湯沢市高齢者等生活支援システム実証試験業務委託公募型

湯沢市高齢者等生活支援システム実証試験業務委託公募型プロポーザル実施要領
1. 趣旨
湯沢市は高齢化率が 35%を超え、高齢者世帯が増加するなか、地域の中心部から離れた集落では
人口減少が進み、今後高齢者の孤立や孤独化が問題になってくることが予想される。現在は、民
生委員やボランティア等の見守りや助け合い事業など様々な工夫がなされているが、マンパワー
には限界があることから、生活支援システムを構築し、ICT を活用した切れ目のない見守り体制を
整備することで、高齢者の生活の安定を図る。
併せて、災害時に自力では避難することが困難な災害時要援護者の迅速な避難支援等を図る。
本事業では、新たにタブレット端末を用いた安否確認のシステムを構築するとともに、高齢者
に限らず行政から能動的な情報提供をおこなうためのシステムを構築し、1 年間の実証試験を通じ
て今後の展開について検討するものである。
2. プロポーザル方式等の名称
公募型プロポーザル方式
3. 事業又は業務の概要
① 委託業務名
湯沢市高齢者等生活支援システム実証試験業務委託
②
委託内容
A) 高齢者等生活支援システムの構築及び稼動、実施状況の報告
B) 職員及び利用者への操作研修
C) 開発及び運用期間中に発生した問題への対応及び改良
D) 試験結果の分析及び報告書作成
③
履行期限(開発期間)
平成 28 年 8 月 1 日から実証試験が開始できること。
(契約締結の日から平成 29 年 3 月 31 日まで)
④
提案上限額
構築費用
金 20,000,000 円(平成 28 年度) 平成 28 年度中の運用経費含む
運用費用
金 10,000,000 円(平成 29 年度から 5 年間)
構築費用には、平成 28 年度の実証試験中の運用支援及び保守、通信料、消費税相当額を含む。
この金額は契約時の予定価格を示すものではなく、企画提案の規模を示すためのものであるこ
とに留意すること。
また、本事業は、市の予算措置を前提としており、平成 29 年度以降の予算の規模は、これを
保証するものではない。
4. 担当部署
〒012-8501 秋田県湯沢市佐竹町1番1号
湯沢市福祉保健部 長寿福祉課 高齢介護班 (高橋、宮原)
電 話:代表 0183-73-2111(内線 232)
直通 0183-73-2123
E-mail:[email protected]
5. 提案資格
次に掲げる要件をすべて満たすものであること。
① 地方自治法施行令第 167 条の 4 第 1 項の規定に該当していないこと。
② 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき、更生手続き開始の申し立てがなされている
者でないこと。
③ 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき、再生手続き開始の申し立てがなされている
者でないこと。
④ 提案する技術に関して過去に国または他の地方公共団体において構築及び運用実績を有する
こと。
⑤ その他業務を履行するにふさわしい知識及び技術を備え、経営内容等から業務の履行に支障
がないこと。
6. 参加意向申出書提出の期限、場所及び方法
様式1の参加意向申出書を平成 28 年 4 月 22 日(金)正午まで、湯沢市福祉保健部長寿福祉課高
齢介護班(湯沢市役所本庁舎 1 階)へ郵送または持参により提出すること。
なお、本申出書提出時において、湯沢市公募型プロポーザル方式による情報システム構築業者
選定要領第 5 条を満たすことを証明する書類の添付は任意であるが、必要に応じで提出を求める
ことがある。
参加意向申出書を提出した者のうち提案資格を満たす者に対しては、平成 28 年 4 月 25 日まで
に提案資格確認結果通知書を発送する。
7. 提案書提出の期限、場所及び方法
提案資格確認結果通知により、提案資格を満たすと認められた者に対して、プロポーザル関係
書類提出要請書を送付するので、同要請書で指定する日までに、提出意思確認書(様式 4)を提出
のうえ、提案書を平成 28 年 5 月 13 日(金)正午まで、湯沢市福祉保健部長寿福祉課高齢介護班(湯
沢市役所本庁舎 1 階)へ郵送または持参により提出すること。
なお、提案意思確認書により技術提案書の提出意思を表明した者で、湯沢市物品購入等競争入
札参加資格者登録要綱(平成 17 年告示第 12 号)第 6 条の名簿に登録されていない者は、同確認
書を提出する日までに、同名簿への登録申請を済ませること。
8. 質問及び回答方法
提案資格を満たすと認められた者に対して送付する「提案依頼書」において示す。
9. 技術提案書の特定
本プロポーザルについては、湯沢市プロポーザル方式による情報システム構築業務委託者選定
委員会(以下「選定委員会」という。)が以下の項目を総合的に評価し、当該業務に最も適した提
案を行ったと認められる提案者を選定する。
なお、ユーザビリティ評価及びプレゼンテーション評価は、提案者が一堂に会さない形で行う。
① 技術提案書を特定するための審査基準
技術提案書を特定するための審査は、参加表明書、入札参加資格者名簿登載資料、技術提
