平成２８年度 東部浄水場 No.1 及び No.2 配水ポンプ盤更新工事 特 記 仕 様 書 春 日 部 市 水 道 部 目 第1章 総 則 第１節 一般事項 ················································ 1 ··················································· 1 第２節 承諾図及び完成図書 第３節 材 料 ··············································· 3 第５節 試運転及び運転指導 第６節 調査事項、その他 電気設備工事 第１節 概 要 ········································· 2 ··················································· 2 第４節 試験及び検査 第2章 次 ········································· 4 ·········································· 4 ············································· 6 ···················································· 6 第２節 設備主要機器構成 ············································ 6 第３節 撤去機器 ···················································· 6 第４節 工事範囲 ···················································· 7 第５節 機器特記仕様 ················································ 7 第６節 工事一般仕様 ··············································· 14 第１章 第１節 総 則 一般事項 １．適用範囲 (1)こ の 仕 様 書 は 、 春 日 部 市 水 道 事 業 管 理 者 （ 以 下 「 発 注 者 」 と い う）が、発注する下記工事に適用するものとする。 1)工 事 名 称 ： 東 部 浄 水 場 No.1及 び No.2配 水 ポ ン プ 盤 更 新 工 事 2)工 事 場 所 ： 春 日 部 市 樋 籠 ２ ３ ４ 番 地 １ (2) こ の 仕 様 書 に 定 め の な い 事 項 は 、 別 に 社 団 法 人 日 本 水 道 協 会 「水道工事標準仕様書」で定めるものとする。 ２．関係法令等の遵守 請負者（以下「受注者」という）は、工事請負約款、建設業法、 騒音規制法、労働基準法、職業安定法、労働者災害保険法及びそ の他の関係法令、並びに関係官公署の許可条件を遵守し、工事の 円滑な進捗を図らなければならない。 ３．官公署に対する手続 工事施工のため必要な官公署の対する手続きは、受注者が行うも のとする。これに要する費用は受注者の負担とする。 なお、受注者は、その結果を監督員に報告しなければならない。 ４．適用規格 日本工業規格（ＪＩＳ） 日本水道協会規格（ＪＷＷＡ） 水道維持管理指針（日本水道協会） 日本電機工業会標準規格（ＪＥＭ） 電気規格調査会標準規格（ＪＥＣ） 内線規定 消防法 建築基準法 その他関係法規 1 第２節 承諾図及び完成図書 １．承諾図 この仕様書並びに添付図書に記載する事項は、主要事項のみを示 すものであるから、受注者は速やかに次の図面を提出し監督員の 承諾を得てから製作に着手しなければならない。 機器配置図及び基礎据付図 盤外形寸法図及び内部配置製作図 各種配管及び配線図 単線結線図 その他監督員の指示するもの なお、提出部数は３部（返却用１部も含む）とする。 ２．完成図書 完成図書として承諾図に下記のものを追加製本して３部提出する こと。 展開接続図 試験成績表 試験運転成績表 各機器取扱説明書 その他監督員の指示するもの 第３節 材 料 １．