平成28年6月2日 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 「セルロースナノファイバーに関する特許情報調査」業務にかかる 受託事業者の公募について 地方独立行政法人京都市産業技術研究所が実施するセルロースナノファイバー(以下「CN F」という。)に関する特許情報調査業務(以下「本件業務」という。)にかかる受託事業者の 選定について,公募型プロポーザル方式による選考を行いますので,次のとおり提案を募集し ます。 1 委託業務の目的 CNFの社会実装化は,政府の「日本再興戦略」(改訂2014,改訂2015)に採り上げ られた成長戦略として重要視されている分野である。また,CNFは,日本はもとより世界中で 研究開発及び実用化に向けた取組が進行している。 今般,CNFに関して,製造技術,機能・応用性等応用分野に着目した特許情報を抽出し,そ の解析等の業務を行うにあたり,最適な事業者(以下「受託者」という)を選定するため,公募 及び選考を行うものである。 2 委託業務の概要 (1)委託件名:CNFに関する特許情報調査 (2)委託期間:契約締結日から平成29年3月24日(金)まで 3 応募資格 応募の資格者は法人又は法人以外の団体とし,次の要件を満たす者とする。 (1)本委託事業は,上記「1 委託業務の目的」及び別紙「仕様書」の趣旨を十分に理解し, 公益に資する意思を持って本件業務に参加する者であること。 (2)現に京都市から競争入札参加停止の措置を受けていない者であること。 (3)代表者が成年被後見人,被保佐人又は破産者でないこと。 (4)法令の規定により,営業について免許,許可又は登録等を要する場合にあっては当該免 許,許可又は登録等を受けて当該営業を営んでいること。 (5)国税及び地方税を滞納してないこと。 (6)宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体でないこと。 (7)暴力団若しくは暴力団員の統制の下にある団体でないこと。 (8)自らが提案した企画・運営内容を自らが遂行するのに必要な経営基盤を有し,かつ資金等 について十分な管理能力を有していること。 (9)会計関係帳簿類として総勘定元帳及び現金出納簿を整備していること。また,労働関係帳 簿類として労働者名簿及び出勤簿並びに賃金台帳を整備していること。 (10)本件業務において,主担当としての業務経験を2件以上有している専任担当技術者を配置 することができること。 1 4 募集期間(全体スケジュール) 本プロポーザルにおける実施スケジュールを以下に示す。 項 目 期 間 備 考 研究所 Web サイトにて公表 (1)公告 平成 28 年 6 月 2 日(木) (2)実施要領等の配布 (3)参加表明書,参加 者情報確認書 平成 28 年 6 月 2 日(木) 研究所 Web サイトよりダウンロード ~6 月 16 日(木) 研究所に以下の書類等を提出 平成 28 年 6 月 8 日(水) ・参加表明書(様式1) ・参加者情報確認書(様式2) 電子メールにて通知 (4)参加資格要件 平成 28 年 6 月 10 日(金) (参加表明書記載のアドレスに通知) 審査結果通知 (5)辞退届の提出期限 平成 28 年 6 月 15 日(水) 午後 5 時まで 平成 28 年 6 月 3 日(金) (6)質問受付期間 ~6 月 10(金) (7)企画提案書の提出 辞退する場合は,研究所に辞退届(様式3) を提出 電子メールによる提出,通知 (参加表明書記載のアドレスから提出,返 信も同アドレスに通知) 平成 28 年 6 月 16 日(木) 午後 5 時まで 企画提案書(見積書を含む。) *表紙のみ様式4を使用 プレゼンテーション,説明など (8)提案説明会 平成 28 年 6 月 23 日(木) 郵送(研究所 Web サイトにも公表) (9) 決定通知 5 平成 28 年 6 月 28 日(火) 応募手続等 プロポーザルに応募する者は,次に示すところにより参加表明書等を提出するものとする。 (1)提出先 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町91番地 経営企画室 (担当:菅野,堀,田辺,圡田) 電話 075-326-6100(平日 質問受付担当 (田辺 午前9時~12時,午後1時~5時) n-tanabe@tc-kyoto.or.jp) 2 (2)必要書類の提出 ア 提出書類及び提出部数 (ア) 参加表明書(様式1) 1部 (イ) 参加者情報確認書(様式2) (ウ) 会社案内 1部 1部 (エ) 企画提案書(見積書を含む。)任意様式 12部 別紙「仕様書」を参照し作成すること。提出書類の様式は,A4判横書き(図表等 についてはA3判を用いることは可能。ただし,A4判に折り畳むこと。)にまと めるものとし,12部ともクリップ等で仮留めして提出すること。 見積書には,積算根拠を明示すること。 表紙は様式4を用い,社名は記入しないこと。 