2学年だより [519KB pdfファイル]

河原塚中学校
2学年だより
2016 年 6 月号
盛り上がった体育祭!お疲れ様でした!!
天候に恵まれ、爽やかな風が校庭を吹き抜ける中、第39回体育祭が行われました。どの色も負
けず劣らずの応援をし、全ての競技で熱き戦いを繰り広げました。今年から競技に加わった男子の
集団行動や女子のダンスでは、1 週間という短い期間の中、集中して取り組み、見事な出来上がり
を披露しました。勝敗は、優勝東軍(2、3、4組)、応援賞赤組(5組)という結果となりまし
た。惜しくも優勝や応援賞を逃してしまった組も、悔しがりながらもやり切ったという表情を見せ
ており、校庭は晴れ晴れとした笑顔の生徒で溢れていました。
6月のおもな予定
7日(火)中学校体育大会
8日(水)耳鼻科検診
10日(金)林間学園1日目
11日(土)林間学園2日目
12日(日)林間学園3日目
13日(月) 2年代休
14日(火)
弁当持参
2年代休
15日(水)
16日(木)
23日(木)
27日(月)
28日(火)
県民の日
尿検査二次
中学校水泳大会
諸活動停止期間
期末テスト1日目
千教研
期末テスト2日目
・・・体育祭を終えて・・・
1組
すがすがしい青空が頭上に広がっていた。今年も昨年同様に体育祭日和の天気となった。
今年度は用具係になった。多くの係の中でも仕事が多く、常に時間をきにしながら行動しなければならな
い。スムーズに積極的に動かなければ競技が始まらない。全校生徒に迷惑をかけてしまう可能性もあるのだ。
その分、やり切ったとき多くのものを得られると思った。当日、予想以上に仕事が多く忙しかった。カラー
コーンやマーカーなどその競技ごとに使う用具が違うため、出してはかたづけての動作のくり返しだった。
ただ単純にくり返すならば容易に出来るのだが、そのものごとに配置が異なっていて、障害物競走などでは、
用具を出すだけではなく、パネルやネットを上げたり、もの干しざおを支えたり、競技の手伝いなどをしな
ければならなかった。もちろん用具係も競技に出場するので、自分の競技の招集がかかっていないかなど多
くのところを気にしながら行動しなければならなかった。だが、仕事をこなしていくうちに係の仕事がとて
も楽しく感じられた。その競技、学年のためにつくしたという達成感と、役に立てたという満足感などたく
さんのことを得ることができた。そして、次の競技は百メートル走だからコーンとマーカーが必要だなと先
のことを予測して動けるようになった。
用具係はとても大変だったけれど、とてもやりがいのある仕事で、この係を通して、成長できたと思った。
福本笑加
2組
「きゃー」
転んだ。ゴールの前で。転んだせいで百メートルの結果は二位だった。すごく悔しい。悔しくて痛みが感じ
られない。タイヤ取りの招集がかかり、入場門へ行った。皆から「ぐっち-大丈夫?」などと声がかかる。
私は笑顔で「大丈夫!」と答えた。だが、涙があふれ出す。別に痛いからじゃない。悔しいんだ。あと少し
で一位だったから、余計悔しい。二組の皆がなぐさめてくれる。「大丈夫だよ。速かったよ。」
一緒に泣いている人もいた。この時私は思った。
「色別リレーは、絶対に走る。見返してやる。
」
ついに色別リレーの招集がかかった。けがは少し痛かったけど、
「負けない。」という気持ちの方が強かっ
た。「よーい…バンッ!」スタートした。一走、二走、三走…。と私のところまで四位できた。バトンが回
ってきた。走っている間は痛みなんて感じられなかった。なぐさめてくれた皆のことを思い出した。すると、
だんだん力が出てくる。前の人との距離を縮めることはできた。あとはバトンパス。次の走者に向かって全
力で走った。上手くパスできた。
「三位青組!」
結果が発表された時、嬉しかった。三位だったけど、全力を出しきれた。もう悔いはない。
応援席に戻ると、
「お疲れ!速かったよ!かっこよかったよ!」と、たくさんの人に言われた。私は少し
