H28.6.1号 かがやく子ども通信

平成28年度
№5
(6月1日号)
~自立と共生の礎を培い、今と未来を豊かで創造的に生きる子どもを育てる学校~
草津市立老上西小学校 〒525-0066
かいこう
げつ
じ
開校2か月
あたた
草津市矢橋町 508-1 TEL 077-566-2401
き
FAX 077-566-1224
たいせつ
この時期に大切にしてほしいこと
み ま も
きょうりょく
ぶ
じ
す
がっこう
いま
みなさまの 温 かな見守りやご 協 力 により開校して無事2か月が過ぎ、学校は、今の時期を、
もくひょう
い ま い ち ど たし
げんじょう
か だ い
き
せ い り
①目 標 やめざすものを今一度確かめ、 ②現 状 や課題、気になることを整理して、
とうしょ
て
だ
たい
ひつよう
くわ
だんかい
③当初の手立てややりかたに対して必要な手を加えていく段階
ととらえています。
こ
ひ
び
子どもたちにも、この時期に大切にしてほしいことがあり、それらはいずれも日々のくらしの過
かた
がくしゅう
し か た
おお
ごし方や学 習 の仕方に大きくかかわります。
か て い
ちからぞ
ご家庭でもぜひお力添えください。
も
がくしゅう
のぞ
1 “めあて”を持って 学 習 に臨み、しっか
りと“ふりかえる“
いちじかん
じゅぎょう
なに
まな
一時間の 授 業 で、「何を学ぶのか」と「何
を学んだのか」…。つまり、学習のスタート
はなし
とゴールの 話 です。
かくがっきゅう
ていじ
各 学 級 では、“めあて”の提示と“ふりか
じかん
もう
おこな
じゅぎょうふうけい
《5月の授 業 風景から》
えり”の時間を設けることをきちんと 行 うよ
つよ
いしき
うち
かえ
きょう
か
お家に帰ったお子さんが、
「今日の○○科の
べんきょう
ぐたいてき
こた
かえ
ぶん
少しでも具体的に答えを返せれば、その分だ
け“めあて”と“ふりかえり”が自分のもの
い
になっていると言えるでしょう。
おも
3 開校2か月の自分をふりかえる
しんねんど
はな
さいしょ
な子どもがいるかもしれません。
いっぽう
ともまな
く
きほんちゅう
“話す”“聴く”は、そのための基本中の
あたら
あず
うつく
つか
やくそく
に使おう」「学校の約束やきまりを大切にし
き
も
たも
す
よう」という気持ちを保って2か月を過ごす
基本です。
ところが、子どもに“話しきらせる”“聴
ことができました。
ぞんがいむずか
だからこそ、今の時期にもう一度、それら
ききらせる”ということは存外 難 しいもので、
おとな
み
しい学校、預かりものの学校を 美 しく、大切
授業づくりに取り組んでいます。
しゅうい
ぜんたいてき
一方、子どもたちを全体的に見ると、「 新
本校では『一人学び』と『共学び』のある
と
こころ
ちですが、最初のめあては今もちゃんと 心 に
き ど う しゅうせい
き
ひ と り まな
むか
はりきって新年度を迎えたはずの子どもた
あるでしょうか。なかには、軌道 修 正 が必要
しっかり“話す”“聴く”“やりきる”
ほんこう
み
と思っています。
じぶん
2
い
と
授業では何を 勉 強 してきたの?」の問いに、
すこ
にがて
が苦手な子どもにはとても意味のあることだ
う強く意識しています。
きかい
めんどう
周囲の大人が意識して機会をつくり、面倒が
ちから
のことをふりかえっておきたいと思います。
そだ
らずに対することでその 力 は育っていきま
す。
ほか
みずか
うご
その他にも、子どもたちには、 自 ら動く、
すす
また、やればできることを“やりきらせる”
ねば
のは、「難しいことに粘り強く取り組む」の
進んでやっていくということをますます大切
ねが
にしてもらいたいと願っています。
(清 水 康
行)
め
こころ
くば
子どもが持っているモノに目 と 心 を配 ってください…
おいにし
こ
こうがいせいかつ
こう
『老西っ子のやくそく』の「校外生活」の項には、
みせ
い
□
子どもだけで店やゲームセンターには行きません。
□
ゲームや携帯電話などを使う場合は、お家の人と約束を決めます。
