(仮称)史跡センター建設工事 基本設計書

(仮称)史跡センター建設工事
基本設計書
平成28年3月
小牧市
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
完成予想図
・・・
3
・・・
4
・・・
5
・・・
6
・・・
・・・
7
8
3 関連法規チェックリスト
・・・
9
1 計画方針
1-1
1-2
1-3
計画方針
配置計画
施設計画
・・・ 14
・・・ 15
・・・ 16
2 環境計画
2-1
2-2
2-3
2-4
環境計画の方針
・・・ 17
3 福祉計画
3-1
3-2
3-3
3-4
Ⅰ 計画条件
1 基本条件
2 敷地条件
1-1
1-2
1-3
1-4
1-5
1-6
1-7
施設名・設置主体
敷地所在地
敷地に対する事項
敷地面積
(仮称)史跡センターの用途
主な部屋の用途
建設スケジュール
2-1
2-2
敷地案内図
現況敷地図
Ⅱ 建築計画
4 計画図
4-1
4-2
4-3
4-4
4-5
省エネルギー
省資源・リサイクル
環境保全
福祉計画の方針
・・・
福祉計画の基本事項
福祉整備の考え方と措置
整備基準
・・・
チェックリスト(1)〜(3)
建築概要
・・・
配置図
・・・
配置・平面図
・・・
⽴面・断面図01
・・・
断面図02
・・・
18
19
22
23
24
25
26
5 求積図・求積表
・・・ 27
6 仕上計画
・・・ 28
7 コスト縮減計画
・・・ 29
1
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅲ 構造計画
1 構造計画の方針
・・・ 30
2 構造計算の方針
3 構造計算概要
・・・ 31
1 電気設備計画
・・・ 32
2 機械設備計画
・・・ 34
工事費概要書
・・・ 36
CGパース:上空より
CGパース:敷地入口部分より
・・・ 37
・・・ 38
Ⅳ 設備計画
Ⅴ 工事費概要書
参考資料
2
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
完成予想図
3
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
1.基本条件
1-1 施設名・
設置主体
施設名
(仮称)史跡センター
設置主体
小牧市堀の内三丁目1番地
小牧市⻑ ⼭下 史守朗
1-2 敷地所在地
住所
小牧市堀の内一丁目2番地
地名地番
小牧市堀の内一丁目2番地の一部
都市計画区分
用途地域
防火地域
その他指定
市街化区域
第一種中高層住居専用地域
指定なし(法22条区域)
急傾斜地崩壊危険箇所
1-3 敷地に対する
事項
法定建蔽率/容積率 60/200%
道路⼱
北側:-
東側:-
南側:県道197号線
⻄側:-
日影
測定高さ
路線番号
路線名称
標準有効幅員
歩道
3・4・34
小牧春日井線
16m
あり
4m
4.0時間 (敷地境界線から5〜10mの範囲)
2.5時間 (敷地境界線から10mを超える範囲)
緯度・経度 北緯: 35°17′27
東経:136°54′49
その他
測定時間
5,824.91 ㎡
1-4 敷地面積
4
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
1-5 (仮称)史跡センターの用途
小牧⼭の史跡としての価値を高め、より理解を深めるための情報を発信する、
ビジターセンター的機能を持つ拠点として、また、市のシンボルである小牧⼭を
中⼼に育まれてきた歴史や⽂化、残された貴重な⾃然をとおした交流拠点として
活用を⾏う。
1-6 主な部屋の用途
1.ホール(正面)
・ エントランスとして小牧⼭のガイダンス空間を展開。
2.シアター
・ 映像を主とした展開を⾏い、小牧⼭の多様性を伝えるエリア。
来館者へ小牧⼭の魅⼒や、他の展示内容などへの興味喚起を⾏う。
3.常設展示室
・ 戦国時代を中⼼として、小牧⼭の魅⼒を伝える様々な展示を⾏う。
4.企画展示室
・ 更新性のある展示室として活用。資料室、収蔵品展示室と併せて部屋の構成
を組み替えることが出来る、フレキシブルな空間とする。
5.資料室
・ 蔵書や報告書などの書籍資料を中⼼に設置した、資料研究スペース。
6.収蔵品展示室
・ 発掘調査の出土品や使用する器具などを展示する。
7.レクチャールーム兼学習体験室
・ 校外学習で訪れた小・中学生、一般団体などに、映像を用いて小牧⼭について
解説したり、ワークショップを⾏ったりするなど、団体での利用に対応する。
8.倉庫(レクチャールーム)
・ レクチャールームをフラットに使用する場合など、机・椅子を収納する。
9.外倉庫
・ 屋外の活動で使用する機材や掃除道具などを収納する。
10.交流サロン
・ 屋外に整備された土塁などを窓越しに⾒ることができ、施設利用者の誰もが
気軽にだんらんできるコーナーを設ける。
11.事務室
・ (仮称)史跡センターを運営する職員の執務室。
12.倉庫(事務室)
・ (仮称)史跡センターを運営するに当たり必要な諸機材等を収納する。
5
6
堀の内
体育施設
周辺史跡整備
工事
解体工事 設計
工事
実施設計
設計 基本設計
工事
実施設計
展示工事 設計 基本設計
工事
申請
実施設計
施設利用期間
設計
基本設計
10 11 12
解体工事
実施設計
実施設計
入札
議会
入札 議会
平成29年度
5
6
1 2 3 4
2017
実施設計:11ヶ⽉
H28.5〜H29.3
設計
積算 調整
2ヶ⽉3ヶ⽉
6ヶ⽉
申請
3ヶ⽉
ボーリング調査:4〜6or7⽉
2016
年⽉日2015
平成27年度
平成28年度
7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
建設工事 設計 基本設計
基本設計
建設スケジュール
項目
(仮称)
史跡センター
1-5
1.基本条件
Ⅰ.計画条件
8
9
10
11
12
1
2
3
4〜
平成30年度
周辺史跡整備工事:10ヶ⽉
H29.5〜H30.3
展示工事:8.5ヶ⽉
H29.7〜H30.3
(仮称)
史跡
建設工事:8.5ヶ⽉
センター
H29.7〜H30.3
土 基礎 地中梁 1階 鉄骨 屋根 内装 仕上 検査 オープン
予定
7
2018
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
2.敷地条件
2-1 敷地案内図
国道155号線
愛知県⽴小牧⾼校
小牧市役所
建設予定地
7
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
24
.6%
i= 2
:1
(1
0
.0
75
%
1.5
i=
22
水
22
Ⅰ .建 築 条件
標
標
( 仮称) 史跡セ ン タ ー標 建設工事基本設計
23
WC
24
0%
2.
i=
案内板
合
瀬
川
22.0
.7
22
.5
0
)
案内板
22 .5
0
75
70
65
i=5.
5%
i=
8.
0%
23
.0
0
2 . 敷 地 条件
2-2 現 況 敷地 図
24
.0
0
2 3. 0 0
22.5
25.
00
5.1%
橋
北
IP 1:
.1 1.0
山
小牧市歴史館
5%
0.
24.0
25.0
井戸跡 26.0
0
.0
23
標
標
1:1.5
22 . 00
24.0
28.0
0
IP
.2
23.0
22.50
24
.0
0
25.0
0
1:1.8
1.0%
22
.3
9
27.0
25.
0
24
.0
23
.0
2
3
.
00
29
.0
0
70
24
.0
0
30.
00
29
.0
30
.1
0
IP
.3
65
28
.0
60
IP
.3
25
.0
26
.0
27
.
0
合
瀬
川
40
場
29
.0
0
26
.
0
1
.0
%
55
38
35
.0
50
25
馬
25.0
の
55
24.0
39.09
桜
.0
39
27
38.94
38.02
35
0
38
道水弁
小
33
年の
牧市青
IP
.4
38.07
3 4.
家
45
28
.9
3
36
34
3
40
45
IP
.6
.0
.0
30
地
PU-240
28.79
計 画 地
28.56
28.72
0
IP
.9
.0
隣地
線
2 4.3
24 .3 0
24 .3 0
28.5
.
2 3. 0
標
2 1. 0
22 .0
21 .0
5
2 3. 0
2 4. 8
2 4. 5
2 7.0
1: 1.
S
26.4
7
0
線
25.
22.
21.
線
23 .0
25 .3
5
0
25. 0
23. 0
2 4. 0
0
0
25.
0
25.
0
1:1.
5
線
2 3.0
標
2 2.0
24 .6
0
2 1.0
看板
標
橋
標
2 3.0
標
標
幸
標
22.
境界
御
23.0
24.
標
道路
・20.91
2 3.0
26
.0
0
0
境界
21.
0
0
隣地
.0
0
隣地
境界
26
23.
0
24.
0
25.
24.
22 .5
0
26 .0
1: 1.
5
21.76
2 4 .0
21.769
22 . 0
S
号線
2 4. 0
27.69
1: 1. 7
22.373
197
IP
.1
0
24 .0
5
22 .0
・ 24
.8
2 4. 5
中電
24 .0
1: 1.
24. 0
2 4. 0
県道
24.0
28 . 0
23.22
0
i=3.2%
汚
21.68
25
0
.
境界
.
25
23
.
25.21 25.67
23 .8
25
21.66
.0
.
25
線
25.00
24.22
28.49
.
26.15
.
.0
24.
・2
2.
30
0
28.80
28.51
23 . 0
場
県道
汚
高蔵
寺・
小牧
線
2 7.
2 6.
27
1 :2 .0
車置
.0
2 3. 5
標
22
.0
21. 0
%
i=5
・21.70
.0
線
23
28 .0
界
25
24
1::
22.
.00
境
1:1.0
地
21.59
標
26.00
隣
28.61
2 4. 0 0
・ 22
.30
0
4.
0
0
2
27.0
0
便 所
2
3.
29.907
26
.
.0
24
.
0
堀の内
(取壊 体育施設
し予定
)
7
8.0%
.0
32
自転
27
.50
25
.0
24
KBM.3
H=28.803
27
.0
26
.0
30
.50
27
28.72
28.74
2
0
.0
28
7
.
隣地 境 界
・22.30
22.00
1
3
.
隣
31
31.819
26.0
25.0
標
.
.
境
・28.35
1:
1.
5
界
4.
3%
線
1:
1.
2
28.
35
25
.0
0
30.51
31.53
27
.5
0
30.0
37.31
28.0
27.19
EP
0
0
31.50
31.51
35.40
24 .80
30
29
28
27 .