照れながら「ありがとう!」と言った。
このクラスでよかった。もっとまとまることが出来たら、もっと良いクラスになるはず。たくさんの可能
性がある。二組のみんな、ありがとう。
溝口利恵
3組
「前へ、進め。
」という声とともに、皆で足音をそろえて入場した。なぜか、そこまで緊張していなかっ
た。なぜなら、暑い日でも、何回も練習してきたからだ。
最初の練習のとき、皆の息もあっていなくて、「集団行動ってやらなくてもよくない?」という声がとて
も多かった。実は、自分も、内心では、
「そもそも集団行動って何?」という感じだった。ただ歩いている
だけで皆を感動させることができるのかなと不安になった。しかし、本番が近づくと、ある言葉がたくさん
聞こえてくるようになった。その言葉は、
「がんばっていこう。
」の一言だった。とくに三年生から聞こえて
くるようになった。
本番で緊張しなかった理由はもう一つあった。それは、三年生がいたからだと思う。集団行動はミスなく
おわった。
河中初めての集団行動で不安なところなどもあったが、大成功におわらせることが出来た。これは、責任
感をもって、最後までぼくたち後輩をひっぱってくれた三年生のおかげだと思う。来年はぼくたちが三年生
だ。今年以上の三年生になれるようにがんばりたい。そのためにも学級目標である「文武両道」で勉強、空
手ともに、全力で行いたいと思う。そして、後輩のお手本になれるように、できるだけ、テストの点を上げ、
できるだけ、給食を食べ、絶対にあいさつをしっかりとしていきたいと思う。
中田涼太
4組
「応援団のみなさん、お願いします。」
ついにこのときがきた。緊迫した空気の中始まった。本当に今までで 1 番よくて、緑組の心が繋がったしゅ
んかんだった。やっぱり「努力」というのは、さかのぼることちょうど一週間ほど前のことだ。体育祭週間
が始まり、応援団も練習を始めていた。緑組は仲がとてもよく、そこが良い所でもあり悪い所でもあった。
そんな緑組であったが、意外とテンポよく、スムーズに内容が決まったのだ。内容も決まり、たくさん声を
出し、何回も通すというのをくり返しあともう少しという所まできていた。だが、衝撃的なことがおきた。
時間があまり過ぎてしまったのだ。普通4分くらいだが、私たちは2分半しかいかなかったのだ。そして、
誕生したのが「風車」だ。体育祭まで残りわずかの中、一日で完成させることができ、さすが緑組だな、と
思った。それから応援団の中で仲間割れになったりしたけど、一番・最高な組だった。結果は優勝をもらえ
たが、残念ながら応援賞はもらえなかった。とても悔しかった。今年が最後の三年生に応援賞を取らせてあ
げたかった。でも、こうして心が一つになったので悔いはありません。だけどやっぱり悔しいので、来年応
援団になって出来れば副団長になって二冠とります!
北川沙幸
5組
今回の体育祭で学んだことが二つあります。一つは「新たな挑戦」です。
「集団行動」やレク種目など今
までの体育祭には無い、新しい試みがありました。これは簡単なことではなく、これは出来るという確信や
頼りがないと不可能なことです。先生方が自分達のことを信じて下さったお陰でみんなにとって、河中にと
って「新たな挑戦」ができ、成功を可能にしたと思います。
二つは「団結力」です。各学年クラス別に分かれ、リレーなどで団結し、各色に分かれ、応援合戦などで
団結し、集団行動、ダンスで息を合わせ団結する。河中には「団結する」競技が多く、また、仲が深まるの
はクラスだけではありません。同じ色の人を応援し合うという他学年との仲を深める場でもあります。これ
らのように団結には多くの種類や数がありますが、それを全て出来るのが体育祭です。体育祭は競う、争う、
戦うだけが全てでなく、つながる、
「団結する」のも体育祭だと思います。そして、
「団結力」の証が応援賞
であると思います。
二年生になり、入学したばかりの一年生の頃と観点が変わり、「体育祭」という動く勉強で成長できたの
だと思います。
鈴木郁哉