案書の内容を踏まえて、選定委員会において、次の評価項目について行う。
審査評価項目
一次審査
形式審査
前提条件審査
二次審査
提案書評価
要求事項評価
価格評価
三次審査
ユーザビリティ評価
プレゼンテーション評価
A) 一次審査
・技術提案書提出に係る諸要件を満たしているか審査する。期限までに提出がない、RFP
記載の提出書類を満たしていない、あるいは事業費が上限額を上回っていた場合は欠格
とし二次審査を行わない。
B) 二次審査
・技術提案書に記載されている内容を評価する。
・提案依頼事項の項目ごとに、その実現性を評価する。
・価格審査は、初期コストと運用コストを合わせたトータルコストを評価する。
C) 三次審査
・ユーザビリティ審査は、パッケージのデモ機を用いて湯沢市職員が実際に操作のうえ、
その操作性や使用感を評価する。説明者は導入及び運用保守に携わる技術者が行うもの
とする。90 分程度の実施を予定する。
・プレゼンテーション審査は、指定の項目についてプロジェクトマネージャー予定者が行
うものとする。提案及び質疑を含め 80 分程度の実施を予定する。
・ユーザビリティ審査及びプレゼンテーション審査は、平成 28 年 5 月 23 日(月)から同
月 25 日(水)までのいずれかを予定する。詳細な日程及び内容については別途決定する。
D) 選定委員会
・一次、二次及び三次審査の評価内容をもとに、選定委員会で総合的に審査する。
②
技術提案書の審査結果の通知
選定委員会の審査に基づき順位を決定し、技術提案書の提案者に対して、書面によりその
結果を通知する。通知発送は平成 28 年 5 月 25 日(水)を予定する。
③
プロジェクト計画書の提出について
技術提案書の審査結果が 1 位の事業者は、平成 28 年 5 月 31 日(火)までにプロジェクト
計画書を提出のうえ湯沢市からの承認を得ること。
④
技術提案書の評価理由の説明について
技術提案書の提案者は評価の理由について通知をした日の翌日から起算して7日以内に、
書面により非特定理由についての説明を求めることができる。
① 提出様式:A4 縦型、自由記載
② 提出場所:上記の「4.担当部署」に同じ
③ 提出方法:持参または郵送(配達証明付書留郵便に限る)
10. 提出書類の書式
① 参加表明書等
A) 参加表明書(様式 1 表面)
B) 会社概要(様式 1 裏面=片面ずつの印刷でも可)
C) 納入実績整理表(任意提出)
②
その他
提案資格を満たすと認められた者に対して送付する「提案依頼書」において示す。
11. 業務仕様等の協議
① 本プロポーザルは、現状の課題・問題を解消し将来にわたって情報システムを安定的で効率
的に運用できる調達を目指していることから、評価順位が 1 位の技術提案書の提案者と、事
業等の規模又は概算事業費に記載された金額を上限とし、業務内容などについて協議し、当
該業務等に必要な仕様及び契約条項(以下「契約図書」という。)を作成する。この場合にお
いて、提案された技術提案書のうち、次の各号に揚げる内容については、契約図書に反映さ
せる。
A) 他の技術提案書と比較して優位だった内容
B) 協議により合意された内容
②
契約図書に記載された技術提案の内容が、受注者の責により履行されなかった場合、補修の
請求又は修補に代え、若しくは修補とともに契約金額の減額、損害賠償等を行う旨を契約図
書に明記する。
③
①に規定する契約図書の原案に基づき、業務を実施するために必要な経費について、内訳明
細書を作成させ、必要に応じて見積を提出させる。
④
①の協議が整わない時は次順位の技術提案書の提案者と協議する場合がある。
12. 契約の締結
① 契約保証金
湯沢市財務規則による。
②
契約書作成の要否
契約書を作成する。
③
支払条件
検収に合格すること。なお、部分払いがある場合は別途協議のうえ契約書で定める。
13. 失格事項
提案者に次の行為があった場合は、失格(選定対象からの除外)とする。また、指名停止等の
措置を講じる場合もある。
A) 本要領の規定に違反すること
B) 応募書類に虚偽の内容を記載すること
C) 選定委員並びに職員に対し、直接、間接を問わず故意に接触を求めること
D) 他の提案者と応募提案の内容又はその意思について相談を行うこと
E) その他選定結果に影響を及ぼす恐れのある不正行為を行うこと
14. その他の事項
① 提案資格を満たすと認められた者に対して送付する「提案依頼書」において示す。なお、内
容が重複する場合はこの要領が優先する。
②
参加表明書及び技術提案書の作成及び提出に係る経費は、提出者の負担とする。
③
手続きにおいて使用する言語は、日本語、通貨は円とする。
④
提出された参加表明書及び技術提案書は、技術提案書の提出者の評価の目的以外に提出者に
無断で使用しないものとする。
⑤
受領期限以降における参加表明書及び技術提案書の差し替え、及び再提出は認めない。
⑥
その他
A) 契約の相手方として特定されるまでは参加辞退ができる。また、参加辞退を理由として
以後の指名等において不利益な扱いを受けることがない
B) 提出された参加表明書及び特定した技術提案書は返却しない
C) 技術提案書の作成のために発注者より受領した資料は、発注者の了解なく無断で公表・
使用することはできない