フィコンパの特性

販売開始後6ヵ月間
の 特性
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フィコンパ ® 錠は、日本で創製された新規の作用機序を有する抗てんかん薬で、世界 47ヵ国
(2015年12月時点)で承認されています。
AMPA 受容体に対して選択的かつ非競合的に結合することにより、グルタミン酸による神経の
過剰興奮を直接抑制します。
他の抗てんかん薬で十分な発作抑制効果が得られない 12 歳以上の部分てんかん(二次性全般化
発作を含む)、全般てんかんの強直間代発作に対し、併用療法により発作抑制効果を示しました。
服用しやすい小型のフィルムコーティング錠で1日1回、就寝前に服用する薬剤です。
部分発作(二次性全般化発作を含む)を対象とした臨床試験における安全性解析対象例 709 例
(日本人患者 271例含む)のうち、513例(72.4%)に副作用が認められました。
、傾眠(21.9%)でした。
主な副作用は、浮動性めまい(41.7%)
強直間代発作を対象とした臨床試験における安全性解析対象例 151 例(日本人患者 11 例含む)の
うち、107 例( 70 . 9 % )に副作用が認められました。主な副作用は、浮動性めまい( 34 . 4 % )、
(承認時)
。
傾眠(12.6%)、易刺激性(11.3%)でした。
注)
重大な副作用として、攻撃性 があります。
注)易刺激性(6.2%)
、攻撃性(2.7%)
、不安(1.4%)及び怒り
(1.0%)等の精神症状があらわれることもあるので、患者
の状態に十分注意し、これらの症状があらわれた場合には、減量又は中止するなど適切な処置を行ってください。
フィコンパ錠の製剤写真(実物大)
発売準備中
フィコンパ錠 2mg
275
2
フィコンパ錠 4mg
277
4
【禁 忌】
(次の患者には投与しないこと)
1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2. 重度の肝機能障害のある患者
〔使用経験がなく、ペランパネルの血中濃度が上昇するおそれがある。〕
● 禁忌を含む使用上の注意等についてはDI頁をご参照ください。
FYC1020ASG
FYC1020ASG
2016 年 4月作成