保健だより 平成28年6月号

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身近なツールの1つであるラインでのやりとりを例に挙げてみたいと思います。
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文字や絵文字,スタンプなどを使って,テンポよくやりとりができるのが魅力的なツールです。
夏本番の7月8月になってから熱中症対策をすれば大丈夫と思っている人
が多いかもしれませんが,気温が上がり,湿度が高い6月は熱中症にかかり
対話をしているのと同じような感覚ですね。でも,いつも通りの話し方で良いのでしょうか?
相手の表情が見える。
対話
やすい時期です。油断せず熱中症対策を心がけましょう。
声のトーンやニュアンスがわかる。
SNS での
離れていてもやりとりができる
やりとり
相手の表情や声の調子がわかりにくい。
SNSでのやりとりは,表情や声がわからない分,文字だけで伝えたい情報を伝えなけ
ればなりません。人によって言葉の受け取り方はさまざまです。
こんな経験はないでしょうか?
今日のC子
うんうん
ヤバかったよね∼
意識がない・意識がもうろうとしている
自力で水分補給ができない
B子
A子
命にかかわる
嘔吐
笑
119 番
ヤバいって
みなさんがよく使う「ヤバ
どういうこと??
い」という言葉
「のどが渇いた」状
態はすでに脱水状
態!
のどが渇く前に水
熱中症かなと思ったら・・・
①
衣服を緩め,涼しいところ
へ移動する。
②
C子
この場合,A子はどんな意
味で使った?
そして,
C子はどう受け取った?
すごいねって意味だったのに・・・
ごめんねー
体を冷やす。
首・わきの下・太ももの付け
分補給を
根を冷やすと効果◎
③
水分補給
誤解を招きそうな表現は,人間関係をこじらす原因にもなります。相手の様子が見えな
いSNSを介して情報を発信するときは,特に丁寧な言葉や表現を選んで伝える
ことが大事です。