UniversAll Extraction Buffer II プロトコール日本語訳

Yeastern Biotech Cat No.FYU004-5ML
NIPPON GENE Code No.316-08391
1 液タイプの簡易 DNA 抽出試薬
UniversAll™ Extraction Buffer II
UniversAll™ Extraction Buffer II 日本語マニュアル(第 1 版)160510TM
Ⅰ 製品説明
UniversAll™ Extraction Buffer II は、Yeastern Biotech 社(台
湾)が開発した 1 液タイプの簡易 DNA 抽出試薬です。幅広い
サンプルから精製を行わずに、直接 PCR で増幅可能な DNA
を抽出することができます。また、抽出工程は 95℃~98℃で
10 分加温するだけで、プロテアーゼ K による処理を必要とし
ません。
■ 特 長
・様々なサンプルからの抽出実績がある
・抽出工程は 95℃~98℃で 10 分加温のみ
・一液タイプで操作が簡便
(*2) チューブの下側を指ではじいて(タッピング)混合する。
タッピングでサンプルが溶液中に浸らない場合は、マイクロピペッ
トで吸出を行い(ピペッティング)、完全に浸るようにする。
(*3)液体サンプル以外の場合、省略してもよい。
Ⅱ 製品内容
(100 回用)
・UniversAll™ Extraction Buffer II
(*1) 血清、唾液、痰などの、DNA 量が少ない液体サンプルの
場合は、持ち込むサンプル量を最大 50 μl まで増やすことができ
る。
(*4) パラフィン、フェノール、金属イオンなどの PCR を阻害する
物質を含むサンプルについては、PCR に持ち込む前に DNA 抽出
溶液を、PCR グレード水によって 10 倍から 100 倍に段階希釈し
て、最適な条件を検討してください。
1 ml×5 本
・マニュアル
1部
Ⅲ 保存および使用方法
保存温度: -20℃
(注意) 使用時は室温で融解させ、数回のピペッティングもしくは、
数秒のボルテックスを行ってから使用してください。
Ⅳ 使用上の注意
本品は試験研究用ですので、医薬品、その他の目的にはご使
用になれません。また、試薬についての基本的な知識のある方以
外は取り扱わないで下さい。本品の取り扱いはマニュアル記載内
容通りに行って下さい。マニュアル記載内容と異なった取り扱いに
よるトラブルにつきましては、弊社では責任を負いかねます。
Ⅴ プロトコール
UniversAll™ Extraction Buffer II は、Yeastern Biotech Co., Ltd.
(台湾)で開発・製造されており、株式会社ニッポンジーンが
国内で販売を行っております。
サンプル*1)
3
(植物組織:1 mm 、動物組織:1 mg、液体:2 μl)
50 μl
混合
UniversAll™ Extraction Buffer II
お問い合わせ先
*2)
(ボルテックス 5 秒間)
*3)
株式会社ニッポンジーン 学術営業課
スピンダウン
95℃-98℃ 10 分間
ボルテックス 5 秒間
スピンダウン
〒930-0834 富山県富山市問屋町一丁目8番7号
TEL
(076) 451-6548
FAX
(076) 451-6547
URL
http://www.nippongene.com
DNA溶液
(1-2 μlをPCRに使用する*4))
株式会社ニッポンジーン
〒930-0834 富山市問屋町 1-8-7 TEL 076-451-6548
URL http://www.nippongene.com/
FAX 076-451-6547