業務委託仕様書(PDF:230KB)

子どもを育む文化創造事業 業務委託仕様書
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事業の目的
少子化対策条例の理念に基づき、『府民一人ひとりが家庭を築き、子どもを生み、
育てることに対する関心と理解を深めるとともに、社会全体で子育てを応援・実践
する気運を醸成する』府民運動を展開する。
2
契約期間
契約締結日から平成29年3月31日まで
3
委託業務内容
企画立案・構成、広告枠の確保や関係団体との交渉、広報物の作成等、キャンペ
ーン及び情報発信に係る業務全般とし、制作物は本府ホームページ並びに京都府少
子化対策府民会議及びきょうと婚活応援センター主催のイベント等少子化対策事
業に活用できるよう、企画、出演者、音楽等の権利関係を調整すること。なお、年
度末時点での本事業の認知度の目標は 60%とする(京都府が、府内各地域・年代
ごとに、事前に登録した方を対象として京都府広報モニターアンケートを実施し計
測する)。
Ⅰ 専用ホームページの作成
本事業の専用ホームページを作成し、下記Ⅱの事業の効果的な情報発信及びメン
テナンスを行うこと。本ホームページについては、府の関連事業と十分に連携した
ものとする。
なお、本ホームページは次年度以降に向けて継続性のあるものとし、契約期間終
了後も府が本ホームページを切れ目なく運用できるよう、その作成・更新・管理に
必要なコンテンツや操作方法等を京都府に提供すること。
提案にあたっては、見やすく訴求力のあるページビジュアル及び本事業を表現す
るキャッチコピーを提示すること。キャッチコピーについては、本事業の趣旨を凝
縮し、府民が各々の立場で本事業に参画できるようなものとする。
Ⅱ
各実施事業
(1) 京都府少子化対策府民会議
社会全体で少子化対策を推進する気運を醸成するため、京都府、府民、事業者、
市町村、結婚支援団体、子育て支援団体、教育関係機関等で構成される府民会
議を設置し、普及啓発活動の推進や情報共有・情報交換、京都府との事業協働
等を実施する。
① 専用ページの作成
Ⅰの専用ホームページ内に、本事業のページを作成し、本会議の概要や構成団
体の取組をわかりやすく掲載する。
-1-
② 内容の逐次更新
上記内容に変動があった場合は逐次すみやかに内容を更新する。
(2) 子育て育み応援団(仮称)
「きょうと育児の日」における定時退社の促進や地域社会におけるボランティ
ア活動参加等、子育て応援に賛同する企業を「子育て育み応援団(仮称)」と
して募集し、賛同企業の「行動宣言」を専用ページに掲載する。
① 専用ページの作成
Ⅰの専用ホームページ内に、本事業のページを作成し、賛同企業の行動宣言及
び各企業の取組をわかりやすく掲載する。
② 内容の逐次更新
賛同企業やその取組内容に変動があった場合は逐次すみやかに内容を更新す
る。
(3) 第10回子育て支援表彰に係る記念シンポジウムの開催・事例集の作成
子育て支援に寄与する団体を知事から表彰する第10回子育て支援表彰の記念
式典開催に合わせて、講演やシンポジウム等の催しを開催し、子育てを応援す
る気運醸成を図る。
① 催しの実施
多くの府民が参加し本事業の趣旨が十分に伝わるものにするとともに、教育評
論家の講演等、教育部門と連携した企画とすること。開催にかかる効果的な企
画・制作および事前広報を実施すること。(年内に実施、参加規模200名程
度)
② 子育て応援企業事例集の作成
第10回までの受賞企業・団体の取組を紹介する事例集を作成すること
(ア)
体裁
A4版
(イ)
頁数
150頁程度(1 団体1頁)
(ウ)
印刷
表紙フルカラー・中面モノクロ両面刷り
(エ)
紙質
コート紙
(オ)
部数
500部
※校正は京都府が校了とするまで行うこと。
※PDF及びJPEGファイルも京都府に納入すること。
③ 専用ページの作成及び逐次更新
Ⅰの専用ホームページ内に、本事業のページを作成し、受賞企業・団体の事例
及び催しの開催結果・概要をわかりやすく掲載する。
(4) 一緒にしあわせ!子育て京都キャンペーン
20代の未婚者が、結婚や子育てにポジティブなイメージとライフデザインを
描くための意識醸成を図るため、府民参加型のポジティブキャンペーンを実施
する。
-2-
① 作品の募集
「一緒にしあわせ部門(仮)」「子育て部門」に分け、コメントやエピソード
とともに府民から写真を広く募集する。募集ターゲットは主に20~30代の
パートナーまたは子どもを持つ府民とする。作品募集にあたっては、チラシや
雑誌、SNS等広くターゲットに届く媒体を活用して、本キャンペーン内容を
周知すること。提案にあたっては、多く一般府民が参加する広報手法や参加賞
等参加者へのインセンティブを含めた企画内容を提示すること。なお、延べ参
加者数の目標は1,000組とする。
② 応募作品を活用した広報
応募作品を活用し、訴求ターゲット(20代の未婚者)に伝播する広報を実施
する。提案にあたっては、ポスターやCM等、多様なメディアを効果的に組み
合わせて印象に残る広報や企画、広報媒体を提示すること。
③ 作品展示会の開催
府内で実施する府の催しの際に、作品展示会を同時開催する。受託者にあたっ
ては、応募作品を適当な仕様に印刷すること。
(ア)
体裁
A3版
(イ)
印刷
フルカラー
(ウ)
紙質
コート紙
(エ)
部数
各1枚(500作品程度)
④ 専用ページの作成及び逐次更新