隣地境界線
40
S
27
.0
0
.0
22
30
30.0
1.53
37.599
(GH=37.32)
39.516
(GH=39.32)
23
41.479
T32
T6
.0
・30.0
23.0
26
.0
0
36
22
27
26
25
T4
42.203
.0
34.76
24
23
25 .0
23.0
30
29
28
41. 95
24.0
42.11
35
25.0
35
.0
40
0
.0
40
50
37
30.
IP
.5
青年の家
IP
.7
36.79
35.
0
27
・30.0
2
5.
0
0
37.00
31.
5%
IP
.4
37.47
34
33
32
31
30
29
28
25
40.0
25.0
32.80
8
標
小屋
小屋
30
.0
0
現況敷地図
A 3 1/1000
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
3.関連法規チェックリスト
1) 建築基準法
計画場所
小牧市堀の内一丁目2番地の一部
敷地面積
5,824.91 m2 前面道路
道路⼱
路線番号
路線名称
標準有効幅員
歩道
南側:県道197号線
3・4・34
小牧春日井線
16m
あり
その他
⻄側:
北側:
道路
東側:
位置指定道路 申請 ○要 ●不要 ( 年 ⽉ 日第 号) 42条2項道路 申請 ○要 ●不要 (道路後退距離 m) 都市計画道路 ●有(名称:小牧春日井線 ・幅員:16m) ○無 その他
○⽔路敷 ○線路敷( )
都市計画
●区域内 ○区域外 ●市街化区域 ○市街化調整区域
用途地域
○第1低層住専○第2低層住専●第1中高層住専○第2中高層住専○第1住居 ○第2住居○準住居○近隣商業○商業○準工業○工業○工業専用○指定なし
防火指定
○防 火 ○準防火 ●指定なし
特別用途地域 ○⽂教地区○特別工業地区○研究開発地区○中高層階住宅専用地区●指定なし
建
築
基
準
法
集
団
規
定
高度地区
○10m高度地区○15m高度地区○20m高度地区○最低限高度地区●指定なし
美観地区
○指定あり ●指定なし
風致地区
○第1種風致地区 ○第2種風致地区 ●指定なし
宅地造成規制区域
○区域内 ●区域外
砂防指定区域
○区域内 ●区域外
急傾斜地崩壊危険区域
○区域内 ●区域外
地区計画区域
○区域内 ●区域外
臨海部防災区域
○区域内 ●区域外
建築協定
○区域内 ●区域外
建ぺい率
60 %
容積率
壁面後退
○有(○1m ○1.5m) ●無
日影規制
指定なし 高さ10mを越える建築物適用
200 %
5mライン:(4)時間 10mライン:(2.5)時間 測定地盤面:(+4)m
22条.23条
●該 当 ○該当なし
角地適用
○有 ●無
絶対高さ
○有 ●無
開発⾏為
●該当○該当なし
市街化区域内でその区域の面積が500㎡以上、且つ、「区画形質の変
更」にあたる⾏為を⾏う場合には、小牧市⻑の許可が必要。
道路斜線
●(用途地域)第1中高層住専
H=1.25A
A=後退距離
L=20m
その他
●埋蔵⽂化財 ○消防用⽔利
●急傾斜地崩壊危険箇所
●新川流域(特定都市河川流域)
9
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
3.関連法規チェックリスト
居室
採光面積
その他
床面積の1/20以上
採光に有効な開口部の条件
H≦2.5D
換気面積
居室全て
床面積の1/20以上(機械換気による緩和あり)
排煙面積
居室全て
床面積の1/50以上
天井高
居室
廊下⼱
両側居室
2.3m以上
その他
1.8m以上
階段踊場幅
1.4m以上
けあげ
18㎝以下
踏 面
26㎝以上
踊場位置
高さ3m以内ごと
単
直階段の踊場幅
1.2m以上
避難階段・特別避難階段
5階以上の階に通じる直通階段
建
築
基
準
避難
階段
法
体
2.1m以上
直通階段に⾄る歩⾏距離 主要構造部耐火構造で50m以下
規
(重複区間25m以下)
定
敷地内
避難通路
幅1.5m以上
大規模建築物の構造制限 ○該当 ●該当なし
延べ面積3,000㎡以上、主要構造部は木造禁止
耐 火 建 築 物
○該当 ●該当なし
※但し、関連法規により任意に設定
準 耐 火 建 築 物 ○該当 ●該当なし
※但し、関連法規により任意に設定
10
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
3.関連法規チェックリスト
2) 消防法
防火対象物(8)項の図書館、博物館、美術館その他これらに類するもの
収容人員:259人(収容人員=従業者数3人+常設展示室、事務室等の床面積の合計765.36㎡/3 256人)
設備項目
要・不要
対 象 物 条 件
防火管理者
●要 ○不要 収容人員 50人以上
防災防火対象物
○要 ●不要 高さ31mを越えるもの
消 火 器
●要 ○不要 一 般(延べ面積300㎡以上)
屋内消火栓設備
○要 ●不要 2号消火栓(延べ面積2100㎡以上 主要構造部を耐火構造+内装制限)
スプリンクラー設備 ○要 ●不要 無窓階(床面積2000㎡以上)
特殊消火設備
○要 ●不要 発電機・変圧器等電気設備(床面積 200㎡以上)
鍛造場・ボイラー室・乾燥室等(床面積 200㎡以上)
屋外消火栓設備
○要 ●不要 1・2階床面積合計 耐火:9000㎡以上
動⼒消防ポンプ設備 ○要 ●不要 屋内・屋外消火栓設備設置対象物
消 防 用 ⽔
○要 ●不要 敷地面積20000㎡以上で1・2階床面積合計耐火:15000㎡以上(注-1)
漏電火災警報器
○要 ●不要 延べ面積 500㎡以上 (注-2)
消防機関へ通報する ○要 ●不要 延べ面積 1000㎡以上
火災報知設備
非常警報設備
○要 ●不要 ベル等+放送設備(収容人員800人以上)
避 難 器 具
○要 ●不要 2階以上の階・地階 収容人員50人以上(耐火構造の2階を除く)
⾃動火災報知設備
●要 ○不要 一 般(延べ面積 500㎡以上)
ガス漏れ火災警報設備 ○要 ●不要
誘 導 灯
○要 ●不要 ○避難口・通路(地階・無窓階・11階以上の部分) ●誘導標識(全部)
排 煙 設 備
○要 ●不要
連結散⽔設備
○要 ●不要 地 階(床面積の合計 700㎡以上)
連結送⽔管
○要 ●不要 ・地階を除く階数が7以上・地階を除く階数が5以上で、延べ面積6000㎡以上
・道路の用に供される部分を有するもの
非常コンセント設備 ○要 ●不要 一 般(階数11以上のもの 11階以上の階)
無線通信補助設備
○要 ●不要
防災センター
○要 ●不要 高さ31mを越えるもの
採 ⽔ 口
○要 ●不要 ・地階を除く階数が7以上で、延べ面積5000㎡以上
・地階を除く階数が5以上で、延べ面積6000㎡以上
消防隊進入口
○要 ●不要 高さ9m以上
避難バルコニー
○要 ●不要 階数11以上のもの又は高さ31mを越えるもの
火災階表示盤
○要 ●不要 非常用エレベーターを設けるもの
フード・ダクト用、レンジ用又は
○要 ●不要 スプリンクラー設備の設置を要するもの (注-3)
フライヤー用⾃動消火装置
消防検査対象物
●要 ○不要 延べ面積 500㎡以上
注-1 同一敷地内に2以上の建築物がある場合、相互の外壁間の中⼼線からの⽔平距離が1階3m
以下、2階5m以下である部分を有するものは床面積を合計する。ただし、屋外消火栓設備
にあっては、耐火・準耐火建築物を除く。
注-2 間柱若しくは下地を不燃材料及び準不燃材料以外の材料で造った鉄鋼入りの壁、根太若しく
は下地を不燃材料及び準不燃材料以外の材料で造った鉄鋼入りの床又は天井野縁若しくは
下地を不燃材料及び準不燃材料以外の材料で造った鉄鋼入りの天井を有するものに設置
注-3 油脂成分を含む蒸気を発生する厨房設備に設置
11
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
3.関連法規チェックリスト
消防⾞進入口、
消防⾞進入口
○要 ●不要
消防用進入路及び
消防用進入路
○要 ●不要
消防活動用空地
消防活動用空地
○要 ●不要
○要 ●不要
敷地面積7000㎡以下(住宅地以外の造成)
の設置基準
消防⽔利
敷地内が現況消防⽔利まで120m以内
3) エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法) ※平成28年度中、届出可能
第⼆種特定建築物:床面積の合計 300㎡以上2000㎡未満
PAL*
1.0以下
一次エネルギー消費量 1.0以下
外皮
設備
※今回の建物は、上記の基準値以下となるように計画を⾏うものとする。
※参考
建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)(平成28年4⽉施⾏)
適合義務や届出等の規制的措置:平成29年4⽉施⾏予定
容積率特例、表示制度等の誘導的措置:平成28年4⽉施⾏
4) CASBEE(建築環境総合性能評価システム)
CASBEEあいち(愛知県建築物環境配慮制度)
特定建築物
○要 ●不要 床面積2,000㎡超
5) ⽂化財保護法
記念物
●有 史跡小牧⼭
○無 6) 労働安全衛生法(事務所衛生基準規則)
職員総数: 3 人
気 積 労働者を常時就業させる室の気積は、労働者1人当たり10m以上としなければならない。(第2条)
換 気 ⾃然換気において床面積の1/20以上とする。ただし、換気が⼗分に⾏なわれる性能を有する設備
を設けたときは、この限りではない。 (第3条)
温 度 室の気温が10度以下の場合は、暖房する等適当な温度調節の措置を講じなければならない。
(第4条)
燃焼器具 燃焼器具を使用する室又は箇所には、排気筒、換気扇その他の換気のための設備を設けなければ
ならない。(第6条)
照 度 精密な作業:300ルクス以上 普通の作業:150ルクス以上 粗な作業:70ルクス以上(第10条)
便 所 男子用と⼥子用に区別すること。 (第17条)
12
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅰ.計画条件
3.関連法規チェックリスト
7) その他の関連する条例・指導要綱・基準等
国土交通省 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法)
