Title カラスザンショウは雌雄異株の植物でない Author(s) 正宗, 厳敬 Citation 北陸の植物 = The Hokuriku journal of botany, 17(3): 77-77 Issue Date 1969-08-15 Type Journal Article Text version publisher URL http://hdl.handle.net/2297/45194 Right *KURAに登録されているコンテンツの著作権は,執筆者,出版社(学協会)などが有します。 *KURAに登録されているコンテンツの利用については,著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲内で行ってください。 *著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲を超える利用を行う場合には,著作権者の許諾を得てください。ただし,著作権者 から著作権等管理事業者(学術著作権協会,日本著作出版権管理システムなど)に権利委託されているコンテンツの利用手続については ,各著作権等管理事業者に確認してください。 http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/ August 1966 正宗厳敬 G. The Journal of Geobotany Vol. XVII. No. 3 カラスザンショウは雌雄異株の植物でない MASAMUNE: Fagara ailanthoides (SIEB. et Zucc.) ENGL. is not a dioecious plant. もう6 年ほど前,金沢大学の校内で雄花の咲いているカラスザンショウの株を見つけた ので,その花を図にしてもらい,ついでにと考えて雌花を探したが見つからなかった。変 んだなと思っているうち半月以上もすぎた時,雄花を採集した株l乙若い果実を発見し狐な 弓:ぬ烏lとつまれたような気がした,多くの図鑑などに,カラスザンショウば,雌雄異株と なっているが,乙の私の観察で,カラスザンショウは必ずしも雌雄異株でないことが明に なった。もっと深い研究が望まれる。 - 77ー
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