日本学術振興会ワシントン研究連絡センター 2014 年度の連邦政府による研究助成、前年度から 6%増の 629 億ドル(4 月 20 日) 米国科学財団(National Science Foundation:NSF)傘下の米国科学工学統計センター (National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)は、2014 年度の連邦政府 による研究助成に関する報告書「2014年度の連邦政府による研究助成は6%増 ~連邦 研究開発費総額は 4%上昇~(Federal Funding for Research Increases by 6% in FY 2014; Total Federal R&D Up 4%)」を発表した。 これによると、2014 年度の連邦研究助成は前年度から 37 億ドル(6%)増加したことが 明らかにされた。このうちの13億ドルは厚生省(Department of Health and Human Services) に対する増額で、2014 年度の連邦研究助成総額は 629 億ドルであった。 また、予備データによると、2015 年度の連邦研究助成総額は 634 億ドル、2016 年はそ こから 27 億ドル増の 662 億ドルになると見込まれている。 2014 年度連邦研究助成の内訳は、基礎研究助成が 316 億ドル、応用研究助成が 313 億ドルで、いずれも前年度比 6%増であった。 具体的な省庁別の研究助成額は以下の通り。 • 厚生省は前年度比 4%増の 306 億ドル。 • エネルギー省(Department of Energy)は同 10%増の 81 億ドル。 • 国防総省(Department of Defense)は同 13%増の 67 億ドル。 • NSF は同 9%増の 54 億ドル。 • 米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration:NASA)は同 2%減の 53 億ドル。 なお、本報告書は、<http://nsf.gov/statistics/2016/nsf16311/>から閲覧可能。 National Science Foundation, Federal research funding up 6 percent in FY2014 http://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=138381&WT.mc_id=USNSF_51&WT. mc_ev=click
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