愛 知 県
「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」「福祉環境整備一覧表」(別表)
愛 知 県
「人にやさしい街づくり整備指針」
9.出願手続き一覧表
区分 申請・届出の名称
提出先
法 令
建築 確認申請書
愛知県・確認申請審査機関
建築基準法
開発⾏為
小牧市
都市計画法
建設工事に係る資材の再資源化
愛知県
建設工事に係る資材の
等に関する法律(リサイクル法)
エネルギーの使用の合理化に
再資源化等に関する法律
〃
エネルギーの使用の
関する法律(省エネ法)
合理化に関する法律
認定申請書
〃
バリアフリー法
特定施設整備計画届出書
〃
人にやさしい街づくりの
推進に関する条例
電⼒ 保安規程届
通産局
電事法 42条
主任技術者選任届(委託可)
〃
〃 43条
受電認可申請
〃
受電調整等規則 1条
⾃家用電気工作物使用開始届
〃
〃 53条
⾃家用電気使用申込
電⼒会社
電気供給約款
電気需給契約
〃
〃
⾃家用電気工作物
〃
〃
⾃主検査成績書
〃
〃
電灯・電⼒使用申込
〃
〃
通信 加入申込
電話会社
電話サービス
設備 火気使用届
小牧市消防本部
消 防 法
騒音発生施設届
小牧市 市⺠生活部 環境対策課
騒音規制法
⽔道引込み申込み届
小牧市 上下⽔道部 ⽔道課
⽔ 道 法
下⽔道申込み届
小牧市 上下⽔道部 下⽔道課
下⽔道法
13
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
1.計画方針
1-1 計画方針
1.小牧山の歴史や自然に調和した風景
小牧⼭に呼応するように勾配屋根とし、曲輪や⽯垣の魅⼒である連なる形状や
角度を屋根形状に生かしました。
緩やかに広がる曲輪のイメージを屋根を⽔平に連続させて表現しています。屋
根勾配は、曲輪跡をイメージできるように曲輪の勾配にあわせています。
2.曲輪や⽯垣のイメージを印象づける施設
小牧⼭は、城郭遺構の性格上、当時のイメージが湧きにくく、市⺠や訪れる
人々にアピールしにくい部分があります。市⺠や訪れる人々に曲輪や⽯垣を印象
付ける表現を建物形態に落とし込みます。
又、遺構の再建と誤解を受けない様に直接的な⽯垣の模倣を避け、モチーフと
して表現します。
大きく覆われた屋根には、亜鉛合⾦板を採用します。
亜鉛独特の素材感が落ち着いた雰囲気をつくりだし、時間と共に周囲の⾃然に
馴染んでいきます。
3.遺構への配慮
計画予定地は、旧小牧中学校の校舎跡地であり、建設時に造成工事が⾏われ造
成レベル、校舎の基礎掘削レベルに遺構は、存在しないと考えられます。
よって、計画建物の基礎底盤は、旧校舎の基礎底盤レベルまでに抑える計画と
します。
基礎杭についても使用せずに直接基礎とします。
建物重量を抑えて柱スパンを拡げる為に、屋根は鉄骨造とします。
14
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
1.計画方針
1-2 配置計画
1.計画位置
・曲輪・・・
建設位置は、『(仮称)史跡センター基本構想』に基づき曲輪218
と推定される位置とします。
・旧建物・・・
旧小牧中学校校舎の建設範囲に当てはめて計画することで史跡を
保護します。
・がけ地・・・
急傾斜地崩壊危険箇所に指定された場所の為、安全を考慮して愛
知県建築基準条例第8条(がけ条例)対象範囲内から建物位置を外
します。
2.基本構想との相違点について
・曲輪範囲・・・
屋根と軒で曲輪の範囲を表現するとなっていましたが曲輪217
は、愛知県建築基準条例第8条(がけ条例)対象範囲内で建物を建
てることが困難な為、表現することができません。よって、植栽等
で表現します。
屋根の勾配を曲輪の勾配にあわせていますが、高さについては、
史跡を保護する為に旧校舎の基礎底盤レベルに計画建物の掘削レベ
ルを合わせる必要があります。よって展示室等の天井高を確保する
為に、必要に応じて建物の高さを曲輪の高さより高くしています。
屋根で曲輪範囲を表現できない箇所は、床仕上げの切替、⾊等で
範囲を示します。
・出入口・・・
建物のエントランスを推定される出入口としてしつらえるとなっ
ていましたが、プランニング上ずれてしまう為、屋根勾配の切替で
表現しています。
・その他・・・
一⾒しても認識しにくい点については、シンボリックな屋根を設
定して、訪れる人々に認識しやすい建物としています。
・背後の⼭々と風景に調和した建物の仕上げとします。
15
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
1.計画方針
1-3 施設計画
1.分かりやすい施設
・エリア・・・
基本構想で列挙された必要諸室を事務管理・展示・レクチャールー
ムと3つのエリアへ明確に分けて、機能的で分かりやすくします。
・動線・・・
初めて訪問する人々が建物入口ホールから各エリア、諸室に分か
りやすくアクセスできるようにします。
2.管理・安全に配慮した施設
・安全・・・
事務室をエントランス、各エリアを⾒渡せる位置に設定して、入
口・外部テラス・館内全体の様子が分かる様にします。
・管理・・・
常設展示室前の通路と東側ホールの間にある扉を閉鎖することで
展示エリアとレクチャールームエリアを分けて管理することが出来
ます。
・耐震性・・・
市⺠や訪れる人々が安⼼して利用できる施設として耐震性と⼗分
な安全性を確保します。またバランスのよい明快でシンプルな構造
で高い耐震性能の実現と合理化を図ります。
3.景観に配慮した施設
敷地周辺と調和した施設にすることで史跡の景観を守ります。
⽯垣をモチーフとした屋根形状は、南側敷地入口のアプローチから施設の位置を
認識できます。又、小牧⼭の⼭頂から降りてきたアプローチからは、⽯垣が連なる
ような屋根形状を上から⾒下ろすことが出来ます。
4.維持管理しやすい施設
・⻑寿命化・・・
建物を囲む庇は建物の⻑寿命化、環境負荷の低減を図ります。
建物北側は、森林が拡がり落葉が多いので樋の詰まりを防ぐ為、
軒樋を設置せずに直接屋根から⾬⽔を落とす計画とします。
・更新・・・
将来の更新を考慮した単純明快な設備とします。 16
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
2.環境計画
2-1 環境計画の方針
計画地及び周辺の⾃然環境に配慮し、環境に優しく、⻑く使い続けられる施設
とします。
1.省エネルギー
2.省資源・リサイクル
3.環境保全
2-2 省エネルギー
・設備システムの効率化
・ 照明器具に高効率機器や管理制御、人感センサーを採用することで消費電⼒
を減らします。
・ 空調、給湯設備において高効率機器を採用してエネルギー効率を高めます。
・ 節⽔型のフラッシュバルブや⾃動⽔栓、泡沫⽔栓など節⽔型衛生機器を採用
することで給⽔の消費量を減らします。
・⾼気密、⾼断熱
・ 高気密、高断熱の材料を採用の検討。
・自然エネルギーの直接利⽤:パッシブデザイン
地域や地球規模での⾃然環境に対して負荷を低減するためには、機械設備等を
できるだけ使用しないで⾃然を上手に取り入れたり、エネルギーとして活用する
極⼒パッシブ(受動的)なシステムであることが望ましいと考えます。
・ 庇により、夏の直射日光を遮断し、冬は日射を取り込みます。
・ 天井高を利用して室内の圧⼒差と温度差により低い位置の窓から入気し、空
間の上部に通風窓、排気口を設けて、下から上への空気の流れをつくり、積
極的に垂直の通風を作り出します。
2-3 省資源・リサイクル
・エコマテリアルの採⽤
(優れた性能、地球環境への低負荷・完全循環利用、なじみやすい)
・ リサイクル建材の採用
・ 解体容易な材料・工法の検討
・プレハブ化、ユニット化、リサイクルの促進
・ 部材のプレハブ化による精度、品質確保
・ 設備ユニットの採用
・ 建設廃材の削減
2-4 環境保全
・室内環境
・ 各居室に⼗分な⾃然通風や換気が得られる窓を設け、内部の使用材料には
JIS『F☆☆☆☆』を採用し、シックハウス対策をします。
17
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
3.福祉計画
3-1 福祉計画の方針
1.共有できる空間
・様々な人たちが一緒に利用できる施設とします。
2.わかりやすい空間
・空間構成を分かりやすくすることで利用しやすい施設とします。
3.安全な空間
・⾒通しをよくすることで未然に事故を防ぐ工夫をします。
3-2 福祉計画の基本事項
愛知県『人にやさしい街づくりの推進に関する条例』の整備基準を順守する。
3-3 福祉整備の考え方と措置
1.敷地内通路 ・安全確保のため、歩⾏者と⾞(作業⾞)の動線の分離。
・交差したり屈折する部分は⾒通しをよくする。
2.廊下
・高低差や段ができないようにする。
・⾞いす等の利用を考慮して⼗分な幅を確保する。
3.出入口
・扉は認識しやすく、容易に通過できるようにする。
・受付カウンター等は、適切に接遇できるように、出入口から
⾒通しの良い位置に設置する。
4.階段
・転落、転倒等の事故が起こりやすい場所なので、安全面も含
め、上り下りしやすい勾配・仕上、段の認識しやすさを考慮
する。 5.便所
・位置や内部レイアウトを分かりやすくする。
・様々な障害に配慮し、乳幼児連れが利用しやすくする。
6.案内表示
・建物空間の中で案内表示の位置を認識しやすくするようにデ
ザインする。
18
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
3.福祉計画
3-4 整備基準チェックリスト(1)
【1 敷地内の通路】
チェック
整 備 基 準
不特定多 1 表面を滑りにくく、平たんにすること。
○
数の者等 2 排⽔溝のふたをつえ等が落ち込まないものとすること。
○
が利用す 3 段がある部分は、【4 階段(不特定多数の者等が利用するもの)】
るもの
に準ずる構造とすること。
4傾斜路 イ 表面を粗面とし、又は滑りにくい材料で仕上げること。
の構造 ロ 手すりの設置の有無(勾配が1/12を超え、又は高さが16cmを
超え、かつ、勾配が1/20を超える場合)
○
○
○
ハ ⾊等により存在を容易に識別できるようにすること。
○
ニ 両側に転落を防ぐ構造を設けること(側面が壁面の場合を除く。)。
○