材料の規格 主な使用材料はすべて第１節にある適用規格のいずれかに適合し なければならない。 ２．使用材料の検査及び承諾 (1)工 事 用 材 料 は 、 使 用 前 に 検 査 を 受 け 合 格 し た も の で な け れ ば な らない。 使用材料については、使用前に承諾されたものでなければなら ない。 2 (2)材 料 検 査 に 際 し て 、 受 注 者 は こ れ ら に 立 会 わ な け れ ば な ら な い 。 立合わないときは、受注者は検査に対し異義を申し立てること はできない。 (3)検 査 及 び 試 験 の た め 使 用 に 耐 え ら れ な く な っ た も の は 、 所 定 数 量に算入しないものとする。 (4)材 料 検 査 に 合 格 し た も の で あ っ て も 、 使 用 時 に な っ て 損 傷 変 質 したときは新品と取替え、再び検査を受けなければならない。 第４節 試験及び検査 １．試験及び検査 (1)工 事 完 了 後 は 監 督 員 立 会 い の 上 、 総 合 試 験 及 び 各 種 検 査 を 実 施 するものとする。 (2)機 器 及 び 付 属 品 の 試 験 及 び 検 査 は 、 工 場 試 験 と 現 場 試 験 に 区 別 して行うものとする。 工場試験は機器製作完了後、その製作工場に於いて実施し、現 場試験はすべての機器を現場に据付け監督官公署の検査完了後、 全設備を総合運転し、各種の試験を行うものとする。 なお、各種試験は原則として監督員立会いの上実施するものと し 、 検 査 日 時 、 検 査 場 所 、 試 験 方 法 は 検 査 実 施 日 よ り 10日 前 書 面をもって必要項目を記入の上、監督員に３部提出の事。 (3)工 場 検 査 及 び 試 運 転 は 発 注 者 へ の 納 入 品 以 外 の も の で あ っ て は ならない。 (4)監 督 員 が 必 要 と 認 め た 時 は 、 公 共 又 は 権 威 あ る 試 験 所 、 そ の 他 の機関の材料試験成績書及び検査合格証明書を提出するものと する。 (5)工 場 検 査 を 省 略 さ れ た 機 器 材 料 に つ い て も 監 督 員 の 指 定 し た も のについては、試験成績表を提出するものとする。 (6)機 器 の 試 験 及 び 検 査 は 原 則 と し て 監 督 員 の 立 会 い の も と に 行 う が当該機器が公認の規格による汎用品である時はその成績表を 提出して承諾を受けるものとする。 (7)試 験 に 要 す る 費 用 は 全 て 受 注 者 の 負 担 と す る 。 3 第５節 試運転及び運転指導 １．試運転 (1)工 事 完 了 後 、 現 場 試 運 転 を 実 施 す る 場 合 に は 受 注 者 は 責 任 あ る 専門技術者を現場に派遣し、監督員と打合せの上、試運転の実 施にあたること。 (2)試 運 転 実 施 日 及 び 期 間 に つ い て は 、 監 督 員 の 指 示 に よ る も の と する。 (3)試 運 転 成 績 書 は 速 や か に ま と め て 必 要 部 数 を 発 注 者 に 提 出 す る こと。 (4)試 運 転 調 整 に 要 す る 費 用 は 全 て 受 注 者 の 負 担 と す る 。 ２．運転指導 (1)工 事 竣 工 引 渡 後 、 受 注 者 は 直 ち に 専 門 技 術 者 を 派 遣 し て 各 設 備 の運転に備えること。 (2)期 間 は 、 原 則 と し て 各 機 器 10日 以 内 と す る 。 (3)指 導 員 の 派 遣 費 用 は 受 注 者 の 負 担 と す る 。 第６節 調査事項、その他 １．本工事の施工に当たり「受注者」は、場内の地下埋設物の位置 を把握しなければならない。 また、埋設物の占用位置が不明確な場合には試掘を行い、その 位置を確認し、工事に支障がないようにしなければならない。 ２ ． ｢受 注 者 」 は 、 設 計 図 書 及 び 数 量 計 算 書 に 示 さ れ た 数 量 の 確 認 を 行 い 、 ｢発 注 者 」 監 督 員 の 指 示 に よ り 、 各 期 間 中 の 出 来 高 調 書 を 作成し提出しなければならない。 ３．産業廃棄物の処理について本工事から発生する産業廃棄物の処 理 に つ い て は 、 関 係 法 令 (廃 棄 物 処 理 法 ） 等 に 基 づ き 許 可 を 受 け た廃棄物処理場で処理するものとする。 なお、処分を証明する下記の資料を監督員に提出すること。 (1)収 集 運 搬 、 最 終 処 分 業 の 許 可 証 の 写 し (2)産 業 廃 棄 物 処 理 契 約 書 の 写 し (3)産 業 廃 棄 物 処 理 業 者 の 許 可 証 の 写 し 4 処 分 数 量 を 確 認 で き る 資 料 (マ ニ ュ フ ェ ス ト 管 理 票 ) ４．同工事場所において、東部浄水場配水流量計更新工事を予定し ています。 ５ ． 腸管検査 本工事の施工に於いて場内入場者は、あらかじめ腸管系伝染病 原菌培養（赤痢菌・腸チフス菌・パラチフス菌・腸管出血性大 腸菌）を行い、その検査成績証明書を提出しなければならない。 尚、検査成績証明書の有効期限は６ヶ月である。 5 第２章 第１節 概 電気設備工事 要 本 工 事 は 、 東 部 浄 水 場 No.1及 び No.2配 水 ポ ン プ 盤 更 新 工 事 に 伴 う 電 気 設 備工事であり、東部浄水場からの配水を維持しつつ、機器の製作・据付 及び配線配管工事を行うものである。 また、ポンプ室内配水管更新にあたって、配水ポンプ自動制御の総合機 能調整を行うものである。 第２節 設備主要機器構成 (1) No.1/2配 水 ポ ン プ 盤 ２組 (2) No.1/2配 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 ２面 (3) 浄 水 設 備 補 助 継 電 器 盤 (3) １面 (4) 仮 設 分 岐 盤 (ETE1)機 能 増 設 １式 (5) 浄 水 設 備 補 助 継 電 器 盤 (1)(EK11)機 能 増 設 １式 (6) 浄 水 設 備 補 助 継 電 器 盤 (2)(EK21)機 能 増 設 １式 (7) １ ， ２ 系 用 配 水 圧 力 計 ２組 (8) １ ， ２ 系 用 配 水 流 量 変 換 器 ２組 (9) 計 装 盤 (EM3)機 能 増 設 １式 (10) 浄 水 設 備 コ ン ト ロ ー ラ 盤 (ECTR1)機 能 増 設 １式 (11) コ ン ト ロ ー ラ 盤 (ER2)機 能 増 設 １式 (12) 運 転 管 理 用 パ ソ コ ン 機 能 増 設 １式 (13) 空 調 機 用 変 圧 器 盤 １面 (14) 受 変 電 室 用 空 調 機 １式 (15) 電 気 室 用 空 調 機 １式 (16) No.1/2配 水 ポ ン プ 電 動 機 オ ー バ ー ホ ー ル １式 第３節 撤去機器 (1) ア ク テ ィ ブ フ ィ ル タ (EA1/2) ２面 (2) No.1/2配 水 ポ ン プ 盤 (EA3/4) ２面 (3) No.1/2配 水 ポ ン プ 現 場 盤 (ES1/2) ２面 6 第４節 工事範囲 (1) 第 ２ 節 記 載 の 機 器 の 製 作 及 び 据 付 工 事 (2) 各 機 器 間 の 配 線 ・ 配 管 工 事 (3) 第 ３ 節 記 載 の 機 器 の 撤 去 工 事 (4) そ の 他 上 記 に 伴 う 諸 工 事 及 び 試 運 転 調 整 工 事 第５節 機器特記仕様 １ .No.1/2配 水 ポ ン プ 盤 (1) 数 量 ２ 組 （ 1組 ＝ 2面 構 成 ） (2) 形 式 屋内鋼板製自立閉鎖形（前背面扉形） (3) 寸 法 設計図書を参照し、承認図において決定する。 (4) 盤 面 取 付 器 具 (1組 あ た り ) 名称銘板 １式 用途銘板 １式 交流電流計（広角度指示形） １個 電流計切換スイッチ １個 回転数計（広角度指示形） １個 電源表示灯（白） １個 集合表示器 １式 押釦スイッチ（故障復帰、ランプテスト） ２個 その他必要なもの １式 (5) 盤 内 取 付 機 器 (1組 あ た り ) VVVF装 置 400V 110kW 50Hzポ ン プ 電 動 機 可 変 速 用 PWM形 高 調 波 抑 制 装 置 （ 同 上 VVVF装 置 用 ） １台 １台 配線用しゃ断器 3P400AF １個 配線用しゃ断器 3P 50AF ２個 配線用しゃ断器 3P 30AF １個 制 御 電 源 変 圧 器 （ 1φ 1kVA 420/105V） １台 電磁接触器 400V 110kW 電 動 機 用 １台 電磁接触器 400V 0.2kW 電 動 機 用 （ 可 逆 ） １台 変 流 器 （ 300/5A） ２個 7 過負荷継電器 ２個 地絡過電流継電器（零相変流器付） ２組 電流用変換器 １個 盤内換気ファン（温度制御付） １式 盤内照明およびコンセント １式 その他必要なもの １式 ２ .No.1/2配 水 ポ ン プ 現 場 操 作 盤 (1) 数 量 ２面 (2) 形 式 屋内鋼板製スタンド形 (3) 寸 法 設計図書を参照し、承認図において決定する。 (4) 盤 面 取 付 器 具 (1面 あ た り ) 名称銘板 １式 用途銘板 １式 交流電流計（広角度指示形） １個 回転数計（広角度指示形） １個 切換スイッチ １個 操作スイッチ ４個 信号灯（赤、緑） １組 信号灯（赤、緑、赤） １組 集合表示器 １式 押釦スイッチ（故障復帰、ランプテスト） ２個 引釦スイッチ（非常停止） １個 その他必要なもの １式 （ 5） 盤 内 取 付 機 器 (1面 あ た り ) スペースヒータ（温度制御付） １式 盤内照明およびコンセント １式 端子台 １式 その他必要なもの １式 8 ３ .浄 水 設 備 補 助 継 電 器 盤 (3) (1) 数 量 １面 (2) 形 式 屋内鋼板製自立閉鎖形（前背面扉形） (3) 寸 法 設計図書を参照し、承認図において決定する。 (4) 盤 面 取 付 器 具 名称銘板 １式 その他必要なもの １式 (5) 盤 内 取 付 機 器 （ 今 回 No.1/2配 水 ポ ン プ 分 ） 補助継電器 １式 限時継電器 １式 盤内配線および端子台 １式 その他必要なもの １式 (6) 今 回 No.1/2配 水 ポ ン プ 分 回 路 を 収 納 し 、 配 水 ポ ン プ 盤 、 配 水 ポ ン プ現場盤、既設浄水設備補助継電器盤内の浄水設備コントローラ入 出力装置等と信号取合いを行なうものとする。 ４ ． 仮 設 分 岐 盤 (ETE1)機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1） No.1/2配 水 ポ ン プ 用 の 電 源 分 岐 を 行 な う (3) 追 加 取 付 機 器 配線用しゃ断器 3P400AF ２個 盤内配線および端子台 １式 その他必要なもの １式 ５ ． 浄 水 設 備 補 助 継 電 器 盤 (1)(EK11)機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1） 既 設 浄 水 設 備 コ ン ト ロ ー ラ 入 出 力 装 置 か ら 、 旧 No.1配 水 ポ ン プ 用信号の削除を行なう。 9 ６ ． 浄 水 設 備 補 助 継 電 器 盤 (2)(EK21)機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1） 浄 水 設 備 コ ン ト ロ ー ラ 入 出 力 装 置 を 追 加 し 、 新 No.1/2 配 水 ポ ン プ用信号の入出力を行なう。 2） 既 設 浄 水 設 備 コ ン ト ロ ー ラ 入 出 力 装 置 か ら 、 旧 No.2配 水 ポ ン プ 用信号の削除を行なう (3) 追 加 取 付 機 器 入出力プリント板 １式 盤内配線および端子台 １式 その他必要なもの １式 ７ ． １ ,２ 系 用 配 水 圧 力 計 (1) 数 量 ２組 (2) 構 成 機 器 （ １ 組 に つ き ） 圧力伝送器 １台 絶縁信号変換器 １式 ディストリビュータ １式 その他必要なもの １式 ８ ． １ ,２ 系 用 配 水 流 量 変 換 器 (1) 数 量 ２組 ※東部浄水場配水流量計更新工事より支給品とする。 