2016年3月期決算 ご説明資料 2016年5月16日(月) 株式会社サンゲツ 証券コード:8130 (東証一部、名証一部) ©Copyright SANGETSU CO., LTD. 2016 2016年3月期 決算のPOINT 連結当期純利益 63億9,300万円(前期比45.2%増) 上場以来過去最高(1991年3月期 62億3,500億円) 中計目標63億円を1年前倒しで達成 【増益の背景】 ・主力の壁紙で昨年度実施した値上げが浸透・継続。 ・原油安や商品開発・購買部門増強による壁紙及び塩ビ系床材の仕入れ価格低減努力により計画比・前年比 増。 売上高 1,339億7,200万円(前期比1.5%増) 昨年度に続き過去最高。6期連続増収 【増収の背景】 ・壁紙1.3%増、特に床材4.7%増が増収に寄与。新設住宅着工戸数に力強さは無かったものの、需要を背景と した、事務所、商業施設、宿泊施設の新築・改装ニーズを取り込めた。 ・新体制発足以来、商品開発部門への若手の登用を積極化し、商品開発やブランディング戦略において奏功。 配当 47円50銭 (前期比6円25銭増) ※2015年4月に株式を2:1に分割しています。 中計に基づき、中長期的に持続可能な株主還元策を実行。 【2017年3月期見込み】 連結当期純利益 63億円(前期比1.5%減) 中計最終年度である本年は、事業戦略の再構築の為に準備を進めてきた物流設備の統廃合、基幹システムの本 中計最終年度である本年は 事業戦略の再構築の為に準備を進めてきた物流設備の統廃合 基幹システムの本 格導入、新規ショールームの開設の具体的な実行などによる販管費の大幅増を見込む。 2016年3月期に前倒しで達成したが、2017年3月期は当初目標の確実な達成を目指す。 売上高 1,400億円(前期比4.5%増) 壁紙や床材の主力見本帳の発売と事務所、宿泊施設、医療・福祉など各分野ごとのニーズに対応した見本帳を 新規投入を予定。既存市場のシェア拡大と新規市場への拡販を狙う。 配当 50円(予)(前期比2円50銭増) 中期経営計画に基づき、中長期的に持続可能な株主還元策の実行を目指す。 ©Copyright SANGETSU CO., LTD. 2016 2 【参考資料】2016年3月期 新設住宅着工戸数 (国土交通省発表資料) (2015.11.02改訂) 2013年 2014年 2015年 1.新築住宅 4‐9月 前年比 12.7% 外部環境 新設住宅着工床面積 (国土交通省発表資料) 前年比 12.3% 関連市場の状況 住宅リフォーム市場 民間非居住建築物 着工床面積 (倉庫・工場を除く) (当社推計資料) (国土交通省発表資料) 前年比 8.0% 前年比 16.3% 8.5% 7.6% 26.3% 3.0% 4‐9月 ▲11.6% ▲15.7% ▲14.6% ▲ 8.2% 10‐3月 ▲10.1% ▲14.8% ▲ 20.8% ▲ 12.7% 4‐9月 6.9% 3.5% 4.5% ▲ 4.7% 10‐3月 2.2% 0.7% 1.0% ▲8.5% 10‐3月 ・着工と内装工事の時間差4ヶ月により、内装工事量は2015年1月~2015年12月までの着工戸数 が影響。当該期間の着工戸数は前年同期比101.9%と、消費増税駆け込み需要の反動減が大き かった昨年度を大きく上回る事は無かった。 ・一方、新設住宅床面積は同期間(2015年1月~2015年12月)で99.2%と前年比減。戸数増では あったが賃貸住宅増が影響し 住戸規模の小型化が潜在的マイナス要因 あったが賃貸住宅増が影響し、住戸規模の小型化が潜在的マイナス要因。 2.リフォーム 需要 ・2014年度は前年同期比82.2%と大きく減。 ・2015年度は前年比102.8%とプラスに転じたが、未だ一昨年比85.4%に留まっている。(当社推定) 3.非住宅 ・2015年度の非住宅建築物着工床面積(倉庫・工場は除く)は、上半期は前年同期比4.7%減、下半 期は前年同期比8.5%減となり、通期で6.5%の減。2014年度の前年比89.6%からさらに減少が 続く。 ・非住宅においては着工後、内装工事は1~2年後であり、2013年度の好調と2014年度の不調が、 全体では今期でほぼニュートラルな影響となる。ただし物件用途で斑模様な状況。 ©Copyright SANGETSU CO., LTD. 2016 3 【参考資料】 2017年3月期 新設住宅着工戸数 外部環境予想(当社推定) 住宅リフォーム市場 民間非居住建築物着工床面積 (倉庫・工場を除く) 前年比 2014年 2015年 2016年 前年比 前年比 上期実績 ▲11.6% ▲14.6% ▲8.2% 下期実績 ▲10.1% ▲20.8% ▲12.7% 通期実績 ▲10.8% ▲17.8% ▲10.4% 上期実績 6.9% 4.5% ▲4.7% 下期実績 2.2% 1.0% ▲8.5% 通期実績 4.6% 2.8% ▲6.5% 上期予想 2.7% 3.1% 2.3% 下期予想 2.1% ▲3.6% 2.8% 通期予想 2.4% ▲0.2% 2.5% ハウスメーカーの受注速報や新設住宅着工戸数の状況は消費税再増税を前提に前年を上回るが、力強さは感 じられない。景気に敏感なリフォーム需要も下期はマイナス予想。非居住建築物の今期着工は増加を予想し ているが、内装材の納品まで1~2年の時間差を考慮すると2014年~2015年の着工数減の影響必至。 ©Copyright SANGETSU CO., LTD. 2016 4
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