利用円滑 1 有効幅員:1.4m以上
○
化経路・ 2 段の有無
○
便所まで 段がある イ 傾斜路の併設の有無
○
の経路
○
場合
ロ 昇降機の併設の有無
3傾斜路 イ 有効幅員 段に代わるもの:1.4m以上
の構造
段に併設するもの:90cm以上
○
ロ 傾斜路の勾配:1/15以下(高さ16cm以下の場合は、勾配1/8以下)
○
ハ 高さ75cm以内ごとに踏幅が1.5m以上の踊場の設置の有無
○
ニ 傾斜路の始点及び終点の⽔平な部分の⻑さ:1.5m以上
○
4⼾の
イ 高齢者、障害者等が容易に開閉して通過できる構造とすること。
○
構造
ロ 前後の高低差の有無
○
【2 廊下等】
チェック
整 備 基 準
不特定多 1 表面を滑りにくく、平たんにすること。
○
数の者等 2 排⽔溝のふたをつえ等が落ち込まないものとすること。
○
が利用す 3 段がある部分は、【4 階段(不特定多数の者等が利用するもの)】に
るもの
準ずる構造とすること。
4傾斜路 イ 表面を粗面とし、又は滑りにくい材料で仕上げること。
の構造 ロ 手すりの設置の有無(勾配が1/12を超え、又は高さが16cmを
超える場合)
○
○
○
ハ ⾊等により存在を容易に識別できるようにすること。
○
ニ 両側に転落を防ぐ構造を設けること(側面が壁面の場合を除く。)。
○
利用円滑 1 有効幅員:1.4m以上
○
化経路・ 2 段の有無
○
利用居室 段がある イ 傾斜路の併設の有無
○
内の主要 場合
-
な通路
ロ 昇降機の併設の有無
3傾斜路 イ 有効幅員 段に代わるもの:1.4m以上
の構造
段に併設するもの:90cm以上
○
ロ 傾斜路の勾配:1/12以下(高さ16cm以下の場合は、勾配1/8以下)
○
ハ 高さ75cm以内ごとに踏幅が1.5m以上の踊場の設置の有無
○
ニ 傾斜路の始点及び終点の⽔平な部分の⻑さ:1.5m以上
○
4⼾の
イ 高齢者、障害者等が容易に開閉して通過できる構造とすること。
○
構造
ロ 前後の高低差の有無
○
19
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
3.福祉計画
3-4 整備基準チェックリスト(2)
【3 出入口(利用円滑化経路を構成するもの・地下街のもの)】
整 備 基 準
1有効幅員
イ 直接地上へ通ずる出入口:90cm以上
○
ロ その他の出入口:80cm以上
○
○
2段の有無
3⼾の構造
チェック
イ 高齢者、障害者等が容易に開閉して通過できる構造とすること。
○
ロ 前後の高低差の有無
○
【4 階段(不特定多数の者等が利用するもの)】
整 備 基 準
チェック
1 回り階段の有無
該当無し
2 手すりの設置の有無
○
3 段⿐を滑りにくくすること。
○
4 表面は、粗面とし、又は滑りにくい材料で仕上げること。
○
5 ⾊等により容易に識別できるようにすること。
○
6 段⿐をつまずきにくい構造とすること。
○
【5 エレベーター(利用円滑化経路を構成するもの)】 →該当無し
【6 便所(不特定多数の者等が利用するもの)】
整 備 基 準
チェック
1 段の有無
該当無し
段がある 傾斜路の有無
-
場合
傾斜路が (1)傾斜路の勾配:1/12以下(高さ16cm以下の場合は、勾配1/8以下)
-
ある場合 (2) 表面を粗面とし、又は滑りにくい材料で仕上げること。
-
2 床の表面を滑りにくくすること。
○
3 各便所の1以上の
イ 洋式便器の設置の有無
○
便房の構造
ロ 手すりの設置の有無
○
4 出入口に近い小便器の周囲に手すりを設置し、床置式等とすること。
○
5 附帯設備の設置
イ 乳幼児用いす等の設置の有無
○
ロ 乳幼児用ベッド等の設置の有無
○
ハ オストメイト対応設備の設置の有無
○
【7 ⾞いす使用者用便房】
チェック
整 備 基 準
⾞いす使用者用便房の有無
○
⾞いす使用
イ 便房のある便所の出入口の有効幅員:80cm以上
○
者用便房が
ロ 便房の
(1) 便房の出入口の有効幅員:80cm以上
○
ある場合
構造
(2) レバー式又は光感知式等の⽔栓器具を備えた洗面台の設置
の有無
○
(3) 洋式便器の設置の有無
○
(4) 手すりの設置の有無
○
(5) ⾞いす使用者等が円滑に利用できる⼗分な空間の有無
○
20
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
3.福祉計画
3-4 整備基準チェックリスト(3)
【8 興⾏場等の客席】 →該当無し
【9 ⾞いす使用者用駐⾞施設及び⾞いす使用者が通⾏できる通路】
→該当無し
【10 案内表示】
チェック
整 備 基 準
1不特定多数の者
イ 廊下等の段がある部分及び傾斜がある部分の上端に近接する部分
又は主として視覚
障害者が利用する
ロ 傾斜路の傾斜がある部分の上端に近接する踊場の部分
部分への点状
ブロック等の敷設
ハ 階段の段がある部分の上端に近接する踊場の部分
2 視覚障害者利用円滑化経路への線状・点状ブロック等の敷設又は音声誘導設備等の設置
の有無
3 視覚障害者利用円滑化経路を
イ ⾞路に近接する部分
構成する敷地内の通路への
ロ 段がある部分及び傾斜がある部分の上端に近接
点状ブロック等の敷設
する部分
4その他の
イ 乳幼児用いす等、乳幼児用ベッド等又はオストメイト対応設備
案内表示
が設けられている旨を表示した標識の掲示の有無
○
○
○
○
○
○
○
ロ ⾞いす使用者用便房が設けられている旨を表示した標識の掲示の有無
○
ハ ⾞いす使用者用駐⾞施設の表示の有無
○
ニ 情報提供のための案内設備の案内表示の位置、表記方法、⽂字の大きさ
等についての配慮
【11 その他】
○
チェック
整 備 基 準
1 利用円滑化経路とするものに係る駐⾞場が建築物である場合には、当該駐⾞場を
地上階又は利用円滑化経路を構成するエレベーターが停止する階に設けること。
該当無し
2 ⾞いす使用者用浴室等
該当無し
3 ⾞いす使用者用客室
該当無し
4 カウンター等を設置する場合の高齢者、障害者等への配慮
21
○
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
4.計画図
4-1 建築概要
工事名称
敷地面積
建築面積
延べ面積
構造規模
高さ
その他
(仮称)史跡センター新築工事
建築面積
1階床面積
建ぺい率
容積率
構造
架構形式
階数
最高高さ
最高の軒高さ
床高
5,824.91
1,126.95
999.24
19.35%
17.16%
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
ラーメン構造
平屋建
7.45 m
5.00 m
0.15 m
22
㎡
㎡
㎡
25
30
35
40
45
50
55
60
65
70
24
.6%
i= 2
:1
(1
0
.0
75
%
1.5
i=
22
水
22
Ⅱ .建 築 計画
標
標
( 仮称) 史跡セ ン タ ー標 建設工事基本設計
23
WC
24
0%
2.
i=
案内板
合
瀬
川
22.0
.7
22
.5
0
)
案内板
22 .5
0
75
70
65
i=5.
5%
i=
8.
0%
23
.0
0
4.計画図
4-2 配 置 図
24
.0
0
2 3. 0 0
22.5
25.
00
5.1%
橋
北
IP 1:
.1 1.0
山
小牧市歴史館
5%
0.
24.0
25.0
井戸跡 26.0
0
.0
23
標
標
1:1.5
22 . 00
24.0
28.0
0
IP
.2
23.0
22.50
24
.0
0
25.0
0
1:1.8
1.0%
22
.3
9
27.0
25.
0
24
.0
23
.0
2
3
.
00
29
.0
0
70
24
.0
0
30.
00
29
.0
30
.1
0
IP
.3
65
28
.0
60
IP
.3
25
.0
26
.0
27
.
0
合
瀬
川
40
場
29
.0
0
26
.
0
1
.0
%
55
38
35
.0
50
25
馬
25.0
の
55
24.0
39.09
桜
.0
39
27
38.94
38.02
35
0
38
道水弁
小
33
年の
牧市青
IP
.4
38.07
3 4.
家
45
28
.9
3
36
34
3
40
45
.0
0
34.
レク チャ
ルー ム
入口
便 所
ー
27.0
0
28
0
27 .
40
90
隣地
線
2 4.3
24 .3 0
28.5
IP
.9
.
.
.
24.0
24 .0
2 3. 0
22 .0
2 1. 0
標
5
2 3. 0
21 .0
1: 1.
S
線
25.
線
標
23 .0
25 .3
5
0
25. 0
23. 0
2 4. 0
0
0
25.
0
25.
22.
1:1.
5
線
2 3.0
標
標
0
24 .80
境界
2 2.0
24 .6
0
2 1.0
看板
標
橋
標
2 3.0
道路
標
幸
23.0
24.
標
御
2 3.0
26
.0
境界
21.
0
0
隣地
.0
0
隣地
境界
26
22.
21.
24.
0
0
22 .5
0
0
2 4 .0
23.
0
22 . 0
26.4
7
0
25.
24.
・20.91
23 . 0
26 .0
1: 1.
5
21.76
2 3. 5
21.769
24.
S
号線
2 4. 0
2 4. 8
2 4. 5
2 7.0
1: 1. 7
22.373
197
5
22 .0
・ 24
.8
2 4. 5
27.69
28 . 0
24 .0
1: 1.
24. 0
2 4. 0
県道
0
23 .8
i=3.2%
23.22
IP
.7
1:
1.
5
24 .3 0
汚
中電
.0
線
0
.
境界
.
28. 00
2 8.
.
29.
25.21 25.67
25.00
25.00
25.
00
.
0
スロー
1/ 12
プ
2 6.
24.22
28.49
25
1:1.0
00
26.
0
隣地 境 界
0
.0
27
2 7.
23
21.68
25
8.0%
.00
スロープ
1 /1 2
28 .0
5,000
30
.0
28. 40
標
26.00
26.00
1 :2 .0
25
31. 40
30. 00
者
21. 0
・2
2.
30
31
.0
26.15
21.66
0
24
.
