PTA教養部主催「教育の夕べ」についてのお知らせ PTA教養部主催の「教育の夕べ」を今年も開催します。 今年は札幌ユネスコ協会理事である廣田美貴子氏を講師に迎え、講演をしていただきます。 今回は『このカレンダーが学校をつくる』の演題で、カレンダーリサイクル市を通じてカンボジアに寺子屋(学校)をつくる 運動についてのお話しをしていただきます。世界にはお金がなくて学校に行けない子供や戦争や紛争で勉強できない子供が約 5800万人もいると言われています。また、読み書きができない大人は約7億8000万人。これは全大人の6人に1人の 割合です。この現実を変えていくために我々に何ができるのか、生徒の皆さんもこの機会にじっくり話を聞いて考えてみませ んか。 1.日 時 11月19日(木)18:20~19:30 2.場 所 講堂 3.演 題 『このカレンダーが学校をつくる』 4.講 師 札幌ユネスコ協会 カレンダー市プロジェクト代表 理事 廣田 美貴子氏 カンボジアの状況 年間世界中から 250 万人程の観光客が訪れる世界遺産「アンコー ル」。この遺跡があるシェムリアップ州では、観光業の恩恵を受けて いる都市部と農村部に経済的な格差が生まれています。また、1975 年から約 4 年間続いたポル・ポト独裁政権によって、人口の約 4 分の 1 もの人びとが虐殺され、教育システムが崩壊しました。 カンボジアでの活動内容 ■中途退学した子どものための復学支援特別クラスに通う子どもたち 貧しさが原因で小学校をやめてしまった子どもたちが再び学校に戻れるよう に、復学支援クラスを開始しました。3 軒の寺子屋で 4 クラスが実施され、10 ~16 歳の 90 人の子どもが勉強しました。遠くに住む子どもたちも勉強しやす いように、通学に必要な自転車やリュック、文房具、制服などの提供も行い、 さらに子どもたちが十分な栄養を得られるように月 2 回の給食サービスも行 いました。復学支援クラスの修了生は、小学校の卒業資格を得て中学校に 進学することができます。 ※写真・及び文章は、「公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟ホームページ」より抜粋
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