全校朝会「共にのびる」(H28.6.2) 早いもので、もう6月になりましたね。皆さんも新しい学年が始まって2か月になりますね。 校長先生も、みなぎ台小学校にやってきて2か月になります。 先生が前にいた中学校では、学校の1日は朝の読書のチャイムで始まって、最後に下校のチ ャイムが鳴って1日が終わっていました。 でも、みなぎ台小学校に来てからは、1度もチャイムを聞いたことがありません。チャイム が鳴らなくても、みんなが時計を見て、自分たちで行動して1日が過ぎていきます。とても、 素晴らしい事ですね、 最初、校長先生は、校長室にいるととても静かで、チャイムが鳴らないので、時計で時間を 確認しなければ、今は授業中なのか、休み時間なのか、わからないことがよくありました。 そんな校長先生ですが、業間の時間と昼休みの時間だけはよくわかります。なぜかというと、 業間の時間になるとグランドで遊 業間の時間になるとグランドで遊んでいる、 いる、みんなの元気 みんなの元気で 元気で楽しそうな そうな声が聞こえてくるか 声が聞こえてくる らです。その声を聞いて、校長室の窓からみんなの様子を見てみると、ドッジボールをしてい る子、サッカーをしている子、ブランコや登り棒で遊んでいる子、鬼ごっこをしている子など、 みんな仲良く元気に遊んでいます。そんな皆さんの様子を見ていると、1枚の絵が浮かんでき ました。この絵です。 (*「 「共にのびる」の絵を見せる) の絵 この体育館の壁にも同じ絵がかけてあります。校長室に もあります。この学校ができたときから、この絵はとても 大切にされてきました。友だちがグランドに集まって、な かよく縄跳びをして遊んでいる絵ですね。 「共に」というのは、 「友だ に」というのは、 「友だちと一緒に」という意味です。 と一緒に」という意味です。 「のびる」というの というのは、ただ単に背が大きくなったり ったりする ことではあり はありません。「大切な 大切なことを学んで人として成長 人として成長す 成長する」ことです。 ここで、漢字 漢字を使って、このことをお話ししたいと思います。漢字は、3300年以上前か 漢字 ら中国で使われていた文字で、その後、韓国や日本に伝わりました。ひらがなやカタカナもこ の漢字をもとにして作られました。 さきほど「 「ともに」というのは「 「友だちと一緒に に」 一緒に」といいましたが、「友」という漢字は、 「友」 昔はこんな文字だったようです。(*図を見せる) これは何でしょうか?(*児童の中に、「2本の手」という回 答あり)そうです。「友」という漢字は、古くは2つの「手」か らできました。一人の手ではなく、二人の手 二人の手で 二人の手で互いに助け合う 互いに助け合うと 助け合う いう意味があります。 次に「 「のびる」というのは「 「大切な る」 大切なことを学んで人として成長 する」 といいましたが、「学」という漢字は、昔は「 「 學」と書い 「学」 學」 ていました。難しい漢字ですね。1つの屋根(冖)の下で、互い に交流(××)しながら、先生の手から子どもたちの手(臼)へ 「大切なこと」 大切なこと」を伝えていくという意味があります。 学校では、先生だけではなく、友だちからも「大切なこと」を学びます。「大切なこと」と いうのは、国語や算数など「 「教科の 教科の勉強」 勉強」のことだけでなく、先生や友達と交流しながら身に つける「 「あいさつ」、「考え方」、「話し方」や「 「協力」 話し方」 「おもいやり」、友達との「 協力」、目標に向け て「 「努力」 人として自分を成長 努力」することなど、人として自分を 人として自分を成長さ 成長させることです。「友」や「学」には、こんな 意味があったのです。 それでは最後に、もう一度おさらいをしておきますね。「ともに伸 「ともに伸びる」とは、友 とは、友だちと互 いに助け合って、大切なことを いに助け合って、大切なことを学 大切なことを学んで人として成長 人として成長し 成長していくこと いくことです。 こと この絵を見たら、今日の校長先生の話を思い出してください。これで、今日の校長先生の話 を終わります。 友 学 學
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