複動クランプの操作と制御 コントロールシステム 複動 30MPa コントロールユニット model HCD□-W とカップリングバルブ model VCB で複動クランプの制御・操作を行ないます。 2 コントロールユニット model HCD3 -W カップリングバルブ model VCB →19ページ →459 ページ →9・10ページ →449・450 →449 9・450 ページ コントロールユニット(HCD2-W)はパスカルポンプによりエア圧(約 0.5 MPa)で油圧(25 MPa)を発生させ、クランプ(設定)圧に達する と動作が停止し、油圧力を保持します。 カップリングバルブ(VCB)は複動クランプとコントロールユニット間に設置し、油圧カプラによりコントロールユニットとカップリング バルブを切離すことができます。カップリングバルブのノンリーク性能は完全な圧力シールを行ないます。 クランプ操作 油圧源を切離し(加工時) ワーククランプ(複動) ワーククランプ(複動) ワーククランプ(複動) カップリングバルブ model VCB カップリングバルブ model VCB カプラ カップリングバルブ model VCB カプラ カプラ ワーク B A ワーク ワーク 切換バルブ A アンクランプ操作 切換バルブ 切換バルブ エア A B B A エア A A B B コントロールユニット model HCD□-W エア B コントロールユニット model HCD□-W コントロールユニット model HCD□-W カプラ接続後、コントロールユニットの切換バ ワーククランプ完了後、コントロールユニット カプラ接続後、コントロールユニットの切換バ ルブを B 油圧接続口(クランプ回路)に合せ、ワ の切換バルブをセンタポジションに合せ、カプ ルブを A 油圧接続口(アンクランプ回路)に合 ークをクランプさせます。 ラをリリースします。 せ、アンクランプさせてワークを取出します。 ノンリークバルブ カップリングバルブ クランプ回路カプラ model VCB 切換バルブ 油圧ホース B A 複動クランプ エア アンクランプ回路カプラ パスカルポンプ ラインフィルタ コントロールユニット model HCD□-W ※パスカルポンプは電動ポンプのように油温が上昇しませんので、周囲温度と油温の差によるクランプ後の圧力降下(クランプ力低下)を起こしません。 ただし、周囲温度の変化に対する圧力の変動は起こります。 (一般的な切削加工ではほとんど問題がありません。詳しくはお問合せください。) 1 コントロールシステム 複動クランプの操作と制御 複動 30MPa Patent レデューシングバルブ model VRG →13・14ページ →453・454 ページ 回路内油圧を部分的に減圧させることができます。 (例)ワークサポートが 25 MPa( 1次圧)の時に ワーククランプは 10 MPaに減圧されます。 スイングクランプ (複動クランプ) 25MPa ワーク 25MPa ワークサポート 25MPa スイングクランプ (複動クランプ) レデューシングバルブ model VRG →→13・14ページ 453・454ページ 10MPa カップリングバルブ model VCB →→9・10ページ 449・450ページ コントロールユニット model HCD□-W →→19ページ 459ページ クランプ回路 アンクランプ回路 エア ノンリークバルブ レデューシングバルブ カップリングバルブ クランプ回路カプラ model VRG model VCB 切換バルブ 油圧ホース B 複動クランプ A エア アンクランプ回路カプラ 複動クランプ ワークサポート パスカルポンプ ラインフィルタ コントロールユニット model HCD□-W 2 コントロールシステム 複動クランプの操作と制御 複動 30MPa シーケンスバルブ model VEF →15・16ページ →455・456 ページ 同一回路上のクランプを順次作動させます。 (例)①ワーククランプのクランプ動作後 ②ワークサポートをロック動作させます。 リンククランプ (複動クランプ) ① ワークサポート ワーク ② リンククランプ (複動クランプ) シーケンスバルブ model VEF →→15・16ページ 455・456ページ ① コントロールユニット model HCD□-W →→19ページ 459ページ カップリングバルブ model VCB クランプ回路 エア アンクランプ回路 クランプ圧検知L.S. ノンリークバルブ 切換バルブ カップリングバルブ クランプ回路カプラ model VCB 油圧ホース B 複動クランプ A 複動クランプ シーケンスバルブ model VEF アンクランプ回路カプラ プレッシャインジケータ ワークサポート パスカルポンプ ラインフィルタ コントロールユニット model HCD□-W クランプ圧検知L.S. 3 エア 複動クランプの操作と制御 コントロールシステム 複動 30MPa アキュムレータ model WPC →17・18ページ →457・458 ページ 油圧源との切離し後、温度変化による回路圧変動を抑えます。 スイングクランプ (複動クランプ) ワーク スイングクランプ (複動クランプ) アキュムレータ model WPC →→17・18ページ 457・458ページ コントロールユニット model HCD□-W → 459ページ →19ページ カップリングバルブ model VCB クランプ回路 アンクランプ回路 エア 注意 2ウェイバルブ 複 動スイングクランプを使 用 ノンリークバルブ する場合、アンクランプ動作は カップリングバルブ クランプ回路カプラ model VCB 必ず全クランプ同時に行なっ 油圧ホース 切換バルブ B てください。 一部のクランプのクランプ回路 を2ウェイバルブで閉鎖したまま A 複動クランプ エア アンクランプ側に油圧を入れる と、 クランプ側が異常圧力となり、 ۃ 故障の原因となります。 アンクランプ回路カプラ パスカルポンプ ラインフィルタ クランプ動作は個々のクランプ ごとに行なえます。 複動クランプ 2ウェイバルブ アキュムレータ model WPC コントロールユニット model HCD□-W 4
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