地域生活を目指したソーシャルスクリプトを用いた支援Ⅲ

《コミュニケーション発達支援とスクリプト研究会 第 15 回研究会》
地域生活を目指したソーシャルスクリプトを用いた支援Ⅲ
― 社会的ライフスキルを育む ―
【主催】コミュニケーション発達支援とスクリプト研究会
近年、スクリプト・フォーマットによる発達支援は、言語コミュニケーションの領域から社会的スキルの領域
へと広がっています。そして、社会生活、特に課題解決場面におけるソーシャルスクリプトの活用実践例を通し
て、スクリプト・フォーマットを用いた新たな支援の可能性を検討することが課題となっています。
第 14 回研究会においては、様々な課題解決力を育むためのスクリプト・フォーマットを用いた発達支援は、よ
り豊かな社会参加をめざすための対象者への支援だけでなく、社会に対して対象者の理解を促す支援にもなって
いることが確認できました。
今回は、過去2回の研究会の成果を踏まえて、社会的ライフスキルを育むためのスクリプト・フォーマットに
よる発達支援の可能性についてさらに深めていきたいと考えています。
1.日 時:平成 28 年 6 月 26 日(日) 10 時 ~17 時
2.会 場:筑波大学附属大塚特別支援学校
3.参加費:2,000 円
4.日 程・内 容
10:00【講演】
「自閉症児に対する会話の修復機能としての明確化要求の発達支援 : 明確化要求の表出タイプ
の出現順序、共同行為ルーティンの役割、明確化要求の表出と欲求意図理解との機能連関に焦
点を当てて」
吉井 勘人(山梨大学大学院教育学域 准教授)
12:00
昼食・休憩
13:00【シンポジウム】
「地域生活を目指したソーシャルスクリプトを用いた支援Ⅲ ― 社会的ライフスキルを育む ―」
司会者:関戸 英紀(横浜国立大学)
話題提供者
「ADHD 児における援助要求発話の技能の習得-LC スケールの活用とスクリプト・スクリプト
フェイデイング手続きの考え方を活かして-」
原田
崇(宮崎県立児湯るぴなす支援学校)
「
『マイ・ノート』スクリプトを活用した教員や家族とのやりとりを通して-家庭と連携した支
援の実践-」
若井 広太郎(筑波大学附属大塚特別支援学校)
「障害児への『カルピス作り』を用いたコミュニケーション支援」
長崎
勤(実践女子大学生活科学部)
大島 美紀(学校法人みだい幼稚園)
別所 春香(吹上保育園)
川口 恭輔・小谷
恵(アサヒグループホー
ルディングス株式会社)
指定討論者
吉井 勘人
15:30 指定討論
16:30 全体討論
17:00 閉会
※ 参加申込:事務局(横浜国立大学関戸研究室)まで、メール([email protected])でお申込ください。