Ⅳ特別活動

特別活動全体計画
- 58 -
児
童 会 活 動
1 児童会活動のねらい
児童会活動を通して,望ましい人間関係を形成し,集団の一員としてよりよい学
校生活づくりに参画し,協力して諸問題を解決しようとする自主的,実践的な態度
を育てる。
2 児童会活動の内容
(1)代表委員会
学校内の諸問題や集会活動・行事について,児童の代表が集まって話し合う。
(2)委員会活動
学校をよりよくするための自発的・自治的活動
(3)集会活動
代表委員会での話し合いのもと,全校児童が参加して,児童が主体となり,
学校生活をより豊かで楽しくする活動を行う。
3 組織と運営
(1)代表委員会活動
・計画実行委員と委員会の代表(各1名),4年生以上の学級代表(各1名)で
組織する。
・第1週の委員会活動の後半(3時30分~4時)に開催することを原則とす
るが,必要に応じて臨時に招集することもできる。
(2)委員会活動
・5,6年生全員で組織し,任期は1年とする。
・各委員会は,委員長1名,副委員長2名,書記2名を選出する。
・活動時間は,毎月第1週の月曜日の6校時を計画・運営にあて,常時活動と
して,始業前・休憩・放課後の時間をあてる。
※活動時間数…16回
4月18日,22日
5月2日,30日
6月27日
8月25日 9月5日(運動会係打ち合わせ)
,16日
11月21日 12月5日
1月10日
2月6日
7月11日
10月3日,31日
3月6日
(3)集会活動
・集会の企画運営は,計画実行委員会が中心となって行い,代表委員会で決定
するが,各委員会主催の行事等の開催も可能である。
【今年度の活動予定】
○1学期…5月10日(火)ロング休けい…フレンドリー集会
○2学期…11月29日(火)ロング休けい…感謝集会
○3学期…2月7日(火)ロング休けい
- 59 -
※その他ロング休けいの時間を利用して集会を計画することも可能。但
し,事前に計画案を提出すること。
例)秋の図書祭り,給食ありがとう集会,クラブ発表等
(4)みのっ子タイム
・色別縦割りの異学年集団を形成し,火曜日のロング休けいに活動する。
・活動内容は6年生児童が決定するが,他学年の希望に添えるよう計画を立てる。
委員会とその構成
構成
委員
指導
会名
6―1
計画
3 3 3 3
湯浅
3 3 4 4
加藤
3 3 4 4
松本
4 4 3 3
福田
4 4 3 3
齋木
3 4 3 3
金森
3 3 4 3
船越
実行
生活
給食
放送
図書
運動
保健
6―2
5―1
5―2
者
大村
橋本
乗本
音楽室
6-1
3-2
5-1
渡里
※…常時活動
代表委員会の計画・運営
集会活動等の計画・
運営あいさつの奨励
規律向上に向けた運動
代表委員会での提案
生活のきまりとのタイアップ
※食育に関する情報発信
組み
学校給食週間の取り
食育に関する活動,完食チェック
※校内放送の計画と実施
活動
集会等に関する広報
番組作り,広報誌作り
図書館 ※図書の貸し出し,返却補助 読書の奨励,イ
小椋
三村
予想される活動
場所
ベントの計画
5-2
理科室
図書館祭りの取り組み
※グラウンド使用に関わる放送
関わる集会の計画・運営
運動会,大縄大会
清潔で健康なくらしの提案
啓発運動
体力づくりに
健康増進に関わる
メディアとの関わり方についての呼
びかけ
福祉
3 3 3 4
米田
4-2 ※募金活動・ボランティア活動の推進 リサイ
前
クル活動,福祉施設との交流
人権コーナーの
設置
環境
美化
合計
3 3 3 4
2
3
9
0
30
木村
行司
3-1
3
1
- 60 -
※植物の世話
夫
学校園での栽培,学校掲示の工
環境美化活動(ロング掃除との関わり)
クラブ活動
1 クラブ活動の目標
クラブ活動を通して,望ましい人間関係を形成し,個性の伸長を図り,集団の一員
として協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的,実践的な態度を育
てる。
2 クラブ活動の特性
① 児童の共通する興味・関心を追求する教育活動である。
② 各自の能力や特性を発揮し,豊かな集団が自発的に展開できる場である。
③ 学年や学級の異なった同好の児童による集団活動である。
3 運営の方針
① 児童の主体性をできるだけ尊重して指導にあたる。
② 教師は,児童の実態を十分に把握し,児童の興味・関心を望ましい方向に伸ば
していくための助言者である。
③ 活動内容の向上を目指し,先を見通した計画的・組織的な運営にあたる。
④ 児童の発達段階に即した実践活動に心がける。
4 組織と運営
① クラブは,4年生以上の全児童によって組織する。
② クラブの児童の所属は,通年を原則とする(特別な事情の場合,所属の変更を
