもくひょう
かか
ぬ
○自分の 力 でやり抜く子ども
せいかつじょう
しょもんだい
じみち
学習課題や生 活 上 の諸問題に地道に取り
かんたん
やす
なが
的に生きる子どもの育成』を 教 育 目 標 に掲
組む子ども、簡単にあきらめたり、易きに流
げました。
されたりしない子どもを育てていくために、
そだ
たか
りそう
ただし、学校教育目標は高い理想であり、
いっぽ
ちか
ねが
ほんねん ど
そこに一歩ずつ近づくことを願って、本年度
じゅうてんもくひょう
ぞう
び
おも
に取り組ませたいと思います。
せってい
の 重 点 目 標 を“めざす子ども像”で設定し
ました。
みずか
ひ
日々の学習や学校生活にじっくり、ていねい
とも
○共に生きる子ども
こと
かんが
○ 自 ら 考 え、 表 す子ども
せい
あた
与えられたことならがんばれるけれど、自
しゅたいてき
じぶん
おも
ら主体的に考えたり、自分の思いや考えを表
にがて
い
げんざい
したりすることが苦手 と言 われがちな現在
あ
の子どもたち…本校でも当 てはまるところ
があります。
がくりょくこうじょう
とく
みと
あ
く
学 力 向 上 にしっかり取り組みながら、学
りょうめん
こんなん
た
む
困難 に立 ち向 かったりできる子どもを育て
がっきゅうけいえい
とくべつかつどう
たいけん
るために、日々の 学 級 経営や特別活動、体験
てき
じゅうじつ
はか
的な学習の 充 実 を図ります。
どうよう
い
かた
また、これまでと同様“いのち・生き方・
まな
たいせつ
人権”を学ぶことを大切にしていきます。
ばめん
習、生活 両 面 で“考え、表す”場面をつく
っていきたいと考えています。
た
性を認め合う子ども、他と共によろこんだり、
じんけん
と
そんざい
自分とは異 なるさまざまな存在 やその特
あらわ
○新しい学校づくりにかかわる子ども
しゅたいてき
さんか
せっ
主体的に学校づくりに参加する子ども、積
きょくてき
しゃかい
けいしょう
極 的 に社会にはたらきかける子どもを育て
学校づくりを進めていくうえでは、
『継 承
そうぞう
ていきたいと思います。
そのために、できるだけ子どもたちの思い
ばめん
ふ
いじょう
く
ぐたいてき
し、できるだけ具体的にお伝えしていきたい
ます。
し み ず や す ゆ き
と思います。
※
かえ
以上のことについては、これからも繰り返
どりょく
ら考えて動 く場面 を増 やす努力 をしていき
※
い
がキーワードになります。
や考えを学校づくりに取り入れ、子どもが自
うご
ちから
と創造』『さまざまな 力 が活かされる学校』
(清 水 康 行)
※
あず
“預かりもの”の学校を大切に使っていきたい
や く そ く
ひ つ よ う せ い
約 束 や ル ー ル の 必 要 性 を 学 ん で ほ し い
すこ
じかん
さかのぼ
しんせつこう
ちゃくにん
きょうしょくいん
つうじょう
ね ん ど はじ
ぎょうむ
べつ
少しだけ時間を 遡 ると、新設校に 着 任 した 教 職 員 が 通 常 の年度初め業務とは別にま
めせん
こうないめぐ
てんけん
ず取り組んだことが“子ども目線での校内巡り・点検”でした。
あらた
しせつ
せつび
つか
そのなかで、 改 めて、この新しくすばらしい施設・設備を大切に使っていきたい、使っ
き も
どうじ
きけんかしょ
き
てもらいたいという気持ちになりました。同時に、子どもにとっての危険個所や気になると
じっさい
むか
あき
かだい
で
ころも見つかりました。また、実際に子どもたちを迎えてから明らかになる課題も出てくる
だろうことが見えてきました。
さっそく
きょういく い い ん か い
たいさく
て
い
ねが
学校では早速、 教 育 委員会に必要な対策・手入れをお願いするとともに、学校生活の約
束・ルールづくりにあたりました。
よくじつ
たんにん
きょうし
いっしょ
開校式の翌日から、担任の教師は、学級で、あるいは子どもたちと一緒に校内巡りをしながら、
し ど う
おこな
約束・ルールについての指導を 行 っています。
てき
き ん し
せいげん
お と な
め
し かく
“これもだめ、あれもだめ”的に禁止・制限ばかりをかけたくはありませんが、大人の目の死角
ようじょうちゅう
し ば ふ
た
い
うわぐつ
ゆ
き
まどぎわ
になる場所や 養 生 中 の芝生への立ち入り禁止、上靴で行き来できるスペースの制限、窓際や中
き け んこ う い
央階段での危険行為の禁止などはどうしても必要です。
こんかい
ざんていてき
こ ん ご
おう
かいてい
今回の約束・ルールは暫定的なもので、今後、必要に応じて改定していかなければならないこ
とも子どもたちに伝えています。
みりょくてき
かん
みず
さ
魅力的な場所がいっぱい!と感じている子どもには水を差すことになるかもしれませんが、子
こうきょう
ば
どもたちにはせっかくのチャンスを「学校(公 共 の場)を大切にし、約束やルールの必要性を
たいけんてき
き か い
ほ ご し ゃ
り か い
し ど う
体験的に学ぶ」機会にしてほしいと願っています。保護者のみなさまにもご理解とこれらの指導
か て い
きょうりょく
ねが
についてのご家庭でのご 協 力 をお願いいたします。
し
《お知らせ》
こんご
たいいくかん
しろ
うわぐつ
(清 水 康
さきぶぶん
行)
とういつ
今後、体育館シューズは白、上靴は(シューズの先部分が)カラーのものに統一し
つぎ
か
かあ
さい
き
ていきたいと考えています。次の買い替えの際にお気をつけいただきますようお願いします。