東大阪市新地方公会計制度導入支援業務委託仕様書 1.委託期間 契約締結日から平成29年3月31日まで 2.委託を想定している業務 (1)財務書類の作成等に係る支援業務 ①会計基準(案)の作成 ②複式簿記導入に係る助言(庁内体制、仕訳方式の検討等) ③財務書類の作成の手順書(案)の作成 (2)固定資産台帳整備支援業務 ①スケジュール(案)の作成 ②整備方針(案)の作成 ③整備作業基準(案)及び作業マニュアル(案)の作成 ④台帳運用基準(案)及び運用マニュアル(案)の作成 ⑤③・④に関する庁内体制(案)の作成及び庁内調整 ⑥資産調査票(案)の作成 ⑦固定資産評価基準(案)の作成 ⑧固定資産台帳の作成 (3)その他 ①国の動向及び他団体の事例等の情報収集・提供 ②庁内説明会・研修会の開催 ③地方公会計標準ソフトウェア初期セットアップ及びカスタマイズ ④地方公会計標準ソフトウェアへのデータ登載 ⑤財務会計システム等の連携に係る支援 ⑥庁内関係部局との協議・調整 ⑦庁内関係部局からの問合せ対応 ⑧その他各作業に関する指導・助言 3.対象資産 固定資産台帳登載対象資産全て 【参考】 土地(公有財産台帳) 約25,000筆 -1- 建物(建物共済) 物品・備品 約430件 約2,000点 出資金 21件 基金 22件 その他工作物等については正確な件数が不明です。 そのため、参加者において本市の規模等を勘案したうえで積算を行ってください。 4.成果品 (1)財務書類の作成等に係る支援業務 ①会計基準 一式 ②財務書類の作成の手順書 一式 (2)固定資産台帳整備支援業務 ①固定資産台帳 電子データ 一式 紙データ (要ファイル製本) 一部 ②運用マニュアル 一式 (3)その他 ①業務完了報告書 1部 ②その他関係書類 一式 5.本業務における留意点 (1)財務書類の作成等に係る支援業務 ① 平成28年度決算から、統一的な基準による財務書類の作成を予定していますが、 準備作業に十分な対応をとることができない中、できるだけ効率よく準備作業を進 めたいと考えています。 ② 本市は現在、総務省方式改訂モデルを採用しており、本格的な複式簿記による財 務書類の作成について、ノウハウがない状況です。 (2)固定資産台帳整備支援業務 ① 本市は、固定資産台帳整備に向けて早急な対応が求められている中で、十分な人 員や作業期間を確保できていない状況となっています。そのため、本市の現状を踏 まえたうえで出来る限り効率よく整備を進めたいと考えています。 ② 本市は全ての資産について正確に把握しているとは言い難い状況です。 ③ 固定資産台帳の整備については、本業務終了後においても当該台帳の効率的かつ 確実な更新を考えています。 -2- ④ 本市は固定資産台帳と公有財産台帳の両方の機能を持つデータベース作成を検討 中です。 (3)その他 ①機密の保持 受託者は業務上知りえた事項について第三者に漏らしてはなりません。 ②経費について 業務遂行に当たり発生する諸経費については受託者側での負担とします。 ③定めのない事項 その他本仕様書に定めのない事項については両者協議によって決定します。 -3-
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