0
28.80
28.51
3
0
,0
一般 利用
▲ 入口
1::
22.
.00
線
27
.0
29.00
界
.0
29.15
庇ライン
境
県道
汚
高蔵
寺・
小牧
線
22
地
%
i=5
・21.70
.0
管理 者
入口
収蔵 品
搬入 口
隣
.0
32
▲
堀の内
(取壊 体育施設
し予定
)
.0
0
4.
29.00
庇ライン
28.61
23
2
0
0
.0
33
28.56
21.59
0
2
3.
▼
27.0
28.72
25
25
.0
0
EP
.
27
.50
庇ライン
28.79
0
24
.
4.
3%
物
計画建
00
IP
.1
0
.0
7
25
.0
.0
・2
29.00 9.
.0
28
KBM.3
H=28.803
27 .5
24
25
.50
27
0
.0
28.0 0
28.74
2
.
30.0
隣
31
7
.
9,600
3,000
0
6,00
18,600
地
30
28.72
2 4. 0 0
0
30
1:
1.
2
線
界
境
29 .
29.00
PU-240
27
.5
0
29.00
・28.35
27
.0
26
.0
0
27 .
28.
30.51
31.53
0
35.
・ 22
.30
場
27
.0
0
30
29
28
・22.30
22.00
1
3
30
29.907
車置
IP
.6
.0
0
22
36.
26
.
標
.0
35
32
自転
31.50
31.51
35.40
37.31
31.819
標
隣地境界線
40
S
.0
37
26.0
25.0
27.19
37.599
(GH=37.32)
39.516
(GH=39.32)
22
.0
28.0
1.53
41.479
T32
T6
30.0
23.0
25 .0
T4
42.203
23
.0
38
30
35
.0
40
23.0
36
40.0
・30.0
41. 95
24.0
.0
34.76
27
26
25
42.11
39
.0
30
29
28
24
23
22,200
38.
20
35
25.0
0
26
.0
0
38
.0
50
37
30.
17,200
66,400
27,000
40
IP
.5
青年の家
.0
36.79
35.
0
27
・30.0
2
5.
0
0
37.00
31.
5%
IP
.4
37.47
34
33
32
31
30
29
28
25
40.0
25.0
32.80
23
標
小屋
小屋
30
.0
0
配置図
A 3 1/1000
28.9
0
28.8
28.4
7
28
28.4 .46
9
28.4
6
28
28.4 .44
7
28.9
28.43 0
28.45 28.
47
28.3
3
タイ
28.9
2
28.4
2
28.4
4
28.4
0
VP\
26.6
0
U+0
28.3
1
3C6
300
28.4
0
28.4
9
28.40
28.3
1
28.3
5
28.3
2
26.9
2
シッ
ヘ ゙ン
28.36
報
27.1
2
28.3
4
28.2
6
凡例
26.2
9
M
S
2
ゴシ
M .35
ッ
S
ク;
ゴ
1.8
2
シッ
7
ク;
2
95
22.05
M=
22.
22.13
汚 22.
04
昭和2年測量図
標
22.21
汚
21.96 2
1.88
21 .7
8
21.7
8
曲輪(推定)
22.17
案
21.93 内 板
22.27
旧中学校建物の
21.86 標
隣地
28.3
4
28.2
6
ヘ ゙ン
チ
28.2
4
2 8.0
9
27.7
4
2 6.8
1
.0
0
板
7
28.2
7
4
境界
線
2
28. 2
6
28.2
7
28.3
0
28.2
9
28 .2
1
28.2 28.22
1
28.3
1
28.2
5
28.32
28.3
0
27.9
9
28.01
27.8
27 .8
5
27.7
2
27.32
28.35
A
28.03
27.88
2 7.2
5
5
27.8
9
8
7
28. 5
28.4
4
.9
27.6
27.4
28.78
28.8
1
7
28.4
27.0
6
26.0
26.05
2 7. 2
9
28.9
27.1
3
.79
ホール02
54.54m2
8
26.8
26.6
4
タイル
8
25.0
2
2 6.4
6
9
3
ゴシ
ック
26.1
2
In
25.04
.
8
28.7
3
5
レクチャー
ルーム
入口
28.0
5
4
26.1
9
25.7
石
25.9
25.7
4
26.1
6
24.8
3
24.8
ヘ ゙ン
25.6
25. 8
1
25.9
0
29.00
28.71
3
25.6
7
25.5
4
4
25.36
25.10
25.0
1
24.69
9
24.5
チ
2C
4.73
チ
4
9
24.94
24.9
8
24.5
7
24.5
1
24.8
26.7
26.8
0
26.8
26.7
28.76
31.5
2
28.0
3
.0
35
8
31.5
30.8
3
30.9
8
29 .7
4
3
基礎
底
.0 27.
30
2
29
.3
28.78
28.71
28.0
4
28.
28.74 77
28..040
3
29
止 散
28
28.0
2
28.52
28.0
4
24.7
1
0
28.0
26.1
7
26 .3
9
9
26.0
石
3
7
25.85
26.4
7
25.7
25.5
0
看板
27.3
3
27.29
27.0
24.3
5
8
3
4
車止
24.3
23.72
5
26.5
5
26.6
3
5
26.0
9
26.19
1
26.12
8
25 .8
8
25.0
24.74
24.34
24.33
24.35 24.33
24.34
4
18
In
24.56
24.31
00
24.32
24.32
24.31
.
24.3
24. 4
24.34 33
24.32
24.32
レクチャールーム
アプローチ
24.31
1
26.0
看板
24.71
24 24.34
24.3 .41
24.2
26.7
4
24.33
車止
24.33
24.3
24.25
24.30
24.42
24.37
24.39
24.31
3
24.32 鋲
24.25
24.42
24.32
24.32
In
24.33
24.32
.
24.27
28. 8
7
28.7
0
MS
ゴシ
7.
00
24.47
24.3
D24
26.7
28.95
59
ック
M
M
S
;2
S
ゴ8 ゴシ
7.5 7.5
シッ
ッ
M9
ク;
S
2
ゴ M Sク;2
7.5
シッ ゴ
5
7.
55 ク シ ッ
;2
ク;
2
25.23
25.0 24.924 5.
2
25.0
24.6
26.8
3
3
29.05
27.5
5
26.57
26.90
29.0
28.7
1
28.04
3
看板
3
29.05
29 .0
0
26.80 26.82
27.4
30.54
29.29
29.0
6
29.4
6
29. 6
3
E
27.5
5
一般利用者
27.58
レクチャールーム
照
アプローチ
2 7.9
0
27.5
5
2
9
28
28.9 28.97 .99
4
28.84
2 7.9
7
9
2
27.5
2
27.5
6
. 29
2
28.0 8.01
1
28.94
28.90
28
28.67 .73
28.60
28.57
28.55
28.0
5
28.02
i=5.1%
28.0
7
9
28.89
28.86 28.85
28.
28.03 03
28.03
28.02
0
28.29
2
28.16 8.39
28.02 28.06
28.82
28.79
28.0
2
9
8
24.7
9
8
3 1.4
31. 3
29.69
28.78
0
1
案内 24.41
柱
24
28.73
25.3
2
25.2
8
25.2
3
5
21
31.7
2 7.3
9
26.6
2
.38
24.48
32.78
32.13
32. 3
3
32 .1
3
屋外活動で利用可能
なスペースとします。
27.0
8
26.8
6
25.0
24.99
32.77
27.9
27 .3
8
25 .1
9
32.6
3
30
1
25.38
0
28.72
27.9
27.1
8
1
8
5
0
27.6
8
ワークショップ等の
28.1
1
28.0
35 .6
9
28.87
27. 5
8
26.6
25.4
0
2
27 .5
9
9
25.4
26.1
6
ベン
28. 7
1
28.7
0
2
28.0 8.04 外倉庫2 29.00
5 12.42m
28.0
4
2 8.0
2
28.0
28.0 車
1
28.0 8.05
2
4
止 ・29
4
.0
0
28.0
4
28.01
2
庇ライン 8.04
28.0
5
28.04
28.05
27.99
27.7
28.64
8
5
2
2
26 6.52 6.41
2 .54
26.6 6.61
2
24.9
;2
26.2
6
26.2
散 止
照
25.0
16
2 8.8
±0
29.15
2
26.1
26.2
2
26.63
26.6
6
MS
28.5
9
28.6
9
6
27.3
2 6.6
2
26.62
5.
28. 0
35.9
レクチャールームで
30.9利用する机イス等の
2
備品が収容できる大
30
きさを確保します。.97
3,500
倉庫02
31.74m2
8 .25
机:28×椅子:3
8
26 .9
2
5
5
26.8
28.6
7
4
6
0
2
3 3.2
1
3 2.4
線
8
28.5
6
6
チ
27.9
2
31.7
28.6
5
28. 1
レクチャールーム
6
28. 2
2
兼学習体験室
看板
2
2
8.1 6
120.96m
2
HWC
3
36 .3
29.00・29.00
28.6
5
28.2
2 8.2
計画建物の位置は、旧校舎の建設
28 .0
範囲に当てはめて計画することで
6
28 .0
遺構を荒らさないようにします。
6
がけライン
MS .69
ゴ
ク;
シッ
E2 M
1
チ
柱 28.58
2
6
0
26.6
26. 2
6
27.9
0
28.9
26.3
27.2
31 .5
3
1
29.00
石
36.4
碑
5
36.1
対象
32.5 条例 32
0 隣地 .78
け
境界32.87
が
レクチャールームは、
小学校2クラス分80人 32.25
程度収容可能な大きさ
とします。
庇ライン
2
5
31.1
30.61
28 .7
28.9
74
27.0
4
B
石
底2
2 8. 8
6.268.9
5
27.一般利用者
26.9
29
1
アプローチ
27 .1
9
0
1
SK
4
4
8
範囲
建物建設不可能。
28.48
チ
2 8. 8
9
5
0
28.2
2 8.4
SK
0
MS ゴ
シッ ク
|i
1;35.
0
4
31.5
がけ条例対象範囲は、
5
案内
28 .4
36. 8
36. 3
36. 7
30.8
3
0
4
0
28.6
3
28.6
1
28.6
0
;2
2
33 .4
照
4
基礎
26.9
3
2
ベ ン
28. 5
3 6.8
2
3 7.3
1
史跡整備をした
曲輪や土塁の風景
29. 0
29.0
を見渡せます。
4 扉を閉鎖することで展示
7
28.9
エリアとレクチャールーム
29.0
4
2
28.8
エリアを分けて利用する
2
曲輪218の範囲を床
28 .8
ことが出来ます。
8
の仕上で示します。
6
0
27. 6
8
ク
37. 2
4,600 300
ベンチ
28.55
27.3
MS
ゴシ
8.
