IBROKHIMOVA ZULAYKHO(ウズベキスタン)

SALOM
和歌山大学
和歌山
日本語・日本文化研修留学生
IBROKHIMOVA ZULAYKHO
「Salom」はウズベク語で挨拶を表す言葉である。ウズ
ベキスタンは共和国であり、ウズベク語で Oʻzbekiston
Respublikasi と言う。北にカザフスタン、南にトルクメ
ニスタンとアフガニスタン、東でタジキスタン、キルギ
スと接する。国土の西部はカラカルパクスタン共和国と
して自治を行っており、東部のフェルガナ盆地はタジキ
スタン、キルギスと国境が入り組んでいる。ウズベキス
タンは中央アジアに位置しており、全国土面積は
447,400km2 である。1991 年のソ連崩壊によってウズベ
ク・ソビエト社会主義共和国はウズベキスタン共和国と
して独立し、同時に独立国家共同体に加盟した。独立か
ら現在に至るまでイスラム・カリモフが大統領となって
いる。
首都はタシケントである。シルクロードの中心地やユネスコの世界遺産の宝庫として、
青色の街サマルカンドや茶色の町ブハラ、ヒヴア、シャフリサブス、仏教文化のテルメズ
などが世界的に有名である。
2009 年のアメリカ国務省の調査によると、イスラム教はウズベキスタンの主要宗教であ
り、人口の約 90%がムスリムである。また、5%がロシア正教会を信仰しており、その他が
5%となっている。しかし、ピュー研究所か
ら 2009 年の調査結果によると、ウズベキス
タンの全人口の約 96.3%がムスリムとな
っている。
ウズベキスタン航空がタシケント国際空
港とアジアやヨーロッパの主要都市間を結
んでおり、日本にも成田国際空港が週 2 便
の定期便を運航している。
ウズベキスタンは様々な民族によって構
成されている多民族国家であり、国内の主要民族はウズベク人である。1995 年時点では総
人口の約 71%がウズベク人であった。主な少数民族としては、ロシア人(8%)、タジク人(5
~30%)
、カザフ人(4%)
、タタール人(2.5%)、カラカルパク人(2%)などがいる。
料理
ウズベキスタンの国民食はピラフ(オシュとも呼ぶ)であり、米、肉、ニンジンや玉ね
ぎなどの野菜を使用して作る料理で、主菜として供される。オシ・ナハルは通常午前 6 時
から 9 時までに提供される朝のピラフであり、結婚式などの慶事の際には集まった客の分
まで大量に作られる。他に有名なウズベキスタン料理としては以下のようなものがある。
シュルヴァは脂肪の多い肉(通常羊肉を
用いる)の大きな塊と新鮮な野菜から作
るスープである。ナリンやラグマンは麺
料理であり、スープとしても主菜として
も出されることがある。マンティやチュ
チュヴァラ、サムサは小麦粉で作った生
地に肉などの具を詰めた後、蒸す、焼く、
揚げるなどした餃子に近い料理である。
肉と野菜のシチューに近いディムラマ
の際には、必ず緑茶もしくは黒茶を出す
習慣がある。様々なカバブは通常主菜と
して供される。
緑茶は一日を通して飲まれることが多いウズベキスタンの国民的な飲料である。緑茶を
提供する喫茶店(チャイハナ)は文化的にも重要な位置づけにある。他にもタシケント付
近では黒茶などのお茶が出されることも多いが、緑茶や黒茶に牛乳や砂糖を入れて飲むよ
うなことはしない。お茶は必ず食事とともに提供されるが、ホスピタリティの一環として、
客を招いた際の習慣でもある。冷たいヨーグルト飲料であるアイランは夏季には人気があ
るものの、お茶にかわる地位は獲得していない。
民族服
ウズベク人の男性は地味な背広を着て、ドッピを被っていることが多い。ドッピとはム
スリムの帽子で、お祈りの時に額を床につけるので、つばのない形をしている。これも地
方によって、形や色、デザインも違う。また、冬の装いはチョポンと呼ばれるガウンのよ
うな上着を着る。女性はゆったりしたモンペの様なズボンをはき、その上から華やかなワ
ンピースを着る。帽子やワンピースにも刺繍の入った物が好まれている。地方のお祭りな
どでは、若い女性は髪を細く長い三つ編みにするのが慣わしになっている。
皆様もウズベキスタンへ来て、私の故郷の美しさを
実見するのを楽しみにしている。