(案)に対する意見と市の考え方 (PDF 130.4KB)

◎浦安市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正(案)
についてのご意見と市の考え方
A:意見を受けて加筆・修正したもの
B:案に意見の考え方が概ね含まれていたもの
C:案に意見の考え方が一部含まれていたもの
D:案に意見の考え方が反映・修正されないもの
E:その他の意見
番号
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意見要旨
マイナンバーの利用拡大は、市民の利便性の向上や行政事務の効率化につながるため非常
によいことだと思います。
条例第41号を改正し、法定事務以外の事務の中に浦安市の独自利用事務を追加することで、
行政事務の効率化や縦割り状態の緩和、市民の利便性の向上等においてメリットがあると考え
ます。
対応
市の考え方
B
ご意見をいただきましたように、法定事務以外の本市の独自利用事務についても、個
人番号が利用できる事務として新たに条例に位置づけることで、より一層の市民の利便
性の向上や行政事務の効率化を図っていきます。
B
特に、特定教育・保育施設又は特定地域型保育事業の利用の調整に関する事務において個
人番号を利用することは、保護者の負荷を減らすだけでなく、保育のニーズを把握して対応する
等の市の事業にも活用できるかもしれません。
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B
セキュリティーには十分注意して運用して絶対に事故がないようにしてもらい、今後もさらなる
利用拡大して頂ければと思います。
本条例に追加される内容は、生活保護や重度障がい者医療、子ども医療、ひとり親家庭と
いった、より厳重に取り扱うような情報かと思います。6.の未就学児童を対象とした施設の利用
調整では、保護者の勤務先や年収等、非常に多くの情報が入っています。万が一の漏洩があっ
た場合、市民の不利益に繋がる危険性が高い重要な情報です。
今回の条例改正により、平成29年1月(予定)以降、上記事務において個人番号による庁内連
携が可能になり、それらについては規則で定めるとのことですが、情報セキュリティについては、
高いレベルで業務がなされるよう、より一層のご尽力を期待しております。
浦安市においては、情報政策課を中心として、いつ、誰が、どの端末でデータにアクセスしたの
かというログの記録や監視、情報にアクセスすることができる職員の管理、パスワードではなく
指紋等による端末の生体認証、データを個別の端末にダウンロードする際の情報の取り扱い、
USBメモリ等の外部記憶装置への情報の移行の可否、そして、標的型攻撃メール等によるサイ
バー攻撃についての対応や訓練等に取り組んでくださっていると思います。
本条例の改正後、情報についての庁内連携が始まった際には、そのような情報セキュリティの
重要性がさらに増すことが予想されます。今回の条例の一部改正には直接的には関係しないコ
メントかもしれませんが、現状のセキュリティを再チェックし、さらに高いレベルで業務を行って頂
けると幸いです。
個人的には、浦安市は情報やシステムについて優れれた力を有していると思います。市民が安
心して生活できるよう、万全の体制をお願いいたします。
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E
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「特定教育・保育施設又は特定地域型保育事業の利用の調整に関する事務」につい
ては、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律別
表第1の主務省令で定める事務を定める命令(平成26年内閣府・総務省令第5号)」の
改正により、新たに規定された「児童福祉法第24条第3項の調整又は要請に関する事
務」に該当することがわかりましたので、市の独自利用事務としてではなく、今後は法定
事務として個人番号の利用を進め、より一層の市民の利便性の向上や行政事務の効率
化を図っていきます。
個人番号を利用した事務の遂行に当たっては、取り扱う個人情報に関する安全対策も
非常に重要と認識しています。今後、条例の施行規則において、個人番号を利用する事
務の内容や利用する情報を具体的に規定するとともに、当該情報にアクセスすることが
できる職員も厳重に管理し、また外部からの不正アクセス対策など、これまで以上のセ
キュリティ対策に取り組んでまいります。