農林水産部 農村振興課 担当:農村活性化係 伴、窪田 News Release 電話:(直通)076-444-3381 (内線)3975 平成 28 年6月8日 環境保全型農業の生物多様性保全効果の調査について 環境保全型農業による生物多様性の保全効果を評価するため、本県で有機農業に取 り組むほ場等に生息する生き物の調査を次のとおり実施します。 1 調査日時・場所等 日時 区分 調査場所 6月 10 日(金) 10:00~12:00 有機ほ場 (有)小原営農センター 富山市岩木 8 慣行ほ場 谷井 康修氏 富山市岩木新 159 6月 13 日(月) 有機ほ場 竹中 義雄(俊輔)氏 南砺市高宮 5176 10:00~12:00 慣行ほ場 (農)高宮営農組合 南砺市高宮 5174 ※「有機ほ場」は国の環境保全型農業直接支払交付金を受けて有機農業に取り組むほ場。 ※「慣行ほ場」はその近隣の慣行栽培ほ場。 ※ 7月中下旬に2回目の調査を予定。 2 調査員 県農村振興課、県農業技術課、県農林水産総合技術センター、 富山・砺波農林振興センター、富山市、南砺市 職員 3 調査対象生物等 (1)カエル類(トノサマガエル) ・調査方法:畦畔上と畦畔ぎわ1株目までを畦畔に沿って 10m歩き、カエルの個体数を見取り調査 (2)水生コウチュウ類(ガムシ、ヒメガムシ等の成虫) ・調査方法:畦畔とイネ株1株目の間に網を入れ、水底の泥の表面をすくい取り調査 (3)トンボ類(アカネ類、羽化した抜け殻及び成虫) ・調査方法: 〈抜け殻〉畦畔に沿って 10m歩きながら、畦畔ぎわから3株目までのイネの下部が見 やすいよう棒で傾けて抜け殻を探す 〈成 虫〉畦畔を歩きながら、イネ株に止まっている成虫を探す 4 その他 本調査は、国の環境保全型農業直接支払交付金の事業効果の評価を行うための調査として、「農業 に有用な生物多様性の指標生物調査・評価マニュアル」(農林水産省農林水産技術会議事務局作成)に 基づき、実施するものです。 (参考 URL:http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/shihyo/index.html) カエル類 水生コウチュウ類 (トノサマガエル) (ガムシ)
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