66
ッ
6
2 8.5
ヘ ゙ン
石
0
2
28. 5 8. 55
4
0
5
2
30.0
照
9
3
31.7
30.7
30.65 8
37. 6
36. 7
3 7.1
3 3.4
9
27.
10
1
基礎範囲
21.7
0
30.3
9
2
28. 5
0
2 8.5
9
4
13
37 .7
6,300
1
38. 0
( 仮称) 史跡セ ン タ ー
6 建設工事基本設計
28.00
2 8.4
石
28.5
0
33. 9
37. 1
5
2 8.5
9
37 .4
2
3,000
2 8.4
1
2 8.4
0
28.2
27
27.32
28.1
30 .4
28. 5
ベ ン
28.4
1
28.2
27.95
28.0
6
28.3
1
28.3
5
2
2 8.4
9
3 9.4
7
12
3 7.5
1
6,300
31.5
4
6
28.5
常設展示室
1
330.67m2
28.4
28.4
28.2
6
28.2
28 .4
・28
28.40
.
28 .3
8
2
通路
28.41
看板
28. 2
6
28.3
28.3
案内
8
28.3
28.2
チ
板
ク;
K.B
3
8
交流サロン
28
19.44m.244
石
2 8. 3
1
チ
ベ ン
3
杭
28.3
. 40
28.
28.3 37
3
広
プ ラ
0
8
7
4,6 5
2 8.5
28 .5
28 .4
一般利用者
▲入口
40
28.3
6
28.44
28.5
0
28.4
3 5.0
石
ベンチ
31.40
28.3
28.4
3
28.4
3
28.4
7
In.
23.83
22.48
28.5
1
28.5
5
止
28
板
23.02
29.2
3
28.5
散7
28.5
5
ル
石
29.15
29.15 ・29
庇ライン
30.2
6,80
範囲
50
ホール01
2
61.11m
±0
風除室
7
3 1.8
0
29.62
2 9.2
9
28 .5
1
4
11
3 7.8
5,400
4 0.2
37.0
31.53
3 0.4
1
石
タイ ル 2
8.78 28
28.4
.74
1
2
28.4
9 28. 8.93 スローフ
42
゚ 28
28.3
.36
9
底28.2
51 7.
45
29.2
5
28.8
6
28.4
5
28.9
0
29
28.58
28.4
6
カウンター
各エリアを見渡せる
位置に設定して、
28.4
館内全体の様子が
1
分かる様にします。
3,
照 28
.55
28.5
9
28.3860.0
28.基
84 礎 29.23
7
28.8
9
28.56
3
28.5
39.3
0
9
D
39 .5
3
線
.8
28.5
5
28.9
2
35. 6
基礎
底
0
2 8.4
9
2
1
4
3 9.3
5,400
7
35.0
30 .2
5
シアター
8
給湯
.08.46
0
7
10
40. 6
1
40.3
8
境界
:1
28.93
28. 4
例対
6
象
展示ケース
石垣模型
2000φ
事務室
28.50 2
45.00m
28.5
0
玄関
▲
3,000
300
管理者
入口
1
スタッフ
28.5
0
アプローチ
00 0
8
28.
展示
ケース
35.8
1
7,25
29.4
0
29.2
5
資料室
28.5
66,400
3 9.3
0
5,400
6
28.4
企画展示室
28.4
倉庫01
50.22m2
・2
9
がけ条
3 1.5
0
28.4
4
展示
ケース
2 8.5
3
7
29.00
28.4
28.4
3
5
展示ケース
手洗
.0
31
2
0
5
28.5
9
29.1 29
4
.31
28.9
28.6
2 2
4
8.87 収蔵品
28.9
2搬入口
8.66
3
28.5
9
28.9
2
28.58
8,0 0
31.5
40 .9
40. 5
0
隣地
28.5
28.5
Co.
28.4
8
9
99.62m
29.3
3
00
1.
2,000
29.3
1
28.7
8
30.0
28.6
2
9
展示ケース 28.4
曲 輪28218(推定
)
28.9
4
.94
▲
3
28.5
9
28.5
8
21 .7
4
28.5
照
28.4
28.45
2
3 9.1
9
0
300
8標 準
E
1
28.4
収蔵品
28.5
展示室
1
28.534.02m2
3
石
35.8
石
流し
5,400
3
5
39. 8
9
2
曲 輪 217(推 定)
30.3
3
キュービクル
・29
.0 石
0
3 8.6
5,400
8
31.5
30.2
2
28.6
7
39 .1
3 5.0
1
曲輪217の表現は、がけ
30.9
31.83
0
条例対象範囲内の為、
31.5
5
30.57
30.8 建物では再現しない。
7
5
C
1
4 0.8
40.0
7
8
29 .0
2
28.94
28.9
0
21.
28.94
28.9
39. 4
2
3
28.9
29.00
4
B
A
ゴ
28
28.8 .89
5
4 2.0
2
41. 1
▼
32.
3.10
28.9
入口
5
28.9
4
29.1
4
29.3
2
5,400 36.13
5,400
35. 3
31.5
30.9
3
30.9
3
6
39.6
8
30.0
28.80
18,600
7,500
C0
内
2
28
出.85
28.9
4
D
31.8
石
000
E
8.58
29.0
1:1.
7,500
33.0
8
5
4
38 .8
2
30.6
3
28.7
F
36 .4
31.91
30.6
9
3
4 1.9
1
40. 4
4
75
5,400
30.7
8
4 2.2
2
2
40.
手洗
28 .8
1
2
線
42. 0
7
4
.19
7
・29.00
28.8
0
30. 8
8
41. 9
2
42. 2
4 2.2
42. 0
42. 0 41. 98
6
4 0.6
1
.0
28.85
境
3 6.
3
35 .4
3 1.5
7
7
42. 0
3
5
42.1
26
28.8
0
28.83
地
6
41.2
3
42.2
9
竹柵
9 )
曲 輪 216(推 定
7
2
5,400
41 .8
85
3B
42.2
3
42. 2
42.
42 .1 13
5
8
0
隣
31.8
0
28.9
2
1
7
竹柵
42. 2
砂利
42 .2 4 2 . 1 8
6
42 .1
5
41.8
0
4 2.3
.0
32.6
31.70
4,
34.5
8
300
3 3.
37. 0
41 .8
1
2
4 2.2
7
27
3 4. 2
2
28.8
3
34.6
31.5
33. 5
7
28. 8
3
3 5.0
5
35. 4
7
柱
42. 2
42.1
42. 2
1
4
41.95
4 1.
42.0
6
2.3 1
42 .4
0
0
34.76
35.7
21
7
42.13
42.0
2
42.4
3
.0
35.0
36.A
81
1
界
6
込
42. 4
28
35.3
6
8.88
8
S
37.6
36.7
28.8
3
28.
4.083
6
2
竹柵 42.15
WWC
8
41. 6
4
3
40 .0
36.
36.5 63
4
.0
36.4
4 2.1
8
4
8
4.計画図
37.80
4-3
配 置38・平
面38.27図
.35
37.5
08
41 .8
引
40.0
37 .1
9
36.9
3
41 .8 .99
5
8
5,000
Ⅱ4 .建
築 計画
40.1
3
41. 5
MWC
8
2
0
40.39
40 .9
41.7
2
5 ,00
40.2
竹柵
41 .5
41. 5
2
41.1 41.28
2
照 41 41.11
.2
00
41 .1
2
40. 7
1. 51
8,0
0
39.98
6
40.01
39.8
竹柵 39. 0 M 39.
92
81
39.53
39.8
5
39.4
41.3
1
スロープ
1/12
8
40 .5
8
4 0.2 汚 40 .49
6
40 .4
6
スロープ
1/12
3 9.9
40.0
As.
