歯科衛生士さんより すくすく通信 6 月 4 日から 6 月 10 日は「歯と口の健康週間」です 子育て広場で、歯科衛生士相談(月 1 回)を実施しています。相談の中でよ くある質問をご紹介します。この機会に口の中の健康について考え、健康な歯 平成 28 年 6 月 1 日 第 67 号 発行:牛久市子育て広場 梅雨も近づき雨の季節がやってきます。日に日に色づくアジサイが雨で光 になるための習慣を身につけましょう。 Q:歯磨きはいつから?どうやって? ってとてもきれいですね。お外で遊べない日も多くなりますが、おうちでお A:下の前歯が 2 本生えた頃が目安です。口の中を観察することからはじめます。 子さんとの触れ合いを大切にしてこの時期を乗り切りましょう。 子どもを仰向けに寝かせ、頭を保護者のひざの上にのせて、清潔な指で口の中 を触ったり、ガーゼで拭いたりして慣らしていきます。慣れてきたら、乳児用歯 ブラシ(ナイロン毛で、毛の幅は歯 2 本分程度、柄は保護者が仕上げ磨きで持 パパの子育て応援します! 最近は子育て広場に来られるお父さんが増えてきました。休日に ちやすい少し長めの物)で、1~2 回ちょんちょんと歯に触れることから行います。 Q:歯磨きを嫌がるのですが・・・ 子どもと遊ぶのを楽しみにしている方や、お母さんから言われて仕 A:やさしく話しかけたり、楽しい歌を歌いながら笑顔でみがいてあげてください。 方なく来たという方も、広場から帰る時は「思ったより楽しかった」 毎食後行って、習慣化することが大切です。上唇の裏側の筋に歯ブラシが当たっ と言って帰られる方も多いようです。 て嫌がる場合や、大人の力が強すぎて、痛くて嫌がる場合もありますので、力加 減等にも注意してください。また、磨き終えたら、たくさんほめてあげてください。 イクメンという言葉が使われて久しいですが、今は家族のあり方 も多様化しています。無理してイクメンになろうとする必要はない Q:フッ素は必要なの? ように思います。まずは、家庭での協力関係を見直してみましょう。 A:フッ素塗布は、①歯質を強くする ②歯の修復 ③虫歯菌の酸の量を抑える 協力の仕方はそれぞれの夫婦で違っていて良いのです。 効果がありますが、あくまで補助的なものと考えてください。虫歯予防には歯磨 「子どものお風呂入れは任せておけ。」「洗濯物を干したり、畳むこと きやきちんとした食生活が大切です。牛久市では 3 歳児健診でフッ素の無料塗 ならできる。」と得意なことを言葉に出して夫婦で話し合い、できる役 布を実施しています。無料塗布実施者には、牛久市歯科医師会の協力により、市 割を決めることです。そこからお父さんの子育てはスタートします。 内協力医療機関で使用できるフッ素塗布無料券をお渡ししています。3 歳児健診 子どもが泣いて笑わなくとも、がっかりしたりオロオロしたりし をフッ素塗布開始やかかりつけ歯科医院を持つきっかけにご利用ください。 ないで相手をしてください。「習うより慣れよ」で失敗も大切な経験 です。「子育てって大変だな。でも楽しい」と思える時がきっとき 保健センターの子育て相談(月 1 回)では、歯科衛生士が、歯磨き指導を実施 ます。子どもも「ママと違ってパパと一緒も楽しい!」と思ってく しています。ぜひご利用ください。 れるはずです。楽しみながら子どもと向き合いましょう。 担当:健康づくり推進課(保健センター)TEL:029-873-2111(内線 1741~1744)
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