10 ９ ． 計 装 盤 （ EM3） 機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1 ） No.1/2配 水 ポ ン プ 可 変 速 装 置 更 新 に 伴 い 、 配 水 ポ ン プ 全 台 の 自動制御機能の調整確認を行なう ﾜﾝﾙｰﾌﾟｺﾝﾄﾛｰﾗ ｿﾌﾄ変 更 １式 配水流量・配水圧力自動制御 2) 1･2系 用 配 水 流 量 計 の 更 新 (別 途 工 事 )に 伴 い 、 ル ー プ 構 成 機 器 の 更新を行う 絶縁信号変換器 １式 その他必要なもの １式 10． 浄 水 設 備 コ ン ト ロ ー ラ 盤 (ECTR1)機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1） 旧 No.1/2配 水 ポ ン プ 設 備 制 御 ソ フ ト ウ ェ ア プ ロ グ ラ ム 削 除 2） 新 No.1/2配 水 ポ ン プ 設 備 制 御 ソ フ ト ウ ェ ア プ ロ グ ラ ム 追 加 3） 配 水 ポ ン プ 自 動 台 数 制 御 ソ フ ト ウ ェ ア プ ロ グ ラ ム 調 整 4） 配 水 系 統 監 視 操 作 盤 用 No.1/2配 水 ポ ン プ 設 備 信 号 変 更 5） 計 装 盤 取 付 ﾜﾝﾙｰﾌﾟｺﾝﾄﾛｰﾗと の 伝 送 変 更 5） No.1/2配 水 ポ ン プ 設 備 信 号 の 運 転 管 理 用 パ ソ コ ン と の 伝 送 変 更 11． コ ン ト ロ ー ラ 盤 (ER2)機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1） No.1/2配 水 ポ ン プ 電 流 、 回 転 数 入 力 信 号 を 削 除 す る 。 12． 運 転 管 理 用 パ ソ コ ン 機 能 増 設 (1) 数 量 １式 (2) 機 能 増 設 内 容 1 ） No.1/2配 水 ポ ン プ 設 備 入 出 力 信 号 の 変 更 に 伴 う 機 能 増 設 ソフト変更 １式 11 13． 空 調 機 用 変 圧 器 盤 (1) 数 量 １面 (2) 形 式 屋内鋼板製自立閉鎖形（前背面扉形） (3) 寸 法 設計図書を参照し、承認図において決定する。 (4) 盤 面 取 付 器 具 名称銘板 １式 集合表示器 １式 押釦スイッチ（故障復帰、ランプテスト） ２個 その他必要なもの １式 (5) 盤 内 取 付 機 器 モールド形三相動力変圧器 １台 3φ 3W 75kVA 420/210V Δ−Ｙ結線（中性点接地端子付） 配線用しゃ断器 3P400AF １個 配線用しゃ断器 3P225AF １個 漏電しゃ断器 3P 50AF １３個 補助継電器類 １式 盤内照明およびコンセント １式 その他必要なもの 14． 受 変 電 室 用 空 調 機 (1) 形 式 セパレート式空冷式エアコン（冷暖房兼用機） (2) 数 量 ２組 (3) 仕 様 （ 1組 あ た り ） 冷 房 能 力 25kW程 度 暖 房 能 力 28kW程 度 圧 縮 機 用 電 動 機 出 力 7･5kW未 満 と す る こ と (4) 付 属 品 そ の 他 （ 1組 あ た り ） 室内機 １台 室外機 １台 冷媒管、ドレン管及びリモコン配線配管材料 １式 同上工事 １式 12 15． 