在宅医療・介護連携推進事業.

吉野川市における在宅医療・介護連携推進事業について
在宅医療・介護連携推進事業の趣旨
団塊の世代が75歳以上を迎える2025年には、全国的に高齢者数が増加することは避けられない
状況となっています。
このような中、医療及び介護の双方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい
暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域における医療及び介護の関係機関が連携し、
包括的かつ継続的な在宅医療・介護を提供できる体制を構築するものです。
そのため、平成 26 年 9 月から吉野川市医師会が中心となり、在宅医療・介護連携推進事業に取り組ん
でいます。平成 27 年度から、「在宅医療・介護連携推進事業」が介護保険法上に位置づけられ、吉野川市
では平成 28 年度 4 月から、吉野川市医師会に委託して、この事業を行っています。(吉野川市医師会リ
ンク:http://www.yoshinogawa-med.or.jp/)
事業の内容
(1)地域の医療・介護サービス資源の把握
・「吉野川市在宅医療介護連携事業所マップ」(平成27年度作成)の情報の適宜更新
・在宅医療の取組状況などを調査
(2)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
・医療、介護関係者が参画する部会を開催し、在宅医療と介護連携の現状と課題の抽出と対応策の検討
(3)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進
・在宅医療連携部会と医療介護連携部会を立ち上げ、切れ目なく在宅医療と介護が一体的に提供される
体制構築の取組
(4)医療・介護関係者の情報共有の支援
・情報共有システム(おえケアネット)の活用
・在宅医療連携部会(在宅での看取り) 医療介護連携部会(心不全患者のケア)で地域連携クリティカルパ
スなどの作成
・退院支援の手引きの活用
(5)在宅医療・介護連携に関する相談支援
・在宅医療と介護の連携を支援する相談窓口を吉野川市医師会訪問看護ステーション内に設置
(6)医療・介護関係者の研修
・医療、介護関係者の連携を実現するために、多職種が研修を通して、顔の見える関係づくりを行う
(7)地域住民への普及啓発
・地域住民の理解を深めるための、在宅医療と介護サービスに関する講演会の開催
(8)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携
・徳島県全域での退院支援の手引きの活用
在宅医療・介護連携協議会の開催
上記の事業内容を実施するために、吉野川市内の医療と介護の関係者で構成した吉野川市在宅医療介護
連携協議会を開催しています。
この協議会を核として2つの部会を設置し、具体的な議論を進めていきます。
部会テーマ
部会名
検討内容
在宅医療連携部会
在宅での看取りについて
医療介護連携部会
入退院を繰り返す心不全患者への支援について
お問い合わせ先
吉野川市地域包括支援センター(健康福祉部 介護保険課内)
TEL:0883-22-2265
FAX:0883-22-2260
MAIL:[email protected]