覚醒剤等薬物乱用の防止

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広
覚醒剤等薬物乱用防止
NO
報
重
点
(7月まで)
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【組織犯罪対策課】
DRUGS!
薬物のない安全な社会をつくるために
◎平成27年中の全国の薬物情勢
○ 覚醒剤事犯の検挙人員は11,022人と、第三次覚醒剤乱用期のピークである平成9
年以降、依然として1万人を超え、薬物事犯の81.5%を占めているほか、その約半
数は暴力団構成員等であり、押収量は429.8kgと、平成25年以降3年連続で400kg
を上回っています。
○ 大麻事犯の検挙人員は、2,101人と、平成22年以来5年ぶりに2,000人以上となり、
30歳未満の若年層による乱用傾向が増大しています。
◎平成27年中の県内の薬物情勢
○ 覚醒事犯の検挙人員は104人(前年比+10人)、押収量は約120g(前年比+約100g)
といずれも増加しており、暴力団員等の検挙が53人(構成比約51%)を占める等、
依然として暴力団等の介在が根強いと言えます。
○ 大麻事犯の検挙人員は13人(前年比+9人)、麻薬事犯の検挙人員は2人(前年比
+1人)で、共に増加しています。
◎薬物乱用が心身に及ぼす影響
薬物を使用すると…
○ その効果が切れたときの苦痛
から逃れるため、更に薬物を強
く求めるようになります。
○ 脳の正常な発達が止まり、精神
バランスが悪くなります。
○ 体の主要な器官に深刻な悪影響
を及ぼします。
○ 凶悪犯罪を引き起こしたり、
最悪の場合、死に至ります。
脳
記憶力低下
ぼけ症状
気管支
気管支炎
骨髄
貧血
眼
視力低下
失明
肺
肺がん
心臓
血圧上昇
心不全
◎乱用されている主な薬物
<覚醒剤>
○ 最も乱用されており、白色結晶や錠剤など形状は様々です。
○ 依存性が強く、乱用により幻覚や幻聴、妄想に襲われます。
○ 頬がこけ、歯が抜け落ちるなど、身体への影響も大きい薬物
です。
<大
麻>
○ 大麻草の葉を乾燥させたものや、樹脂を固めたものがあります。
○ 乱用により興奮状態に陥り、幻覚や妄想に襲われます。
○ 情緒不安定になり、何もやる気のない無気力症候群になること
があります。