高等部前期職場 高等部前期職場実習に向けて

進路だより
だより 第3号
平成28
8年6月3日発行
県立五泉特別支援学校
進路指導部
高等部前期職場実習
高等部前期職場実習に向けて
6 月 13 日(月)から、高等部
高等部の前期職場実習が始まります。職場実習
職場実習は、高等部卒
業後の生活を想定し、身支度
身支度や通勤から作業、職場でのコミュニケーションなど
でのコミュニケーションなど、自分
がどのくらい力が付いているか
いているか、今の自分に必要な力は何かを確認する
する重要な機会にな
ります。さらに「こんな大人
大人になりたい」
「こんなふうに働きたい」というようなあこが
というようなあこが
れや目標を見付け、そのための
そのための目標や向上心をもつための機会となります
となります。
学校では、必要なときに職員
職員の支援がありますが、卒業後の生活はなかなか
はなかなか同じよう
にはいきません。自分で準備
準備をし、自分で判断して行動することも多
多くなります。今か
ら少しずつ、「ひとりだち」「働く生活」に向けた準備を進めていきましょう
「
めていきましょう。
職場実習にあたり、保護者
保護者の皆様には、実習関係書類の記入、実習先
実習先への挨拶、実習
中のお子様の健康管理や励まし
まし、実習日誌の記入など、行っていただくことが
いただくことが多くあり
ます。ご多用の中恐れ入りますが
りますが、円滑な職場実習の実施のため、お
お子様の希望する進
路の実現のため、ご協力をお
をお願いいたします。
小・中学部のお子様も、高等部
高等部になりましたら職場実習を行い、進路選択
進路選択・決定をし
ていくことになります。ぜひ
ぜひ、今から、お子様が将来目指す姿をイメージし
をイメージし、お子様の
希望に沿った適切な進路に向
向けて、必要な情報を集めていっていただきたいと
めていっていただきたいと思います。
【職場実習について、保護者
保護者の皆様に知っておいていただきたいこと
っておいていただきたいこと】
①実習先は、人手不足で多忙
多忙の中、善意で実習を受けてくださって
くださっています。実習に関
する謝金や助成金は一切
一切ありません。
→実習を受けていただくことへの
けていただくことへの感謝の気持ちをもち、実習先へのサポートを
へのサポートを心掛
けましょう。
②実習にあたり、一番不安
一番不安を感じているのは「実習先」です。
→双方にとってよりよい
い実習となるよう、書類の記入や事前打ち
ち合わせを丁寧に行
いましょう。
③お子様の様子は、家庭と
と学校、実習先では違うことがあります。
。
→実習中に実習先を訪問
訪問していただくと、実習の様子も分かり、
、お子様も「やる気」
を高めます。ご希望の
の場合は、担任にご相談ください。
高等部校内実習
高等部校内実習について
職場実習の期間に合わせて、
、学校でも「校内実習」が行われます。
。4つの作業班に分
かれ、一日の作業学習を通して
して、働くための技能、態度、知識などを
などを身に付けることを
ねらいとしています。
高等部1年生は、初めての校内実習
校内実習となります。作業を通して、
「働
働くためにはこうい
うことが必要なんだ」ということを
ということを実感し、自分に必要な力を身に付
付けるために努力し
てほしいと思います。
作業だけできても、
「働く力
力」が十分に備わったとは言えません。持
持ち物の準備や身だ
しなみ、あいさつ、返事、報告
報告などのコミュニケーション、実習日誌
実習日誌の記入、そして、
普段からの健康管理(早寝早起
早寝早起き、食事など)も含めて、生活につながる
につながる力を広く身に
付けていくための校内実習です
です。これらのことは、学校だけでなく、
、ご家庭でのご支援
が不可欠です。これからお子様
子様がよりよい生活を送ることを目指し、
、ご協力をお願いい
たします。
障がい者手帳
者手帳の取得と就労について
について
現在当校に在籍しているほとんどの
しているほとんどの児童生徒が、障がい者手帳を取得
取得しています。障
がい者手帳は、
「療育手帳(知的障
知的障がい)」、
「身体障がい者手帳(身体障
身体障がい)」、
「精神障
がい者保健福祉手帳(精神障がい
がい)」の3種類です。障がい者手帳があると
があると、様々なサー
ビスや支援を受けたいときに、
、スムースに手続きができます。また、
、鉄道やバス、タク
シーなどの乗り物、公共施設の
の入場料金、その他公共料金が割引になったりします
になったりします。
当校で多いのは「療育手帳」
」です。児童(18歳未満)の場合は児童相談所
児童相談所で判定の
手続きを行います。
当校の場合、高等部卒業後の
の進路は、障がい者手帳がないと、企業
企業への就労を目指す
場合に通常の高校生と同様に学力検査
学力検査などの筆記課題が求められ、本来
本来の力を見てもら
うことができません。また、必要
必要な障がい福祉サービスを受けることも
けることも難しくなります。
まだ障がい者手帳を取得していない
していない、もしくはこれから取得を目指
目指す場合は、学校へ
ご相談ください。
ご不明な点は、いつでもお問い合わせください。
県立五泉特別支援学校
TEL 0250-43-4370
FAX 0250-43-1980
担当 進路指導部
神田 雄作