認める。
)
③ クラブは,原則として毎月第2・3・4・5週の月曜日,6時間目に行う。
(但
し15:00~16:00)
④ 各クラブの計画は,教師の指導のもとに,所属児童と話し合って立案する。
⑤ クラブごとに,代表や必要な係を選出する。
⑥ 各クラブで活動の成果を確かめ合う場を設けるなどして,児童の活動意欲を高
め,クラブ活動の活性化を図る。(児童集会,休けい時間等の活用)
5 今年度の具体的な取り組み
クラブ活動の活性化を図るため,児童にアンケートをとり,児童が興味をもつ活動
を計画する。クラブの具体的な活動内容は児童と教師が話し合って決めていく。
- 61 -
【クラブ決定までの流れ】
4月18日(月)
4年生以上の児童を対象にクラブオリエンテーションを行う。(大村)
(昨年度までのクラブに加え,新たに設置したいクラブを書いても良いこ
とを伝える。)
※20日(水)
までに児童希望調査をもとに担当できる教員がいるかど
うかや,地域ボランティアさんや学校の特色などに配慮し,今年度設置
するクラブを決める。
4月22日(金)
4年生以上の児童にクラブアンケートをとる。(第1~第3希望まで)
※5月6日(金)までに最終的なメンバーを決定する。外部講師が必要
ならば連絡調整。
5月9日(月)
クラブ活動開始(初回は児童に計画を立てさせる時間を十分に設ける。)
【年間活動予定日と主な活動内容】
全1回
4月18日 クラブオリエンテーション
5月9日 1学期の活動計画,活動①
5月23日 活動②
6月6日 活動③
6月20日 活動④
7月4日 活動⑤,1学期の活動のふりかえり
8月29日 2学期の活動計画,活動⑥
9月26日 活動⑦
10月17日 活動⑧
10月24日 活動⑨
11月14日 活動⑩
11月28日 活動⑪
12月12日 活動⑫,2学期の活動のふりかえり
1月16日 3学期の活動計画,活動⑬
1月30日 活動⑭
2月13日 活動⑮
2月20日 活動⑯,3年生のクラブ見学
2月27日 活動⑰,1年間の活動のふりかえり
【評価】
・個人用振り返りカードに,毎回の活動終了後に振り返りをさせる。
・学期末の反省を行った後,児童の活動の様子がわかるように担当者はコメントを書
く。
- 62 -
6 今年度のクラブ活動
クラブ名
担当
予定
教員
人数
乗本
スポーツ
大村
なわとび
三村
24人
11人
・体操
木村
図画工作
16人
集合場所
5年1組
体育館
6年2組
体育館
少人数
教室
行司
家庭科
船越
活動内容(活動例)
ボールゲームや陸上などを楽しむ。
・サッカー,バレー,リレーなど
縄跳びや器械体操を楽しむ。
・短縄や大縄,マットなど
イラストを描くことや,工作を楽しむ。
・色鉛筆デッサン,紙工作など
簡単なおやつ作りや手芸をして楽し
23人
家庭科室
む。
・クレープ作り,編み物など
前
音楽
様々な方法で音楽を楽しむ。
8人
音楽室
松本
お茶
・合唱,合奏など
お茶を楽しむ。
16人
たんぽぽ学級
・お茶たての練習,地域の方を招待し
たお茶会など
金森
理科
テーブルゲー
橋本
実験や観察,科学工作を楽しむ。
24人
理科室
加藤
テーブルゲームやマジックを楽しむ。
15人
ム・マジッ
・スライム作り,昆虫採集など
6年1組
・将棋,オセロ,手品など
ク
デジタルメデ
福田
11人
ィア
昔遊び・レ
パソコンやデジカメを使って楽しむ。
パソコン教室
米田
昔遊びや集団レクを楽しむ。
8人
ク
多目的室
湯浅
書写
・フォトアルバム,ポスターづくりなど
・けん玉,猛獣狩り,ろくむしなど
様々な方法で書写を楽しむ。
10人
4年1組
- 63 -
・書き初めなど
学
級 活 動
1 学級活動のねらい
学級活動を通して、望ましい人間関係を形成し、集団の一員として学級や学校にお
けるよりよい生活づくりに参画し、諸問題を解決しようとする自主的、実践的な態度
や健全な生活態度を育てる。
2 学級活動の内容
(1)学級や学校の生活づくり
教師の適切な指導の下に、児童自らが楽しく充実した学級や学校の生活を創って
いく活動とする。
○話合い活動
・学級や学校の生活の充実と向上に関する諸問題について話し合い、話し合って決
めたことなどを協力して実践していく活動とする。
○係活動
・学級生活の充実と向上を図り、学級生活を豊かにするために、児童自身が見出し
た活動とする。
○集会活動
・学級集団における児童の自発的・自治的な活動とする。
(2)日常の生活や学習への適応及び健康安全
教師の意図的、計画的な指導により、日常の生活や学習への適応及び健康や安全
に関するもので、個々に応じて実践されるもの。
ア 希望や目標をもって生きる態度の形成
・児童が自分に自信をもち、現在及び将来の生活や学習によりよく適応し、自己を