電 気 室 用 空 調 機 (1) 形 式 セパレート式空冷式エアコン（冷暖房兼用機） (2) 数 量 ３組 (3) 仕 様 （ 1組 あ た り ） 冷 房 能 力 20kW程 度 暖 房 能 力 22kW程 度 圧 縮 機 用 電 動 機 出 力 7.5kW未 満 と す る こ と (4) 付 属 品 そ の 他 （ 1組 あ た り ） 室内機 １台 室外機 １台 冷媒管、ドレン管及びリモコン配線配管材料 １式 同上工事 １式 16． No.1/2配 水 ポ ン プ 電 動 機 オ ー バ ー ホ ー ル (1) ポ ン プ 仕 様 1) 形 式：両吸込渦巻ポンプ 2) 口 径 ： φ 300×200ｍ ｍ 3) ポ ン プ 要 項 ： 9.42m3/min×47m×4P×110kW 4) 数 量：２台 (2) 電 動 機 整 備 1) 分 解 整 備 ・ 部 品 検 査 手 入 ・ ベ ア リ ン グ 交 換 2) 組 立 ・ 回 転 試 験 ・ 外 部 塗 装 (3) 電 動 機 搬 出 運 搬 搬 入 1) 解 線 ・ 継 手 切 離 し ・ 電 動 機 取 外 、 運 搬 、 取 付 2) 芯 出 し 調 整 ・ 継 手 接 続 ・ 結 線 ・ 仕 上 げ 確 認 3) 試 運 転 確 認 4) 組 立 ・ 回 転 試 験 ・ 外 部 塗 装 (4) 交 換 部 品 （ １ 台 に 付 ） 1) 軸 受 （ CP側 ・ 反 CP側 ） 各１個 2) ス テ ー タ ー コ イ ル 巻 替 修 理 13 １式 第６節 工事一般仕様 １．材 料 (1) 電 線 類 1) ケーブル・電線及び付属品 ア．ケーブル・電線の種類 ケ ー ブ ル ・ 電 線 は 、 JIS及 び JCS製 品 と し 、 下 記 に よ る 。 (ｱ) 高 圧 ケ ー ブ ル は 、 架 橋 ポ リ エ チ レ ン 絶 縁 耐 燃 性 ポ リ エ チ レ ン シ ー ス ケ ー ブ ル （ CE） 又 は ト リ プ レ ッ ク ス 形 （ CET） を 使 用すること。 ( ｲ ) 低 圧 ケ ー ブ ル は 、 公 称 2.0 ㎜ ２ 以上の架橋ポリエチレン絶 縁 耐 燃 性 ポ リ エ チ レ ン シ ー ス ケ ー ブ ル （ C E ）、 ト リ プ レ ッ ク ス 形 （ CET） を 使 用 す る こ と 。 (ｳ) 制 御 用 ケ ー ブ ル は 、 原 則 と し て 公 称 断 面 積 1.25㎜ ２ 以上の 制御用ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル （ CEE ） を 使 用 す る こ と 。 た だ し 機 器 盤 等 の 端 子 が コ ネ ク タ の場合はこの限りではない。 (ｴ) 計 装 用 ケ ー ブ ル は 、 専 用 ケ ー ブ ル 若 し く は コ ネ ク タ 付 多 心 ケ ー ブ ル を 使 用 す る 場 合 を 除 き 公 称 断 面 積 1.25㎜ ２ 以上の遮 へい付ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル （ CEE-S） を 使 用 す る こ と 。 イ．端末処理材 ケ ー ブ ル の 端 末 処 理 材 は 、 原 則 と し て JCAA製 品 と す る 。 ウ．圧着端子 圧 着 端 子 類 は 、 JIS製 品 と す る 。 エ ． そ の 他 付 属 品 は 、 原 則 と し て JIS製 品 と す る 。 14 ( 2 ) 電線・ケーブル保護材 1) 配管及び付属品 材料の名称及び規格は、下記による。 区 金 分 属 名 称 規 管 鋼製電線管 〃 格 備 考 JIS Ｃ 8305 金属製可とう電線管 JIS Ｃ 8309 注：ア．付属品は、配管に適合したものとする。 イ． ２．施 金 属 製 可 と う 電 線 管 は 、 MAS製 品 を 使 用 で き る 。 工 (1) 配 電 盤 等 据 付 1)配 電 盤 等 の 据 付 現場機器付近のコンクリート床上に据付ける場合 コンクリート床面に盤等を据付ける場合は、床面から原則とし て 10㎝ の 基 礎 と す る こ と 。 基 礎 の 横 巾 及 び 奥 行 寸 法 は 盤 の そ れ よ り 左 右 、 前 後 に 10㎝ ず つ 長くすること。 (2)配 線 工 事 1) ケ ー ブ ル 布 設 (ｱ) ケ ー ブ ル を 曲 げ る 場 合 は 、 被 覆 が 傷 ま な い よ う に 行 い 、 そ の 屈 折 半 径 （ 内 側 半 径 と す る 。） は 下 表 に よ る こ と 。 ケーブルの屈折半径 ケーブルの種別 単心以外のもの 単心のもの 低圧ケーブル 仕上り外径の６倍以上 仕上り外径の８倍以上 仕上り外径の８倍以上 仕 上 り 外 径 の 10 倍 以 上 低圧遮へい付ケーブル 〔備考〕トリプレックス形の場合は、より合せ外径をいう。 15 (ｲ) 管 内 配 線 ｱ) 通 線 す る 際 に は 、 潤 滑 材 と し て 絶 縁 被 覆 を お か す も の を 使用してはならない。 ｲ) 通 線 は 、 通 線 直 前 に 管 内 を 清 掃 し 、 ケ ー ブ ル 等 の 被 覆 を 損傷しないように養生しながら行うこと。 2) 端 末 処 理 等 及 び 導 電 部 の 接 続 等 (ｱ) 低 圧 ケ ー ブ ル は 、 自 己 融 着 テ ー プ 及 び 電 気 絶 縁 用 ビ ニ ー ル テープ等を用いて、ケーブルの絶縁物及びシースと同等以上 の効力を有するように絶縁処理を行うこと。 なお、機器類側の接続端子等の条件から、規格の端末処理 材を使用することが困難な低圧ケーブルは、監督員の承諾を 得て他の方法で端末処理することができる。 (ｲ) ケ ー ブ ル 端 末 に は 、 ケ ー ブ ル 仕 様 、 太 さ 、 負 荷 名 称 等 を 入 力したラベルを貼付けること。 なお、幹線ケーブルの端末には、合成樹脂製又はファイバ 製の名札を付け、行き先表示をすること。 (ｳ) 制 御 ケ ー ブ ル は 、 電 気 絶 縁 用 ビ ニ ー ル テ ー プ 等 を 用 い て 、 端末処理を行うこと。 (ｴ) 機 器 類 の 各 端 子 へ の つ な ぎ 込 み は 、 原 則 と し て 丸 形 の 圧 着 端子で行うこと (ｵ) 低 圧 動 力 ケ ー ブ ル の 各 心 線 は 相 色 別 を 行 う こ と 。 (ｶ) 制 御 ケ ー ブ ル の 各 心 線 は 、 端 子 記 号 と 同 じ マ ー ク を 刻 印 し たマークバンド又はチューブを取付けること。なお、端末に は絶縁カバーを使用すること。 (ｷ) 配 電 盤 に 引 込 む ケ ー ブ ル は 適 切 な 支 持 物 に 堅 固 に 固 定 し 、 接続部に過大な応力がかからないようにすること。 (ｸ) 配 電 盤 は ケ ー ブ ル 引 込 み 後 、 開 口 部 を パ テ 等 で ふ さ ぎ 防 湿 、 防虫処理を行うこと。 (ｹ)ケ ー ブ ル の 直 線 接 続 は 原 則 と し て 行 っ て は な ら な い 。 た だ し、やむを得ない場合は、監督員の承諾を得て行うことがで きる。 16 3) 金属管工事 露出配管の布設は下記による。 (ｱ) 管 を 支 持 す る 金 物 は 、 鋼 製 で 管 数 、 管 の 配 列 及 び こ れ を 支 持する箇所の状況に応じたものとする。なお屋外及び結露の おそれがある場所での支持金物はステンレス製とする。 (ｲ) 管 を 支 持 す る 金 物 は 、 ス ラ ブ そ の 他 の 構 造 体 に 堅 固 に 取 付 けること。 (ｳ) 管 は 天 井 及 び 壁 面 に 直 接 触 れ な い よ う に 布 設 し 、 ２ ｍ 以 下 の間隔で支持すること。なお、支持金物は、その小口で床上 2.5ｍ 以 下 の 部 分 は 保 護 キ ャ ッ プ を 取 付 け る こ と 。 (ｴ) 管 を 構 造 物 の 伸 縮 部 分 を 渡 っ て 施 設 す る 場 合 は 、 伸 縮 を 考 慮すること。 (ｵ) 湿 気 の 侵 入 す る お そ れ が あ る 場 合 は 、 侵 入 防 止 処 置 を 施 す こと。 (ｶ) 原 則 と し て 、 通 路 と な る 床 面 に 配 管 し て は な ら な い 。 や む を得ない場合は、監督員の承諾を得て、衝撃及び荷重を直接 受けないように防護措置を施すこと。 17
© Copyright 2024 ExpyDoc
