JA秋田厚生連 大曲厚生医療センター

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大曲厚生医療センター
1年次:急性期疾患のプライマリケア・救急に重点を置き、将来の進路に関わらず
セールス すべての臨床医に必要とされる基礎的能力獲得を目的としている。
2年次:将来の専攻志望科を中心にさらに診療能力の拡大に努める。
ポイント 東京ベイ・浦安市川医療センターで救急研修ができる。
(余暇は東京ディズニーリゾートへ)
JA秋田厚生連 院 長 名
小野地 章一
U R L
http://www.okmc.jp
病院の特徴
研修プログラム
当院が位置する大仙・仙北二次医療圏は、県土の18.3%にあたる広大な面積を有し、老年人口は34%と高齢化地域となって
おります。外来では循環器系、消化器系、筋骨格系、呼吸器系が多く、入院では新生物が29%、循環器疾患13%、消化器疾患
11%、呼吸器系疾患11%であります。主要死因別統計では新生物が36%と高率であり、続いて循環器系の疾患、呼吸器系の疾
患が高率となっております。疾病構造における4大疾病の割合が高く疾病予防を中心とした、がん検診等保健予防活動に積極的
に取り組んでおります。JR大曲駅(秋田新幹線「こまち」停車)より徒歩で5分、秋田自動車道(大曲IC)より15分の距離に
あり、秋田まで40分、仙台まで2時間の位置にあり、交通の大変便利な駅前病院であります。平成26年5月に新築移転し、名称
も大曲厚生医療センターとなりました。新築移転に伴い屋上ヘリポートを備え秋田市まで15分、また、緩和ケア病棟(13床)
を新設、また秋田県初となる救急ワークステーションを設置し、迅速な救急対応が可能となっております。
病 院 案 内
診
療
科
医
師
内
*研修医の同一診療科への集中を避けるため、プログラムの研修順は個々に調整する。
*自由選択の研修分野
一般内科・循環器科・消化器科・小児科・外科・呼吸器外科・整形外科・脳神経外科
泌尿器科・産婦人科・耳鼻咽喉科・放射線科・麻酔科・病理診断・救急 (大曲厚生医療センター・基幹型)
秋田大学医学部附属病院・秋田県立リハビリテーション・精神医療センター
協和病院・市立大曲病院 (精神科) 湖東厚生病院・市立田沢湖病院・羽後町立羽後病院 (地域医療・協力型) 等
東京ベイ浦安市川医療センター (救急)
* 2 年間を通じ基幹型病院(大曲厚生医療センター)で 8 ケ月以上の研修を実施する。
協力病院
(平成27年4月 11月の一日平均)
科
消化器科
循環器科
小 児 科
数
3
3
3
う ち 指 導 医
3
3
外 来 患 者 数
89.0
入 院 患 者 数
科
整形外科
4
6
6
3
2
1
4
5
4
2
2
86.9
46.7
54.7
47.0
122.1
62.1
14.1
43
44.8
31.3
6.3
55.5
55.4
58.4
14.8
放射線科
麻 酔 科
検 査 科・病 理
3
1
診
療
科
泌尿器科
産婦人科
耳鼻咽喉科
医
師
数
4
3
3
う ち 指 導 医
3
1
2
外 来 患 者 数
110.2
41.5
47.3
入 院 患 者 数
16.1
15.1
14.2
826.8人
外来1日当合計
外
脳外科
呼吸器外科
ドック
皮 膚 科
眼
5.6
歯科口腔外科
2
3
9.9
入院1日当合計
3.5
23.3
10
0.9
366.4人
在院日数(一般)
24.7
JA秋田厚生連
病院グループ
科
38.1
0.6
11.7日
医療システム
電子カルテ
救 急 医 療
日当直の救急体制は、医師他18名の医療スタッフで対応しており、各診療科においても独自の拘束体制で、できるだけ
専門分野の医師による診療に努めております。二次救急・病院群輪番制病院として、関係機関との円滑な連携体制の構築
にも努め迅速で的確な救急医療の提供を目指しております。また、日曜日には小児救急外来・休祭日救急医療連携事業も
開設しており、医師会の応援もいただき医師4人体制で対応しております。