けいたい で ん わ
つか
エスエヌエス
ばあい
うち
ただ
よる
ひと
やくそく
じ いこう
しよう
き
メールやSNSなどは正しく使い、夜9時以降の使用はひかえます。
ないよう
という内容があります。
わかもの
だま
ぶんぐ
ビー玉、メンコ、ファンシー文具、キャラ
こもの
じだい
おお
クター小物…など、いつの時代にも多くの子
むちゅう
あつ
とも
じまん
あ
どもが夢中で集めたり、友だちと自慢し合っ
こうかん
たり、交換し合ったりするものがあり、とき
すがた
しゅうい
おとな
には、そのような子どもの 姿 に周囲の大人が
まゆ
ひそ
もんだい し
しんぱい
眉を顰め、問題視したり、心配したりするよ
しょうがくせい
そして、子どもがまだ小 学 生 であっても、
よるおそ
はな
「夜遅くまでスマホから離れない」「友だち
つうしん
つか
との通信に疲れている」といった心配をされ
ほ ご し ゃ
そうとう
る保護者は相当おられます。
がっこう
やくそく
学校の約束とは言っても、校外生活のこと
かく
うなこともありました。
げんざい
やはり若者です。
かてい
かんが
じじょう
は各ご家庭のお 考 えやご事情によるところ
あいだ
は や
さて、現在、子どもの 間 で流行っているも
はず
のに『カード』と『SNS』は外せません。
しょうち
が多くなるのは承知しています。承知のうえ
と
ま
で、子どもたちを取り巻く『カード』や『S
じょうきょう
さっこん
せかい
ところで、昨今の子どもの世界には、“大
しゃかい
し
く
も
こ
人社会の仕組み”がそのまま持ち込まれ、子
つよ
えいきょうりょく
のが
むずか
どもがその強い 影 響 力 から逃れるのが 難
ばあい
しい場合があります。
き き か ん
NS』などの 状 況 に強い危機感を持ってい
ひじょう
き
ぐ
ます。非常に危惧しています。
こま
まずは、ご家庭で細やかに目と心を配って
おも
いただきたいと思います。
も
もの
かって
わが子であっても、子どもの持ち物を勝手
さわ
『カード』集めにもそのことはあてはまり
とうせつ
しんか
のぞ
に触ったり覗いたりはできないかもしれませ
はな
あ
ます。当節、『カード』もずいぶん進化(?)
ん。それでも、お子さんと話し合ってルール
しており、それを使ってゲームセンターやゲ
をつくっていただき、子どもが持っているモ
あそ
あら
ームコーナーなどで遊びたい、新たなカード
き しょう
て
い
や稀 少 な(レアな)カードを手に入れたいと
よっきゅう
じょうず
しげき
し く
いう 欲 求 を上手に刺激するように仕組んで
つか
かた
はあく
ノやその使われ方を保護者として把握する
ほうほう
かくほ
方法をちゃんと確保しておいていただきたい
と思います。
ねが
よろしくお願いします。
あります。
かい
スマホなどを介した『SNS』についても、
はや
進化(?)のスピードはますます速まり、大
と
のこ
人の多くがすぐに取り残されてしまう進化
つね
さいせんたん
(?)のなかで、常に最先端にいられるのは、
ちいき
む
『SNS』については、学校でも、保護者向け
とくべつじゅぎょう
けんとう
のお話や子ども向け特別 授 業 などを検討して
(清 水 康
います。
行)
きょうどう
家庭や地域と 協 働 する学校として『老上西小コミュニティ・スクール』をめざします。
ちから
い
か だ い
“家庭や地域の 力 が活かされる学校”、“子どもの課題にともに取り組む学校・家庭・地域”
だいひょう
かた
うんえい い い ん か い
た
あ
づくりをめざし、地域や家庭の代 表 の方による運営委員会を立ち上げます。
ぼしゅう
きょうりょく
ねが
老西小サポーターの募集も考えており、これからご 協 力 をお願いしていきたいと思います。
こうじちゅう
ウェブに っ き
まいにち こうしん
まだ工事中のところもありますが、Web日記はほぼ毎日更新…
らん
ぜひ、ご覧ください!
か い せつ
学校ホームページを開設しました!http://www.oikaminishi-p.skc.ed.jp/