千里ライフサイエンスフォーラム開催のお知らせ 2016年度6月フォーラム ● と き: 2016年6月17日(金)18時~20時(講演会:18:00~、懇親会:19:00~) ● と こ ろ: 千里ライフサイエンスセンタービル 8階801~802号室 7階701号室(懇親会) ● 講 ● テ ー マ:キ リ ン の 模 様 を シ マ シ マ に 変 え る 話 ● 講演要旨: 師: 近藤 滋(こんどう しげる) 大阪大学大学院生命機能研究科・教授 トラとヒョウは、交雑体(あいのこ)ができるくらい近縁です。生物学の常識では、近縁な種のあいだ では、体を作る仕組みは共通のはず。でも、トラとヒョウの模様は、全く違います。何故でしょうか? 一 方で、砂浜に風が作る風紋は、トラやシマウマの縞模様と、ものすごくそっくりです。何故でしょう?模 様を作る仕組みは全然違うはずなのに。 。 。そもそも、模様って何のためにあるのでしょう?シマウマなん か、めちゃめちゃ目立って肉食獣に狙われやすいだろうに。 。。。 う~ん、さっぱりわからない。だが、実に面白い。(ガリレオ風に) この謎に答えるためには、模様ができる原理を解明しなければなりません。ということで、分子遺伝学・ 数理生物学など最先端科学を総動員して研究を続けた結果、現れたのはシンプルで美しい模様形成のロジ ックでした。このロジックを使うと、砂漠の風紋も、秋空のうろこ雲も、シマウマの縞も、基本となる原 理はほとんど同じであることが判ります。ついでに、何の意味があるのか判らないシマウマの縞が進化し た理由も説明できますし、キリンの模様をシマシマに変えちゃうことだって可能です。 どうやって? その方法を知りたければ、是非、講演会においで下さい。 ● 講師プロフィール: 学 歴: 1988 年、京都大学大学院医学研究科で学位取得 職 歴: 1993 年、京都大学医学部(助手、講師)、徳島大学、理研、名古屋大学を経て、 2009 年、大阪大学大学院生命機能研究科 教授 専 門 分 野:分子遺伝学、数理発生学 主なる著書: 波紋と螺旋とフィボナッチ(2013年 秀潤社) 主なる講演テーマ:動物の模様はどうやってできるか そ の 他: サイエンスがエンタテインメントになるように心掛けています。 申込締切: 2016年6月10日(金)必着 参 加 費:千里ライフサイエンスクラブ会員(講演会のみ参加→無料、講演会+懇親会の両方参加→3,000 円) ビジター(講演会のみ参加→1,000 円、講演会+懇親会の両方参加→4,000 円) 申 込 先:公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団「千里ライフサイエンスフォーラム」担当 〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町 1-4-2 Tel:06-6873-2001 Fax:06-6873-2002 E-mail:[email protected] ( HP:http://www.senri-life.or.jp/ )
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