生かそうとする生活態度の育成に関する内容
イ 基本的な生活習慣の形成
・児童の実態や生活段階に即した基本的な生活習慣の形成に関する内容
ウ 望ましい人間関係の形成
・教師と児童、児童相互の間の温かい人間関係の育成に関する内容
エ 清掃などの当番活動等の役割と働くことの意義の理解
・当番活動の役割や働くことの意義を理解し、学級や学校に貢献していることを実
感するとともに、望ましい勤労観・職業観を育て、公共の精神を養い、社会性を
育成することに関する内容
オ 学校図書館の利用
- 64 -
・日常の読書指導との関連を考慮し、学習に学校図書館を利用する態度の育成に関
する内容
カ 心身ともに健全で安全な生活態度の形成
・児童が自分の健康状態について関心をもち、身近な日常生活における健康の問題
を自ら見付け、自分で判断し、処理できる能力や態度の育成などの内容
・自分や他の生命を尊重し、危険を予測し、事前に備えるなど日常生活を安全に行
動できる能力や態度を育成するなどの内容
キ 食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食習慣の形成
・児童が食に関する知識や能力等を発達の段階に応じて総合的に身に付けることが
できるようにする内容
○その他の指導
・日常の道徳性の指導
・環境美化に関する指導
・貯蓄や消費に関する指導
・国民の休日や長期休業日の事前、事後指導
・学校行事の事前、事後指導
3 学級活動のための時間配当
○第1学年34単位時間、第2学年から第6学年までは35単位時間とする。
○指導計画に基づいて週1時間を設定する
○緊急性のある指導は学級の朝の会、終わりの会を利用して早急に時間を設け、指導
を行う。
○パワーアップタイムのうち週1回を学級活動のための時間に割り当て、係活動、計
画委員会、学級会ノート記入等に利用する。
4 学級活動の指導上の留意点
○発育段階に即して、学校生活の充実と向上を図るために自主的・実践的な活動が十
分展開されるように努め、満足感、成就感がもてるように配慮する。
○望ましい集団生活を通して集団の一員として自覚を深めると共に、教師は児童と共
に考え、児童と共に解決していく姿勢を失わないように配慮する。
○生徒指導との関連を図り、指導内容の重点化と日常指導のあり方について教師間の
共通理解を深めておく。
○ねらいを達成させるために学級の実態や児童の発育段階を十分考慮したり、専門性
を生かした指導のために他の教師の協力を得て指導したりするよう配慮する。
- 65 -
学
校 行 事
1 学校行事のねらい
学校行事を通して,望ましい人間関係を形成し,集団への所属感や連帯感を深め,
公共の精神を養い,協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的,実践的な態
度を育てる。
2 学校行事の内容
全校または学年を単位として,学校生活に秩序と変化を与え,学校生活の充実と
発展に資する体験的な活動を行うこと。
(1)儀式的行事
学校生活に有意義な変化や折り目を付け,厳粛で清新な気分を味わい,
新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと。
(2)文化的行事
平素の学習活動の成果を発表し,その向上の意欲を一層高めたり,文化
や芸術に親しんだりするような活動を行うこと。
(3)健康安全・体育的行事
心身の健全な発達や健康の保持増進などについての関心を高め,安全な
行動や規律ある集団行動の体得,運動に親しむ態度の育成,責任感や連帯
感の涵(かん)養,体力の向上などに資するような活動を行うこと。
(4)遠足・集団宿泊的行事
自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって,見聞
を広め,自然や文化などに親しむとともに,人間関係などの集団生活の在
り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような
活動を行うこと。
(5)勤労生産・奉仕的行事
勤労の尊さや生産の喜びを体得するとともに,ボランティア活動などの
社会奉仕の精神を養う体験が得られるような活動を行うこと。
3 組織と運営
【儀式的行事】
入学式,卒業式,着任式,離任式,始業式,終業式,修了式 など
【文化的行事】
米子市合同音楽会,学習発表会 など
【健康安全・体育的行事】
各種健康診断,交通安全教室,避難訓練,運動会,米子市連合体育大会,
スキー教室
など
【遠足・集団宿泊的行事】
- 66 -
全校遠足,修学旅行,大山登山,宿泊体験学習 など
【勤労生産・奉仕的行事】
米作り等の栽培活動,校内清掃活動 など
- 67 -