オブジェクト指向に基づくシステムの 要求定義・仕様記述・プロトタイプ開発

桑原 恒夫 教 授 ■ 理学部 ■ 情報科学科
様々な業種で利用可能なシフト勤務計画作成システム
オブジェクト指向・UML・Web
キーワードシステムの運用手順
統括責任者
①基本データ登録、
オブジェクト指向に基づくシステム開発を種々行っており、その中で要件定義や仕
㻌 規則の選定
②必要人数登録
様記述という上流工程の作業をUMLという世界標準の記述法で行っております。シ
④勤務計画自動作成
ステム開発に慣れていない企業様の上流工程の技術指導、実施支援でお役に立てる
③出勤・休日希望登録
と思います。またご相談により、プロトタイプ作成もしくはそのお手伝いもさせて
シフト作成者
研究概要
⑤必要に応じ手動修正、
従業員
(担当毎)
⑥勤務計画提示
㻌 㻌 勤務計画登録
頂きます。なお、具体的なシステムのアーキテクチャはWebアプリケーションが中
サーバ
日々の運用
心になります。
勤務計画の自動作成結果と手動修正・登録の画面
勤務計画自動作成システム
人数超過を青で表示
従業員毎の1ヶ月の
出勤日数/希望日数 職種・レベル・時間帯毎の
日々の出勤人数/必要人数
誤答駆動型リアルタイムメンタリングシステム
手動修正用ボタン
規則違反箇所を赤で表示
解説分類
関係代名詞whichの解説
文中の先行詞や節成分も解説
英語読解学習支援システム
要求定義は単なる要求の取りまとめではなく、現在の業務フロー(AsIs)を分析し、見
直し、新たなビジネスモデル(ToBe)の提案に繋げるものです。情報システムの優劣
研究の
特徴・比較・
優位性
がそのまま企業の競争力に直結する時代になってきました。企業様と力を合わせ、世
界的に競争力のある日本発のビジネスモデルの実現を目指していきたいと思います。
応用研究
■ 基礎研究
オブジェクト指向に基づくシステムの
要求定義・仕様記述・プロトタイプ開発
応用研究
今 後 の 展 望
本研究室で今最も力を入れて開発しているシステムはe-ラーニングです。本研究室では、
市販のe-ラーニングでは期待できない特別の教育効果を狙ったシステム(リアルタイム
での教員―生徒の交流を支援するシステム、文脈に沿って英語の文法や構文を解説する
e-ラーニングシステム)を開発しています。また、様々な業種で利用可能なシフト勤務
計画を自動作成するシステムも開発しています。これらのシステムにつきましては、事
業化して頂ける企業様を探しております。
MESSAGE
I N F O R M A T I O N
・文章読解支援装置、並びに、注釈データ作成
実際の事業化に向けた応用研究を目指しておりま
す。本研究室のシーズの事業化はもとより、企業様の
シーズを育てるお手伝いもさせて頂きます。
装置、注釈データ作成方法及び注釈データ作
成プログラム 特願2015-131354
・情報探索用データ構造および情報探索装置,
特許第4853797号
・西谷匠、杉山雄一郎、樋山聡、桑原恒夫:誤答
に対する教師のリアルタイムでのアドバイスを
支援するe-ラーニングシステム 電子情報通信
学会論文誌 Vol.J91-D, No.6,pp1538-1549 (2008)
・桑原恒夫、田中健史: 教員のアドバイスを分析
する機能を持つeラーニングシステムおよびそ
れを用いた教育結果 日本教育工学会論文誌,
37
(1)
,pp89-96 (2013)
・遠藤祐司、桑原恒夫: 様々な業種で利用可能
な勤務計画作成支援システムの提案,
グループウェアとネットワークサービスワー
クショップ 2014
問い合わせ先:産官学連携推進課 神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1 TEL:045-481-5661(代) [email protected]