Ⅰの専用ホームページ内に、本キャンペーンのページを作成し、事業内容や応
募作品の紹介のほか、パートナーや子育てにまつわるエピソードや疑問、アド
バイス、京都府の結婚支援・子育て支援施策についてわかりやすく掲載する。
(5) 学生キャンペーン動画コンテスト(仮称)
本事業への学生参加を図るとともに、若い世代に向けた効果的なPRコンテ
ンツとして京都府の広報に活用するため、学生を対象にしたキャンペーン動
画コンテストを実施する。
① 作品の募集及びコンテストの実施
「一緒にしあわせ部門(仮)」「子育て部門」に分け、結婚や子育てに前向
きになれる動画(30秒を想定)をエピソードやメッセージとともに広く募
集する。募集対象は高校生、大学生、大学院生、専門学校生とし、学生が参
加しやすい手法と効果的な広報方法を用いることとする。
受賞作品については、審査員の審査および学生の投票によって決定する。審査
員による審査は5名程度で1回の実施を想定し、委員は京都府と協議の上選定
すること。なお、委員に対する報償費・旅費の支払いは委託経費の範囲内とす
る。
提案にあたっては、コンテスト名及び受賞賞品や著名な審査員の活用等の参加
者へのインセンティブを含めた企画内容についても提示すること。
延べ参加学生数の目標は1,000人とする。
-3-
② 受賞作品を活用した広報
受賞作品を活用し、訴求ターゲット(20代の未婚者)に伝播する広報を実施
する。受賞作品をシネアドやCM等に活用する際には、受託者において府政情
報を組み合わせた映像媒体を制作することとし、放送名義は京都府少子化対策
課とする。提案にあたっては、受賞作品の効果的な活用方法や広報媒体を提示
すること。
③ 協賛企業の募集
本事業への協賛事業者等を募り、広報協力を依頼すること。
④ 表彰式・上映会等の実施
受賞作品を広く発信するためのイベントを実施する。京都府少子化対策府民
会議の開催等、府の関連事業と十分に連携したものにすること。
⑤ 専用ページの作成及び逐次更新
Ⅰの専用ホームページ内に、本コンテストのページを作成し、事業内容および
作品の紹介をわかりやすく掲載すること。
(6) 学生子育て育み応援隊(仮称)
子育てを応援するボランティア活動を行う大学生、大学院生、専門学校生を「学
生子育て育み応援隊(仮称)」として募集し、各応援隊の活動内容を専用ペー
ジに掲載する。
① 専用ページの作成及び逐次更新
Ⅰの専用ホームページ内に、本事業のページを作成し、事業内容や各応援体の
活動内容と連絡先をわかりやすく掲載する。応援隊やその活動内容に変動があ
った場合は逐次すみやかに内容を更新すること。
(7) 京都府との調整
受託者は、業務の遂行にあたり、京都府と定期的な打ち合わせを行うものと
する。また、本事業の実施にあたって不明な点や執行上の疑義が生じた場合
は、府と協議して行うこととする。協議が整わないときは、京都府の指示す
るところによるものとする。
(8)子育て支援NPO団体との連携・協働
受託者は、京都府とともに、府内子育て支援団体等と連携・協働しながら本
事業を実施することとし、子育て家庭への参加の働きかけ及び広報にあたっ
ては、各団体の取組を積極的に活用するなどの方法により企画・実施するこ
と。
4
提案内容
本事業の趣旨を踏まえ、下記の点について効果的な方法を提案すること。
(1) 専用ホームページのページビジュアル及び本事業のキャッチコピー
(2) 子育て支援表彰にかかる記念シンポジウム等の企画内容
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(3) 「一緒にしあわせ!子育て京都キャンペーン」作品募集時の広報方法及び応募
作品を活用した広報・企画内容
(4) 「学生キャンペーン動画コンテスト(仮称)」効果的なコンテスト名・企画内
容及び作品募集時の広報方法
(5) 「学生キャンペーン動画コンテスト(仮称)」受賞作品を活用した広報・企画
内容
(6) その他、本事業の趣旨を踏まえ、効果的と思われるような事業の提案
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その他
(1) 本業務により得られた成果は、原則として府に帰属する。
(2) 本事業が完了したときは、京都府の定める方法により報告書を提出すること。
(3) 受託者は、本業務(再委託をした場合を含む)を通じて知り得た情報を機密情
報として取り扱い、目的外の利用、第三者に対する開示、漏えいをしてはなら
ない。契約終了後も同様とする。
(4) 受託者は、本業務(再委託をした場合を含む)を履行する上で個人情報を取り
扱う場合は、個人情報保護法等を遵守しなければならない。
(5) 受託者は、業務の一部を第三者に再委託することができる。その場合は、再委
託先ごとの業務内容、再委託先の概要及びその体制と責任者を明記の上、事前
に書面にて報告し、府の承諾を得なければならない。
(6) 本業務の実施に伴い第三者が与えた損害は、京都府の責に帰すべきものを除
き、全て受託者の責任において処理することとする。
(7) 本業務に固有の手法、資料の著作権は京都府に帰属するものとする。
(8) 受託者は、本業務の遂行に必要な情報を自主的に収集し報告するとともに、京
都府に有益な提案を積極的に行うこと。
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