39.6
39 .7
39 .7 1
2
受付
SS
汚
本棚
67
配置・平面図
A 3 1/300
鋲
27.55
27.52
2 7.6
3
( 仮称) 史跡セ ン タ ー 建設工事基本設計
Ⅱ .建 築 計画
4.計画図
4-4 立 面 ・断 面 図 01
屋根には、亜鉛合金板を採用して
亜鉛独特の素材感により落ち着い
た雰囲気をつくります。
曲輪や石垣の魅力である
連続する形や角度を屋根
形状に生かしました。
設計GL▽29.00
▽28.00
緩やかに広がる曲輪のイメージを
屋根を水平に連続させて表現して
います。
南立 面 図
10
0.5
△梁天水上
レクチャールーム
兼学習体験室
3,600
便所
倉庫
150
常設展示室
2,500
シアター
6,000
企画展示室
4,000
収蔵品
展示室
3,000
△梁天水下
1FL▽29.15
設計GL▽29.00
△29.00
旧建物GL
基礎底▽27.50
△27.29
旧建物基礎底
△27.10
旧建物基礎底
1
5,400
5,400
2
5,400
3
5,400
4
5,400
5
5,400
6
39.00▽
5,400
66,400
7
5,400
8
9
6,300
10
6,300
11
4,600 300
12
E- E 断 面 図
13
曲輪218(推定)
39.00▽
曲輪217(推定)
石垣の角度を屋根面の
一部にモチーフとして
採用します。
37.00▽
35.00▽
5,400
37.00▽
35.00▽
34.00▽
34.00▽
3,600
レクチャールーム
兼学習体験室
30.00▽
設計GL▽29.00
設計GL▽29.00
1FL▽29.15
2,360
設計GL▽29.00
26.00▽
△26.64
旧建物基礎底
26.00▽
凡例
東立面図
1,000
2,700 300
3,700
9,000
9,600
△梁天水上
△梁天水下
△RC梁天
▽31.50
1,710
30.00▽
39.00▽
38.00▽
300
1FL▽29.15
△29.00
旧建物GL
基礎底▽27.50
△27.29
旧建物基礎底
150 4,450 600 190
1,500
6,200 810
210
300
△がけライン
△27.45
旧建物基礎底
D-D断面図
昭和2年測量図
曲輪(推定)
旧中学校建物レベル
立面 ・ 断 面 図 01
A 3 1/300
現況及び計画レベル
25
150 4,450 750 165
1,500
6,375 860
曲輪218(推定)
( 仮称) 史跡セ ン タ ー 建設工事基本設計
Ⅱ .建 築 計画
4.計画図
4-5 断 面 図02
昭和2年測量図に
合わせた屋根勾配
とします。
曲輪218(推定)
39.00▽
曲輪217(推定)
39.00▽
2
10
0.5
△がけライン
35.00▽
10
1FL▽29.15
設計GL▽29.00
△S梁天水上
△S梁天水下
△RC梁天
▽31.50
設計GL
▽29.00
△28.45
旧建物GL
1FL▽29.15
1,550
30.00▽
収蔵品
展示室
倉庫
給湯
3,000
34.00▽
基礎底▽27.50
△27.45
旧建物基礎底
150 3,850 550 190
1,500 5,640 900
50
37.00▽
36.00▽
26.00▽
7,500
18,600
7,500
300
A - A断 面 図
曲輪218(推定)
39.00▽
曲輪217(推定)
39.00▽
37.00▽
36.00▽
△がけライン
風除室
30.00▽
ホール
1FL▽29.15
28.00▽
設計GL
▽29.00
△28.45
旧建物GL
1FL▽29.15
基礎底▽27.50
△27.45
旧建物基礎底
300 3,000
2,000
7,500
18,600
7,500
300
B - B断 面 図
曲輪218(推定)
常設展示で実物大の
石垣を展示する為に
天井高6m確保します。
0.5
曲輪217(推定)
10
10
曲輪(推定)
26.00▽
△26.64
旧建物基礎底
300 3,000
2,000
12,000
15,600
がけライン
26
300
1,900
△28.05
旧建物GL
設計GL
▽29.00
1FL▽29.15
△梁天水下
△RC梁天
▽31.50
2,360
設計GL▽29.00
6,000
常設展示室
通路
30.00▽
昭和2年測量図
△梁天水上
36.00▽
35.00▽
凡例
39.00▽
0.5
△がけライン
39.00▽
現況及び計画レベル
△RC梁天
26.00▽
計画建物の基礎底盤は、
旧校舎の基礎底盤レベル
に抑えます。
26.00▽
△梁天水下
1FL▽29.15
△28.05
旧建物GL
△27.10
旧建物基礎底
C - C断 面 図
基礎底▽27.50
150 4,850 2,000 150
1,500
7,450
300
400
26.00▽
常設展示室
シアター
1,550
30.00▽
3,000
31.40▽
旧中学校建物レベル
建物北側は、山地が
迫り樹木が多いので
落葉が詰まる可能性
が高い軒樋を設置し
ない。
▽31.50
4,000
35.00▽
150 4,850 2,000 150
1,500
7,450
300
400
300 3,000
2,000
断 面 図 02
A 3 1/300
( 仮称) 史跡セ ン タ ー 建設工事基本設計
Ⅱ .建 築 計画
5 . 求 積 図・ 求 積 表
2,000
1,000
66,400
68,400
2,000
1,000
15,600
9,600
J
C
庇ライン
1,071.8
1,000
71.8
K
庇ライン
A
2,000
3,000
2,000
1,000
庇ライン
H
1,000
G
庇ライン
1,000 1,000
2,000
1,000 1,000
2,000
庇ライン
2,000
1,000 3,000 1,000
3,000 2,000
I
F
D
1,000 1,000
2,000
22,200
6,000
E
5,000
5,000
庇ライン
18,600
19,600
B
1,000 1,000
18,200
17,200
27,000
2,000
建 築 面 積・ 延 べ 面 積 : 求積 図
3,000
7
8
39
33
1,950
4,050
36
31
32
9
6,900
9,600
15,600
2,800
12,600
8,500
13
10
2,700
5,300
35
6,000
29
1
26
38
34
5
115
.53
゚
6
2
37
4,600
7,500
0
93
17,200
3,000
4
4,100
22
6.
41
2,
0 80
28
5,1
0
16
4,500
2.
13 .
゚
30
1,
3
4, 3
3,050
計算式
5.4000× 3.6000
5.1000× 1.8000
( 0.6000+ 5.1000)×2.4000/2
5.1000× 5.1000×3.14×29.64/360
5.1000× 5.1000×3.14×115.53/ 360
( 1.8000+ 2.4000)×5.0646/2
0.6354× 2.4000
5.4000× 3.6000
21.6000× 3.0000
21.0000×12.6000
( 1.4543+ 4.1000)×3.0000/2
3.0000× 4.1000
( 1.3637+ 0.6354)×8.5000/2
(10.0804× 4.3139)- 5
( 6.0292+ 1.4041)×4.0000/2
2.4162× 0.9185/2
4.0000× 4.0000×3.14×26.41/360
6.6000×10.8000
( 9.0194+ 8.8885)×1.7758/2
( 8.8885+ 2.1582)×1.8034/2
( 2.1582+ 1.4543)×0.6208/2
( 6.1423× 1.3045)- 4
( 4.1086× 0.9137)- 17
5.4000× 6.3000
5.4000× 9.3000
5.4000× 3.0000
6.0000× 4.8000
2.7000× 3.0000
3.3000× 1.8000
3.3000× 1.2000
5.4000× 7.5000
0.6000× 4.5000
4.0500× 2.8000
12.6000× 9.6000
4.6000× 6.9000
4.6000× 2.7000
2.9500× 5.3000
3.0500× 5.3000
1.9500× 2.8000
室面積
(㎡)
19.44
19.4400
9.1800
6.8400
6.7243
26.2097
10.6357
1.5250 61.1146 61.11
19.44
19.4400
64.80
64.8000
264.6000
8.3315
12.3000
8.4962
17.2761
14.8666
1.1096
3.6857 330.6657 330.67
71.2800
15.9004
9.9608
1.1213
1.2884
0.0684 99.6193 99.62
34.02
34.0200
50.22
50.2200
16.2000
45.00
28.8000
8.10
8.1000
5.94
5.9400
3.96
3.9600
40.5000
2.7000
11.3400
54.54
120.96
120.9600
31.74
31.7400
12.42
12.4200
15.64
15.6350
16.17
16.1650
5.4600
5.46
999.2397
2,000
29
4.
54
30
1,800 1,200
27
1,800 2,400
4,800
25
28
14
.6
4
18,600
9,300
6,
12
14
22
2,950
12,600
2,400
15
0
11
21,000
室面積:求積表
室名
番号
風除室
1
ホール01
2
3
4
5
6
7
8
交流サロン
9
通路
10
常設展示
11
12
13
14
15
16
17
18
企画展示
・資料室
19
20
21
22
23
収蔵品展示室 24
25
倉庫01
26
事務室
27
28
玄関
29
給湯
30
通路
31
ホール02
32
33
レクチャールーム
34
兼学習体験室
35
倉庫02
36
外倉庫
37
MWC
38
WWC
39
HWC
合計
面積(㎡) 延べ面積 建築面積
412.9200
421.2000
165.1200
999.24
36.4000
19.6000
22.2000
3.0000
27.0000
5.0000
9.6000
4.9111
1126.95
3,600
4,00
3
41゚
3
8.6
. 35
19
17
26.
4,1
0
1 0,
9,019.37
8,888.53
6,300
10,800
18
20
23
1,40
4.07
21
3,000
1,363.7
45
8.
91
24
1,454.25
10,800
3,000
1,775.81 620.79
1,803.4
2,158.16
6,600
9
6,02
9.24 13.7
5,400
建築面積・延べ面積:求積表
番号 計算式
A 22.2000×18.6000
建物部分
B 27.0000×15.6000
C 17.2000× 9.6000
庇、外部通路 D 18.2000× 2.0000
E 1.0000×19.6000
F 22.2000× 1.0000
G 1.0000× 3.0000
H 27.0000× 1.0000
I 1.0000× 5.0000
J 1.0000× 9.6000
K 68.4000× 0.0718
600
5,400
2,700
3,300
2,000
6,000
5,400
5,100
5,400
22,200
5,064.58 635.42
5,400
600
21,600
5,400
12,600
27,000
4,600
17,200
室面 積 : 求 積 図
27
求積 図 ・ 求 積 表
A 3 1/300
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
6.仕上計画
外部仕上
屋根
軒裏
亜鉛合⾦板(非加硫ブチルゴム裏打)一⽂字葺+アスファルト
ルーフィング+耐火野地板+⺟屋:C-100×50×20×2.3@600
アルミパネル
外壁
装飾性塗壁+CON
開口部
アルミサッシ、カーテンウォール
外構
CON+モルタル+300角磁器質タイル
