平成 28 年 5 月 16 日(月) 国土交通省関東地方整備局 荒川上流河川事務所 記者発表資料 上尾市立平方北小学校で 「荒川の草花を育てようプロジェクト」の たねの授与式を行います 国土交通省荒川上流河川事務所では、荒川流域にもともと生育していた草花の育苗・たねの 収穫を通じた環境学習を推進する「荒川の草花を育てようプロジェクト」を実施しています。 今回、開校 40 周年の一環として上尾市立平方北小学校の児童のみなさんがこのプロジェクト に新規参画していただき、三ツ又沼ビオトープで採取された草花のたねにより実施します。 つきましては、このプロジェクトに必要なたねを授与する授与式を開催することとなりまし た。 なお、三ツ又沼ビオトープは多様な主体との連携のもと、自然をより良くするための保全管 理活動を実施しているビオトープです。 荒川の草花を育てようプロジェクト たねの授与式 日時 5 月 20 日(金) 13 時 25 分∼14 時 10 分 たねの授与式 場所 上尾市立平方北小学校体育館 対象 全児童(214 名) 、保護者有志 ※報道機関の皆様へ 取材をされる場合は、前日 5 月 19 日 12 時までに、下記問い合わせ先にご連絡をお願 いいたします。 HP アドレス : http://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/ 発表記者クラブ 埼玉県政記者クラブ、川越新聞記者会 竹芝記者クラブ、神奈川建設記者会 問い合わせ先 国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所 副所長 河川環境課長 つかもと いちぞう おおすぎ まさみ 塚本 一三 大杉 昌巳 TEL:049-220-0145(代表) 別紙 上尾市立平方北小学校における 荒川の草花を育てようプロジェクト 実施要項 1. 趣旨 荒川の草花を育てようプロジェクトとは、荒川流域の各主体との連携協働のもと、三ツ 又沼ビオトープで生育する植物(主に野草)の種子を増やし、三ツ又沼ビオトープに播種、 もしくは苗の植栽を行うものです。この取り組みは、以下を目的としています。 ✓ 地域の自然資源(荒川固有の遺伝子)の保護 ✓ 荒川の草花のたねの供給拠点の確保 ✓ 身近な自然(荒川の自然)を守る連携協働の輪の拡大 ✓ 在来植物を増やすことを通じた外来植物の繁茂の抑制 ✓ 在来植物がかたちづくる地域色豊かな景観の形成 2. 環境学習上のねらい 荒川の草花の育苗、たねの収穫を通じて、以下をねらいとした環境学習を推進します。 ✓ 在来植物の大切さの浸透と荒川の自然への関心の喚起 ✓ 身近な環境問題(特に外来種問題)の解決に向けた自然再生活動への参加 ✓ たねまきからたねの収穫に至るまでの一連の活動を通じた達成感の獲得 3. 活動内容 校内に新たに学校ビオトープを設置し、三ツ又沼ビオトープもしくはその周辺に生育す る在来植物「キンミズヒキ」 「イヌタデ」 「チカラシバ」 「メハジキ」を、現地産の種子から 育てていきます。 スケジュール 時期 活動内容 ①たねまき 5月 ・サポーター事務局から提供した荒川の草花のたねを、学校ビオトープに ~ 蒔く ②育苗(日々の観察も) ③たねの収穫※ ※多年草は収穫までにたねまき後に 2∼3 年間を要する場合があります。 10∼12 月 収穫後は、希望に応じて、以下の展開を選択します。 ・収穫したたねをサポーター事務局に寄付(手渡しもしくは送付) ・収穫したたねを三ツ又沼ビオトープで(外来植物を抜きながら)播種 ・エリアを決めて植草祭(主に多年草)の催しの開催
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