イ 提出場所 上記(1)のとおり ウ 提出期限 (ア)~(ウ)は,平成28年6月8日(水)締切 (エ)は,平成28年6月16日(木)締切 エ 提出方法 郵送(簡易書留)又は持参により提出すること。 郵送の場合は,締切日までに必着とする。 持参の場合の受付時間は,平日の午前9時~12時,午後1時~5時までとする。 (3)仕様書等に対する質問期限 ア 本書及び仕様書等に対して質問できる者は,上記「3 応募資格」を満たしている者と する。※期限後の質問は,受け付けない。 イ 質問方法 電子メールを基本とする。 ウ 回答および回答期限 期限内にあった質問については,参加表明書の提出があった者全員に対し,質問事項 およびその回答を順次電子メールで通知する。 (4)注意事項 ア 公募手続きにおいて使用する言語及び通貨は,日本語及び日本国通貨に限る。 イ 失格となる企画提案書 企画提案書が次の事項の一つ以上に該当する場合には失格となる場合がある。 なお,失格となった場合は,別途通知するものとする。 (ア) 提出期限,提出先,提出方法に適合しないもの。 (イ) 指定する作成様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しないもの。 (ウ) 記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの。 (エ) 虚偽の内容が記載されているもの。 ウ その他 (ア) すべての提出書類の作成及び提出に係る費用は提案者の負担とする。 (イ) 提出された企画提案書は,受託者の選定以外には提案者に無断で使用しない。ただ し,提案の内容については,今後の参考にすることがある。 (ウ) 提出期限以降における企画提案書の差し替え及び再提出は認めない。 (エ) すべての提出書類は返却しない。 3 6 提案説明会(プレゼンテーション) 提出された企画提案書の内容について,次のとおり提案者による説明会(企画提案書の内容に 関するプレゼンテーション)を実施する。 (1)実施日時及び実施場所 実施日時(時間)及び実施場所は,別途通知する。 (2)注意事項等 ア 企画提案書の説明は,実施体制の責任者又はリーダーが行うこと。 イ 説明会は45分とし,提案内容等の説明時間は25分程度,選定委員会(オブザーバを 含む。)からの質問及びその回答時間は20分程度とする。 7 ウ 説明会に出席しなかった提案者は失格とする。 エ 説明会における説明方法は,提案者の任意とする。 提案の審査・選定等 (1)審査方法 提出された企画提案書等及びプレゼンテーションの内容に基づいて,研究所が設置する選 定委員会において審査を行い,受託候補者を選定する。選定委員会は非公開とし,選考の経 過等に関する問い合わせには応じない。 (2)審査基準 選定委員会は,主に以下の項目に基づき提案内容を評価し,点数をつけ,合計点数の最も 高い者を第一交渉権者とする。 ア 調査対象の適正性・妥当性(必要なデータ抽出がなされているか等) イ 解析の適正性・妥当性(CNFの特性に考慮した視点で解析を行っているか,独自の視 点があるか等) ウ 業務実績 エ 見積価格 オ その他 (3)決定 選定委員会の審査結果を踏まえて,研究所が受託者を決定する。 (4)通知 選定結果については,郵送で通知する。 (5)契約 受託候補者に選定された者と委託金限度額の範囲内で協議の上,契約する。 なお,契約が不調に終わった場合は,次点の者と協議するものとする。 8 委託金限度額 (1)委託金限度額 2,500,000円以内(消費税及び地方消費税相当額を除く。) (2)委託契約金額は,受託候補者が消費税及び地方消費税に係る課税業者であるか免税業者で あるかを問わず,協議した金額に100分の108を乗じた金額とする。 4 9 契約に関する基本的事項 受託者との契約においては,次の事項を基本とする。 (1)契約期間 契約締結日から平成29年3月24日(金)まで (2)契約保証金 本件業務については,契約保証金を免除する。 (3)成果物(調査報告書等)の納入及び委託料の支払い 受託者は,指定する期日までに成果物を研究所に納入する。研究所は,成果物について検 査を行う。検査に合格した成果物の引き渡しを受けたときは,受託者の請求により委託料を 支払う。 (4)受託候補者となった者は,その地位・権利の譲渡ができないものとし,契約締結後,当該 委託業務全ての履行を再委託することは禁止する。ただし,産業技術研究所が承認した場合 はその限りでない。 10 その他 (1)本件業務の開始から終了までの間,業務実施方法や進捗状況の確認等,業務の円滑な実施 のために,定期的に研究所と連絡調整を行うこと。 (2)本件業務に係る会計実地検査が行われる場合は協力すること。 (3)本件業務に関し,委託契約の名称,委託先の氏名又は名称,委託金額等が公表されること がある。 (4)本件業務を通じて,著作権や特許権等の知的財産権が発生した場合,その権利は全て研究 所に帰属するものとする。調査報告書(概要版を含む。)の一部については,ホームページ 等で公表することがある。 5
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