くらし・観光・行事
協力施設
能代厚生医療センター 秋田厚生医療センター
由利組合総合病院 平鹿総合病院 雄勝中央病院
かづの厚生病院 北秋田市民病院 湖東厚生病院
秋田大学医学部附属病院 市立大曲病院(精神科) 協和病院(精神科)
秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 市立田沢湖病院
町立羽後病院 東京ベイ・浦安市川医療センター
教
育
体
制
研 修 管 理 委 員 長
院 長 小野地 章一(外科)
プログラム責任者
副院長 仁 村 隆(内科)
指
導
医
33名
図
書
室
医局内図書室
イ ン タ ー ネ ッ ト
使用環境あり
研
有り
修
医
室
現在の研修状況と進路
平成27年度は 1年次7名 2年次3名
平成27年研修修了者の進路:大曲厚生医療センター
秋田大学 能代厚生医療センター
指導医からのメッセージ
大仙・仙北医療圏は東京都に匹敵する面積におよそ14万
人が住んでおり、当院は年間3000人に及ぶ救急搬送患者
を受け入れている地域唯一の地方中核病院です。新病院の
屋上にはヘリポートが設置され救急救命士も常駐すること
から、当院の役割は今後益々重要になると思われます。また
癌の医療では、診断から治療まで最先端の治療を行ってお
り、県内で2番目となる緩和ケア病床も開設されました。そ
の他、脳卒中の医療、高齢者の医療などに特に力を注いで
います。
研修医からのメッセージ
当院には合計10名の初期研修医がおります。病院規模に
対する研修医の数は多すぎず少なすぎず、研修医一人ひと
りが救急患者の初期対応、担当症例の診断や治療方針の
決定、様々な基本的手技等を豊富に経験できるだけではな
く、研修医同士のディスカッションを通じた切磋琢磨がで
きる環境が整っています。元々当院は地域医療の中核を担
う病院ですが、特に救急搬送患者数は県内有数の多さで
基幹型病院
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大曲全国花火競技大会
六郷の竹打ち
山下医院
伊藤内科医院
木村内科医院
仙南診療所
神代診療所
秋田県赤十字血液センター
<画像診断勉強会>
当院では研修医のための勉強会を毎週実施しております。
初 期 研 修 医には 救 急 患 者 へ の 初 期 対 応とc o m m o n
diseaseの基本診療を身につけてもらうことを目標に、熱意
をもった各科指導医が教育にあたっています。指導医同士
の横の連携が十分にとれているのも当院の特徴です。
交通アクセスは抜群、飲食店に囲まれ、趣味やスポーツな
どアフターも充実しています。毎月花火が打ち上がる街、大
曲でぜひ一緒に働きませんか。
【中川 拓 出身大学 秋田大学 呼吸器外科】
あり、救急当直を通じて日々様々な疾患を学ぶことができま
す。困ったことがあっても上級医が快く相談に乗ってくださ
り、他科へのコンサルトも気兼ねなくできるバックアップ体
制は研修医にとっても頼もしいものです。またチーム医療を
学ぶうえで、コメディカルスタッフとの協力体制がしっかりし
ていることも当院の強みです。やる気のある皆さんを大曲で
お待ちしております。
【板垣 吉典 出身大学 秋田大学 研修医1年目】
角館の桜
大曲にとって最も全国的に知れ渡っている行事は何と言っても8月第4土曜日に実施される「全国花火競技大会」です。明
治43年諏訪神社祭典の余興としてはじめられ百周年を経過し、全国より見物客が80万人以上大仙大曲におとずれておりま
す。一度は見ていただきたい一大イベントです。当地区には刈和野地区大綱引き、六郷の竹打ち等たくさんの行事がありま
す。春の角館の桜も素晴らしい眺めです。ぜひ当病院へお出でください。
秋田新幹線スーパーこまち
(大曲-東京間 最短3時間6分)
屋上ヘリポート
秋田県初の救急ワークステーション
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