インドネシア:東 Kalimantan 州知事 鉄道プロジェクトでロシア訪問 2016 年 6 月 2 日掲載 5 月 7 日付けの地元報道によると、東 Kalimantan 州知事は、5 月 19 日からロシアを訪問し、ロシアの 投資家に投資を求める。その中で、Russian Railways 社には、東 Kalimantan 州で計画されている鉄道 計画の実行開始を納得させる。州知事によると、大統領より、Russia-Asean サミットと Russia-Asean ビ ジネスフォーラムへの参加を要請されたとのこと。 同州知事は、鉄道プロジェクト(州内で生産される石炭を輸送する)が通過する、Kutai Kartanegara 県 と West Kutai 県を含む地方のリーダーと当局者を同行させるとし、ロシアでの会議に地元知事が同行す ることは、プロジェクトでの土地取得に関して、投資家を納得させるとした。 同州知事によると、地方の鉱山事務所の幹部も同行し、Russian Railways 社に石炭輸送関連プロジェク トの見込みを納得させる予定とのこと。 Russian Railways は、2013 年、West Kutai 県と Balikpapan(州の石炭と石油の中心地)を結ぶ全長 203km の石炭輸送鉄道計画(約 17 億 USD)を公表していた。 2015 年末、大統領は東 Kalimantan 州にて、当該鉄道プロジェクトを含む、いくつかの鍵となる戦略的 なプロジェクトの起工式を行った。しかし、同州知事によると、それ以降、Russian Railways は、まだプ ロジェクト建設には着手していない。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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