ステンレスラインマット
CON-T打増 厚10+ウッドデッキ
内部仕上
室名
床
壁
風除室
花崗岩
アルミサッシ
SUSラインマット
ホール01
タイル
⽯こうボードEP
交流サロン
タイル
⽯こうボードEP
通路(常設展示前)タイルカーペット 抗菌メラミン不燃化粧板
常設展示室
タイルカーペット ⽯こうボードEP
企画展示室・資料室 タイルカーペット ⽯こうボードEP
⽯こうボードEP
収蔵品展示室
塩ビシート
倉庫
合成樹脂塗床
⽯こうボードEP
事務室
タイルカーペット ⽯こうボードEP
玄関
モルタル⾦こて ⽯こうボードEP
給湯
塩ビシート
⽯こうボードEP
通路
塩ビシート
⽯こうボードEP
ホール02
タイル
⽯こうボードEP
レクチャールーム
塩ビシート
⽯こうボードEP
兼学習体験室
倉庫
合成樹脂塗床
⽯こうボードEP
外倉庫
モルタル⾦こて ケイ酸カルシウム板EP
MWC
タイル
抗菌メラミン不燃化粧板
WWC
タイル
抗菌メラミン不燃化粧板
HWC
タイル
抗菌メラミン不燃化粧板
SK
タイル
抗菌メラミン不燃化粧板
トイレ前室
タイル
抗菌メラミン不燃化粧板
28
天井
アルミパネル
天井高
(単位mm)
2300
3000
2300
3000
4000・6000
3000
3000
ケイ酸カルシウム板EP
3000
2300〜3000
岩綿吸音板
2300
化粧⽯こうボード
2300
化粧⽯こうボード
2300
化粧⽯こうボード
3000
岩綿吸音板
岩綿吸音板
岩綿吸音板
岩綿吸音板
システム天井
システム天井
システム天井
岩綿吸音板
3600
化粧⽯こうボード
3600
3600
2500
2500
2500
2500
3000
ケイ酸カルシウム板EP
化粧⽯こうボード
化粧⽯こうボード
化粧⽯こうボード
化粧⽯こうボード
化粧⽯こうボード
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅱ.建築計画
7.コスト縮減計画
構造・・・
経済スパンにより、バランスの良い柱配置・耐震壁の配置により、安価でフ
レキシビリティの高い構造方式を採用します。
形態・・・
平面形状をシンプルなプランにすることで無駄なスペースを減らし、工事費
の削減を図ります。
施工・・・
現況レベルと床底盤レベルを近づけて掘削工事費用を削減します。
又、発生残土を減らすことでの残土処分費用の低減を図ります。
材料・・・
特注品(オーダー品)の採用を避け、規格品・既製品・汎用品を採用して工
事費の削減と施工方法の簡略化、施工精度の向上を図ります。
更新・・・
規格品・既製品・汎用品の採用により、更新時の部品調達やメンテナンスの
容易さを図ります。
⻑寿命・・・
高耐久性の材料や工法を採用することで建物の⻑寿命化に努めます。
負荷低減・・・ 高気密、高断熱の材料を屋根や壁、建具に採用することで消費エネルギーの
削減に努めます。
省エネ・・・
空調・照明空間の細分化や照明・給⽔の人感センサー設置により、エネルギー
の浪費を減らします。
29
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅲ.構造計画
1.構造計画の方針
本建物の基本設計にあたり、下記に留意して計画する。
1.本建物はガイダンス施設という公共性を考慮し、耐震性の高いものとする。
2.建物の構造上のバランスを考慮する。
3.上記を考慮し経済的かつ構造⼒学的バランスのとれた計画とする。
4.環境に配慮し、工期の短縮・省⼒化・省資源を考慮した構造とする。
2.構造計算の方針
・ 構造計算は建築基準法、同施⾏令、社団法人公共建築協会「官庁施設の総合耐震
計画基準及び同解説」に基づき設計を⾏う。
・ 耐震安全性の分類は下記とする。
構造体
・・・ Ⅱ類
建築非構造部材 ・・・ B類
建築設備
・・・ 乙類
・ 各部計算は建築基準法、同施⾏令、国土交通省住宅建築局建築指導課「2001
年版建築物の構造関係技術基準解説書」、日本建築学会各種計算基準及び社団法
人公共建築協会「建築構造設計基準及び同解説」に準拠して⾏う。
・ 地震荷重は1次設計用標準せん断係数 Co=0.2、2次設計用同係数 Co=1.0とし、
せん断係数分布については建築基準法施⾏令のAi分布による。
・ 本建物はⅢ類の建物として重要度係数 I=1.25 を採用する。
・ 風荷重は建築基準法施⾏令による。
・ 各室の積載荷重は各室の使用用途を考慮して下記による。
屋根
展示室・
レクチャールーム
事務室
便所
床 用 架構用 地震用
(N/㎡)(N/㎡)(N/㎡)
1000
0
0
S造屋根
2900
2100
1100
1800
1300
600
30
備 考
住宅の居室の値
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅲ.構造計画
3.構造計算概要
●主体構造計画
・構造形式は耐震壁付ラーメン構造とする。
・耐震壁の配置に留意し、捻れの少ない建物とする。
・屋根は軽量化の為、鉄骨造とする。
●基礎地業計画
・ 建設予定敷地内で3箇所のボーリング調査及び室内土質試験の調査結果を基
に設計する。
・ 予定している設計GLが現況より上がってくるので、表層地盤改良が想定され
る。
・ 各建物の架構を健全に且つ経済的に支持する基礎形式を選択する。
●使用材料
・ 本建物に使用する材料は、下記を標準とする。また材料の許容応⼒度は建築
基準法施⾏令による。
・ 鉄 筋
・ コンクリート
・ 鉄 骨
D10〜D16 SD295A
D19〜D25 SD345
D29〜D32 SD390
普通コンクリート Fc=24N/mm2
SN400A、B、C
31
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅳ.設備計画
1.電気設備計画
1-1 計画の方針
電気設備の計画に当たっては、公共建築物であることを念頭に置き、
1.信頼性、省エネルギー、維持管理の容易さを考慮した計画をする。
2.ライフサイクルコスト、ライフサイクルCO2を考慮した設備計画を⾏う。
1-2 受変電設備
本設備は、中部電⼒の配電線より高圧電⼒の供給を受け低圧電⼒に変圧して各負
荷に配電する設備である。
受変電設備の方式は、屋外キュ-ビクル式配電盤とする。
受変電設備概要 単相変圧器
100KVA〜200KVA×1
三相変圧器
75KVA〜200KVA×1
1-3 幹線動⼒設備
本設備は、受変電設備の低圧配電盤以降電灯分電盤・動⼒制御盤に⾄る幹線設備、
及び動⼒操作盤以降動⼒負荷に⾄る配管配線の動⼒設備とする。
動⼒負荷:空調動⼒等
1-4 電灯設備
・標準照度(JIS照度基準による)
全般照明の設計照度は、下記による。
室 名
事務室、企画展示、資料室、
収蔵品展示室、レクチャールーム
常設展示
ホール、湯沸、便所、倉庫
基準照度(lx)
計画照度(lx)
300〜750 700程度
200〜500 300
100〜250 100〜200
・トイレ、湯沸等には在/不在センサ制御を取り入れる。
・誘導灯
消防法に準拠して必要な場合は設置する。予備電源の方式は原則として電池
内蔵型の器具を使用する。器具はLED器具を採用する。
・非常照明
建築基準法に準拠して必要な場合は設置する。予備電源の方式は原則として
電池内蔵型の器具を使用する。器具はLED器具を採用する。
1-5 コンセント設備
使用目的が明確な200V機器を除き全て100V20A回路で供給する。
32
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅳ.設備計画
1.電気設備計画
1-6 電話配管及び情報配管設備
・電話設備
事務室にMDF、電話主装置、所定の場所に電話子機を設置する。
設置室:事務室、レクチャールーム、展示室
・情報配管設備 (情報システム機器は別途とする)
情報系(A)、基幹系(B)、一般系(C)の3系統情報通信網を整備する。
MDFより各所に情報配管・配線(カテゴリー6)を設置する。
外部よりの引込配線ルートを確保するが、受信・分配機器は別途工事とする。
情報受け口設置室
情報系(A)(B):事務室
情報系(C):レクチャールーム、展示室
1-7 トイレ呼出設備
多目的WCに緊急呼出押ボタンスイッチを設置し、事務室に受信機を設置する。
1-8 放送設備
消防法施⾏令第24条及び施⾏規則第25条他により非常放送設備は、必要な
し。
一般放送用として 事務室に放送用設備を設置する。
1-9 TV設備
各室にTV受け口を設置する。
1-10
電気時計設備
必要に応じて電波式時計を備品対応にて設置する。
1-11
火災報知設備
消防法施⾏令第21条及び施⾏規則第23条他により⾃動火災報知設備を設置す
る。
1-12
機械警備設備
全域及び事務室に機械警備設備が設置可能なように配管設備を設ける。
33
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅳ.設備計画
2.機械設備計画
2-1 計画の方針
環境問題は日常生活における省資源・省エネルギーとともに、建築や設備の建
設・使用・廃棄までの一連のライフサイクルにおける省資源・省エネルギーの重
要性の認識が向上している。これに伴い、設備の分野においても耐久性に優れ、
更新に対するフレキシビリティをもったシステム計画や、⻑寿命の機器材質の選
択、また⻑寿命のための保守・管理が求められます。
今回計画建物に於いては、環境及び省エネルギー・省資源化を考慮した空調・
給排⽔・衛生設備計画とする。
2-2 空調設備
1)空調熱源としては、ライフサイクルコストが少なくエネルギー効率のよいものを
採用する。
2)空調機の選定に当たっては、使用時間帯、使用期間、熱負荷特性を考慮してゾー
ニングを⾏い、適切な機器配置とする。
3)機器のON・OFF管理は部門ごとに集中して⾏えるものを検討する。
2-3 換気設備
1)各室毎に適切な換気方式を選定し、機械換気による場合は低騒音・高効率機器を
採用する。
・ 事務室には空調換気扇を採用し、省エネルギー化を図る。
・ 倉庫、便所等には第3種換気設備を設置する。
2)シックハウス対策換気設備
・ 24時間換気はトイレ等の換気設備を利用する。
・ 給気については居室外壁にレジスターを設置し、通気経路建具に建築工事に
てガラリ等を設置する。
3)センサ以外は、原則的に部屋ごとにスイッチを設け手元運転する。
2-3 ⾃動制御設備
エアコン集中制御(マルチエアコン付属スイッチによる)制御室は事務室とし、
全体一括制御は⾏わない。
34
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅳ.設備計画
2.機械設備計画
2-4 給⽔設備
便所、給湯、流し台等に直圧給⽔方式にて給⽔する。
2-5 給湯設備
安全性を第一に、屋内は必要箇所に局所式電気式給湯設備を計画する。
湯沸室・収蔵品展示室に貯湯式電気温⽔器(洗い用:高温出湯なし)を設置する。
2-6 排⽔通気設備
1)建物内は汚⽔系統と雑排⽔系統の分流方式とし、屋外の汚⽔桝にて合流方式と
する。
2)便所は乾式とし、床排⽔口は設けない。
2-7 衛生器具設備
1)節⽔器具を採用する。
2)保守性を考慮して表面処理陶器の採用をする。
3)小便器は⾃動洗浄方式を採用する。
4)洗面器は⾃動⽔栓(単⽔栓)とする。
5)洋風便器には温⽔洗浄便座(擬音装置付)を設置する。
6)多目的WCにはオストメイト対応とする。
7)紙巻器は棚付2連紙巻器とする。
2-8 ガス設備
計画しない
2-9 消火設備
主要構造部を耐火構造+内装制限により屋内消火栓設備は設置しない。
2-10
排煙設備
排煙機による機械排煙設備は計画しない。
35
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
Ⅴ.工事費概算書
1.直接工事費
躯体工事
仕上工事
設備工事
一式
一式
一式
359,380,000
直接工事費 計
2.共通仮設・諸経費
一式
86,070,000
445,450,000
工事価格
3.消費税及び地方消費税
111,250,000
135,940,000
112,190,000
10%
44,545,000
489,995,000
合計
36
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
参考資料 CGパース:上空より
37
(仮称)史跡センター建設工事基本設計
参考資料 CGパース:敷地入口部分より
38