資料４沖縄県情報セキュリティクラウドセキュアインターネット閲覧機能仕様書（案）平成２８年５月沖縄県企画部総合情報政策課 i １事業概要デスクトップ仮想化技術又はアプリケーション仮想化技術を用いることにより、県市町村における LGWAN 接続系端末に配置された端末から、安全にインターネット上の情報を閲覧できる環境を提供することを目的とする。 1 ２構築方針 (1) 整備期間協定締結の日～平成２８年１２月３１日 (2) 県市町村の移行準備期間平成２９年２月１日～平成２９年３月３１日 (3) サービス提供期間平成２９年４月１日～平成３４年３月３１日 (4) 業務範囲概要アセキュアインターネット閲覧機能の整備・事前に県市町村等と連絡、協議、スケジュールの調整を行い、セキュアインターネット閲覧機能の整備を行うこと。・セキュアインターネット閲覧機能の機能要件上必要と思われる機器・ソフトウェアを準備すること。・セキュアインターネット閲覧機能の設計、構築、試験等必要と思われる業務を全て実施すること。・沖縄情報 SC の整備・保守業務は、業務範囲外であるが、沖縄情報 SC で実施する必要な作業について、作業内容や手順等を示し、当該業務受託事業者との緊密な連携を図るとともに、必要な支援を行うこと。・県市町村の機器等に設定変更が必要な場合は、作業内容や手順等を示し、必要な支援を行うこと。イセキュアインターネット閲覧機能のサービス提供・保守等・セキュアインターネット閲覧機能を構成するシステム機器等の必要な保守を行うこと。 2 (5) サービス提供方法沖縄情報 SC の設置された IDC 内に、セキュアインターネット閲覧機能を提供するための設備を配備し、サービスを提供すること。サービス提供が困難な場合は、サービス提供型の代替案も可とする。また、BCP 対応についても、提案すること。 3 ３基本要件（前提条件等） (1) 利用者数利用可能なユーザー数については○○○アカウントとすること。 4 ４機能要件 (1) セキュアインターネット閲覧「案 1」および「案 2」の 2 つの案を提案可能であれば、双方の案を提案すること。なお、「案 1」および「案 2」のいずれか 1 案の提案も可能とする。案 1 インターネット閲覧のみ  LGWAN 接続系端末から、デスクトップ仮想化又はアプリケーション仮想化端末（以下「仮想化端末」という。）にログインした上で、インターネット上の情報を閲覧可能であること。  LGWAN 接続系端末と仮想化端末との間の通信は、狭帯域でも快適なレスポンスを提供できる画面転送プロトコルを使用すること。  利用端末は、Windows OS については、Windows7 以降で利用できること。  接続中のユーザーセッション一覧を一元的に参照可能であること。案 2 インターネット閲覧、Office 文書の閲覧、ホームページ印刷  LGWAN 接続系端末から、デスクトップ仮想化又はアプリケーション仮想化端末（以下「仮想化端末」という。）にログインした上で、インターネット上の情報を閲覧可能であること。  LGWAN 接続系端末と仮想化端末との間の通信は、狭帯域でも快適なレスポンスを提供できる画面転送プロトコルを使用すること。  利用端末は、Windows OS については、Windows7 以降で利用できること。  接続中のユーザーセッション一覧を一元的に参照可能であること。  マイクロソフト Office で作成された文書が閲覧可能であること。  利用端末が通常利用するプリンタ等から、閲覧しているホームページ等を印刷可 5 能であること。 6 ５構築作業に関する要件 (1) 共通要件  正常な機能の提供のために、セキュリティパッチの適用、ウイルス対策ソフトの導入等、必要なセキュリティ対策を実施すること。  アカウントなど重要な情報の消失、漏えい、データの改ざん、破壊等を防止するための措置を講じること。  利用者向けに利用者マニュアルを作成し、提供すること。利用マニュアルは、パソコンの知識など情報システムに関するスキルレベルに関わらず、理解できるような平易な記述とすること。 7 ６経費の発生期間サービス提供機関（平成２９年４月１日～平成３４年３月３１日）で均等のサービス利用料とすること。 8