平成28年度 日本糖尿病学会賞「ハーゲドーン賞」は、熊本大学荒木 栄一

2016 年 5 月 19 日
PRESS-16-14
平成 28 年度 日本糖尿病学会賞 「ハーゲドーン賞」は、熊本大学 荒木 栄一教授が受賞
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長: オーレ ムルスコウ ベック、本社: 東京都千代田区)は、第 59
回日本糖尿病学会年次学術集会(2016 年 5 月 19 日~21 日、於 京都)で、学会賞であるハーゲドーン賞を、
平成 28 年度は熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学分野 荒木 栄一教授が受賞されたことをお知ら
せいたします。
荒木先生は、長年にわたる「糖尿病の成因・病態の分子生物学的解析と新規糖尿病治療法への応用」の業
績が認められての受賞となりました。
ハーゲドーン賞は、国際的に認められ評価の確立した研究業績に贈られる日本糖尿病学会賞です。ノボ
ノルディスクの創業者の 1 人で、糖尿病研究で世界中に名をはせた人物であるハーゲドーン博士にちなみ、日
本糖尿病学会が昭和 62 年(1987 年)に創設し、ノボ ノルディスク ファーマは本賞を支援しています。
一般社団法人日本糖尿病学会について
日本糖尿病学会は、昭和 33 年 4 月、糖尿病学の進歩・発展を図り、国民の災害を防止することを目的とした任
意団体として設立され、糖尿病に関する学理及び応用の研究調査並びにそれについての発表、知識の交換、情報
の提供等を行い、糖尿病に関する研究の進歩、知識の普及を図り、もって日本における学術の発展と福祉の向上に
寄与することを目的とする一般社団法人です。会員数は 17,000 名を超えます。
ノボ ノルディスクとハーゲドーン博士について
アウグスト クロウとマリー クロウ夫妻とともに、1923 年にノボ ノルディスク社を設立したハンス クリスチャン ハ
ーゲドーン博士は、1936 年にプロタミンをインスリンに添加すると血糖降下作用が延長することを発見しました。そ
の後、1946 年にプロタミンを含む中間型インスリン、NPH(Neutral Protamine Hagedorn)製剤が開発され、ハ
ーゲドーン博士の名を冠した NPH 製剤は、当時と製法は異なるものの現在でも使われています。ハーゲドーン博士
がクロウ博士とともに開設したステノ糖尿病センター(1932 年)や、その名を冠したハーゲドーン研究所(1957 年)
では、設立当初から現在まで一貫して患者さんのニーズに寄り添うかたちで、教育や先進的な研究、最先端医療へ
の研究が続けられています。
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は、デンマークに本社を置くグローバルヘルスケア企業であるノボ ノルディス
ク社の日本法人です。ノボ ノルディスク社はインスリンの発見から間もない 1923 年にインスリンの製造販売を開始
し、以来 90 年以上にわたり継続的な研究開発と世界の国々への安定供給を通じ、糖尿病ケアの革新をリードして
きました。また、糖尿病領域における研究開発の歴史により培われた数々の強みを活かし、成長障害や血友病など
長期にわたり医薬品を必要とする疾患においても、その治療法の革新に取り組んでいます。ノボ ノルディスク社は
現在 75 カ国に約 41,600 人の社員を擁し、製品は 180 カ国以上で販売されています。日本法人は 1980 年に設
立されています。
お問い合わせ先
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
100-0005
東京都千代田区丸の内 2-1-1
明治安田生命ビル
Tel: 03-6266-1700
Fax: 03-6266-1801
Internet:
www.novonordisk.co.jp
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