平成 27 年度問題例 名古屋城検定 〔初級問題例〕 設問 1 名古屋城天守は、高さでは江戸城天守、大坂城(徳川)天守に、少し及びません でしたが、ある大きさは日本一でした。 何が日本一だったでしょう。 ① 天守台の高さ ② 天守の横幅 ③ 延べ床面積 ④ 敷地面積 設問 2 名古屋城、江戸城、駿府城、日光東照宮は同じ御大工頭によって設計されました。 その御大工頭は誰でしょう。 ① 古田織部 ② 中井正清 ③ 岡部叉右衛門 ④ 小堀遠州 設問 3 写真の襖絵(模写)は、現在公開中の名古屋城本丸御殿に置かれています。 この襖絵が置かれている場所は、どこでしょう。 ① 表書院一之間西側 ③ 表書院二之間西側 ② 表書院一之間東側 ④ 表書院二之間東側 〔初級問題例解答と解説〕 設問 1 正解 ③ 解説 名古屋城を「日本一大きな城」と勘違いされている方が多いようです が、名古屋城天守が日本一なのは「延べ床面積」です。このように、名 古屋城検定・初級問題には、建築に関する問題が毎年出題されます。 設問 2 正解 ② 解説 正解は「中井正清」。元法隆寺の番匠(宮大工)の中井正清は、当代随 一の名工として徳川家康に作事方として仕えました。以来、御大工頭と して数多くの建物を残し、現在、そのほとんどは国宝に指定されていま す。 設問 3 正解 ② 解説 名古屋城検定には、実際に名古屋城に来場され、城内を歩かないと答え られない問題が出題されます。また、本丸御殿に関しては、初級、中級、 上級を通して必ず出題されます。
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