中国：雲南省 1～5 月中旬炭鉱事故による死亡者数は 11 名 2016 年 6 月 2 日掲載 5 月 20 日付けの地元報道によると、5 月 15 日時点における雲南省の炭鉱生産安全事故は 4 件(前年度同時期比 1 件増)、死亡者数は 11 名(前年度同時期比 4 名増)。 1 月から 5 月 15 日、雲南省の炭鉱の原炭生産量は、累計 1,405 万ﾄﾝ(調整数)(前年度同期比 172 万ﾄﾝ減、前年度同期比 10.94%減)。雲南省全体の炭鉱生産安全事故は 4 件(前年度同期比 33.33%増)、死亡者数は 11 名(前年度同期比 57.14%増)。原炭生産 100 万ﾄﾝ当たりの死亡率は、0.783(前年度同期比 76.35%悪化)。そのうち、比較的大きい事故は 2 件(前年度比 1 件増、前年度比 100%増)、死亡者数は 9 名(前年度同期比 4 名増、前年度同期比 80%増)。重大事故はゼロ。 4 件の死亡事故は以下の通り。宣威市来賓祥源煤業有限公司「1・7」天板事故 (死亡者 1 名) 宣威市虎場炭鉱「3・27」比較的大きな輸送事故 (死亡者 3 名) 瀘西県紅山炭鉱「4・8」天板事故 (死亡者 1 名) 塩津県沙壩炭鉱「5・3」比較的大きなガス事故 (死亡者 6 名) (石炭開発部辻誠) おことわり：本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。