生体と寄生虫 2 年

生 体 と 寄 生 虫(Host Defense against Parasites)
〔免 疫 学〕善本 知広 主任教授、安田 好文 講師
1.教育目標
(1)寄生虫の特徴、病原性とそれによって宿主に与える病態を理解する。
2.行動目標
(1)原虫類・蠕虫類の分類および形態学的特徴を説明できる。
(2)寄生虫の生活史、感染経路と感染疫学的意義を説明できる。
(3)寄生虫感染宿主の生体防御の特徴を説明できる。
(4)日和見寄生虫感染症とその重症化機構を説明できる。
(5)各臓器・器官に寄生する主な寄生虫症を説明できる。
(6)人畜共通寄生虫症を説明できる。
(7)寄生虫症の診断、治療と予防の概要を説明できる。
3.成績の評価方法・基準
(1)筆記試験
(2)平常点と実習レポート点も加味した総合評価
(3)必要に応じて口頭試験を実施する
4.教科書・参考書
「図説人体寄生虫学(改訂9版)」吉田幸雄、有薗直樹 著(南山堂)2016年
「標準医動物学(第2版)」石井明、他 編(医学書院)1998年
「免疫学イラストレイテッド(原書第7版)」高津聖志、清野宏、三宅健介 監訳
(南江堂)2009年
5.参考図書
「笑うカイチュウ 寄生虫博士奮闘記(講談社文庫)」藤田紘一郎 著
(講談社)1999年
「空飛ぶ寄生虫(講談社文庫)」藤田紘一郎 著(講談社)2000年
(絶版入手不可 本学図書館所蔵なし)
2 − 61
2年
【責任者:善本 知広 主任教授】
6.その他
寄生虫実習では実習室にマウスを搬入する。直接マウスに接触する機会はない
が、マウスアレルギーが在る学生は事前に申し出ること。
準備学習(予習、復習等)
(1)授業前には講義シラバスを必ず熟読してくること
(2)授業後にはシラバスに記載の行動目標の項目を各自でノートに記述・まと
めること
2 − 62
授 業 計
科目名
画
生体と寄生虫
講義・実習内容
16 6 28 火
1 寄生虫学総論
16 6 28 火
2 鞭毛虫
16 6 30 木
4 胞子虫類(マラリア)
16 7
5 火
1 腸管寄生原虫
16 7
5 火
2 吸虫
16 7
7 木
1 線虫(1)
16 7
7 木
2 線虫(2)
16 7 11 月
3 条虫
16 7 11 月
4 人畜共通寄生虫症
16 7 12 火
1 寄生虫の診断・検査法
16 7 13 水
4 実習
16 7 13 水
5 実習
2 − 63
担
当
教
善本
知広
主任教授
善本
知広
主任教授
善本
知広
主任教授
善本
知広
主任教授
安田
好文
講師
安田
好文
講師
安田
好文
講師
安田
好文
講師
安田
好文
講師
安田
好文
講師
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名
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時
年 月 日 曜
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