タンピング技術の継続的改良 DB Netz 社の新世代検測車

タンピング技術の継続的改良
原題:High-Tech-Stopfaggregate
für nachhaltige Gleislageverbesserung
●著者・所属:Florian Auer ; Plasser & Theurer 社 , 軌道技術部 , シニアエキスパート , Roman Hauke ; 同 , 技術情報部長 , Rainer Wenty ; 同 , マー
ケティング兼技術営業部長
●誌名:EI: Eisenbahningenieur Vol.66 No.11(2015-11) pp.18-22
●言語:独語 ●原文中図:6 ●表:0
軌道・構造物
Plasser & Theurer 社はマルタイとタンピング装置の継続
的な開発に取り組んでおり、開発に当たってはプロセス
の安定性と信頼性向上を最重要の課題としている。タン
ピングの周波数、振幅、つき固め力は作業の質に大きく
影響する。これらのパラメータは、バランスウェイトと
偏心加振装置および油圧締め固め機能を有する装置の基
本設計において、容易に導かれるようになっている。こ
れまでの細部にわたる数々の改良によって、つき固め装
置の信頼性と効率は大きく進化してきた。特に、つき固
つき固めユニット
め速度の制御、段階的なつき固めおよびタンピングツー
ルの最適化によるところが大きい。さらに最近では、環
出典 EI: Eisenbahningenieur
境保全にもいくつかの対策が採られている。
DB Netz 社の新世代検測車
原題:Neue
Generation von Messzügen bei der DB Netz AG
●著者・所属:Martin Allweil ; DB Netz 社 , マシンプールマネージャー・前軌道検測マネージャー , ドイツ
●誌名:EI: Eisenbahningenieur Vol.66 No.9(2015-9) pp.62-65
●言語:独語 ●原文中図:5 ●表:1
DB Net 社は軌道検測の歴史の中で最も重要な投資プロ
は操作の容易さと作業の安全性において、最高の基準を
グラムを実施することによって、安全と鉄道ネットワー
満たしている。さらに最新式の多機能検測装置が装備さ
クの品質を向上させる。新車両と検測装置に約 3 千万ユー
れ、路線形状および架線を測定し、レールの超音波試験
ロが投資され、その中核は多様な用途向けに統一された
を実施し、コンクリートまくらぎのき裂を検出すること
プラットホームとして使用される車両である。新測定車
ができる。
超音波検査システムの特殊ブラケット
架線強度検測システムの原理
出典 EI: Eisenbahningenieur
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World Railway Technology 2016.1
出典 EI: Eisenbahningenieur