仕様書 1 件名 郵便局用不動産取得に係る不動産媒介業務委託 2 目的 郵便局用不動産の取得にあたり、取引の安全を確保するとともに、宅地建物取引業者 (以下「宅建業者」という。)である当社の宅地建物取引業法(以下「宅建業法」という。) 上の義務の履行を遺漏なく実施するため。 3 対象不動産 土地 所 在 岩手県陸前高田市広田町字天王前 36-1 4 地目 山林 面 積 766.18 ㎡ 履行期限 2016年6月30日(木) 5 委託内容 (1) 重要事項説明 項番3の対象不動産の取得にあたり、宅建業法第 35 条に規定される「重要事項説 明」を当社に実施するともに、宅建業者として、同内容の説明を売主側に行うこと。 (2) 売買契約書の作成等 当社及び売主の要望等を把握し、対象不動産に係る売買契約書を作成するとともに、 当社及び売主の合意を形成するよう努めること。 (3) 売買契約書の内容説明 売買契約書の内容について、宅建業法第 37 条の規定に合致している旨を確認すると ともに、その内容について当社及び売主に説明を行うこと。 (4) 売買契約書への記名押印 宅地建物取引主任者に、売買契約書に宅建業法第 37 条に規定される記名押印を行わ せること。 (5) その他付随業務 上記(1)から(4)の業務のほか、対象不動産の売買の成立に必要な媒介・コンサルテ ィング業務を実施すること。 6 留意事項 仕様書に定める事項以外に、宅建業法その他関連法令に規定されている事項について は遺漏なく実施すること。 7 禁止事項 (1) この契約の業務の実施に際して、その全部又は一部の再委託は禁止する。 (2) 売主側と不動産媒介契約を締結することのほか、売主側から一切の報酬等を受領す ることを禁止する。 8 納入成果物 (1) 項番5(1)及び(3)による当社への説明資料。 (2) 項番5(1)及び(3)による売主への説明資料及び説明をした証跡。 (3) 売買契約書。 9 主管担当 日本郵便株式会社 東北支社 経営管理本部 総務・人事部 店舗担当 10 守秘義務 (1) 受託者は、この契約に関して日本郵便株式会社が秘密であることを示して開示した 情報等及び契約履行過程で生じた納入成果物等に関する情報(以下「秘密情報」とい う。)をこの契約の目的以外に使用し、又は第三者に開示し、若しくは漏えいしては ならないものとし、そのために必要な措置を講じること。 (2) 秘密情報をこの契約以外の目的に使用し、又は第三者に開示する必要がある場合は、 事前に主管担当の承認を得ること。 (3) 日本郵便株式会社は、受託者に対し秘密情報について上記(1)及び(2)に定める守秘 義務を負わせるものとし、受託者がその責めに帰すべき事由により当該守秘義務に違 反した場合は、日本郵便株式会社は、受託者に対し損害賠償を請求することができる ものとする。ただし、下記アからウまでの情報に該当する場合は、受託者は、当該情 報について守秘義務を負わない。 ア 主管担当から開示を受ける以前に既に受託者が保有していた情報 イ 主管担当から開示を受ける以前に既に公知であったか、又は開示された後公知と なった情報 ウ 法令の定めに基づき、権限のある官公署から開示を要求された情報 (4) 守秘義務については、本件業務完了後も存続するものとする。 11 知的財産権等 (1) 受託者は、この契約に関して日本郵便株式会社が開示した情報(公知の情報を除く。 以下同じ。)及び契約履行過程で生じた納入成果物に関する情報を本契約の目的以外に 使用し、又は第三者に開示し、若しくは漏えいしてはならないものとし、そのために 必要な措置を講じること。 (2) 受託者は、この契約の履行過程で生じた納入成果物に関し、著作権法第27条及び 第28条に定める権利を含むすべての著作権を日本郵便株式会社に譲渡し、日本郵便 株式会社は独占的にこれを使用するものとする。この場合の譲渡の対価は、契約金額 に含まれるものとする。 なお、受託者は、日本郵便株式会社に対し、一切の著作者人格権を行使しないこと とし、また、第三者をして行使させないものとする。 おって、受託者は、この契約の納入成果物に関し、著作権を自ら使用し、又は第三 者をして使用させる場合は、日本郵便株式会社と別途協議するものとする。 (3) 納入成果物に第三者が権利を有する著作物が含まれている場合は、日本郵便株式会 社が特に使用を指示した場合を除き、受託者は、当該著作物の使用に必要な費用の負 担及び使用承諾契約に係る一切の手続きを行うこと。この場合、受託者は、当該契約 等の内容について事前に主管担当の承認を得ることとし、日本郵便株式会社は、既存 著作物について当該使用許諾契約の範囲内で使用するものとする。 (4) この仕様書に基づく作業に関し、第三者との間で著作権に係る権利侵害の紛争等が 生じた場合は、当該紛争等の原因が専ら日本郵便株式会社の責めに帰すべき事由によ るときを除き、受託者は、自らの責任と負担において一切の処理を行うこと。 なお、日本郵便株式会社は、かかる紛争等の事実を知った場合は、遅滞なく受託者 に通知することとし、受託者が行う紛争等の処理について、必要な範囲で受託者に協 力するものとする。ただし、紛争の相手方に対する主張(訴訟上、訴訟外を問わない。) の内容については、受託者は、事前に日本郵便株式会社と協議し、日本郵便株式会社 の承認を得なければならない。 12 その他 (1) この契約において知り得た事項については、他に流用し、又は漏えいしてはならな い。 (2) 受託者は、本件委託業務で取り扱う、主管担当が交付し、又は使用を許可したすべ てのデータ(電子データ及び印刷された情報を含む。)については、外部への提示・遺 漏はもとより、社内検討資料にも使用してはならないものとする。 委託業務完了後に主管担当の指示に基づき、返却、消去又は廃棄の措置を行い、デ ータを消去し、又は廃棄した場合は、データ名、日時、担当者及び立会者を主管担当 に書面(様式適宜)で報告すること。 (3) この契約において売主及び主管担当と書類等の授受を行う場合は、手渡しにより行 うこと。ただし、事前に主管担当が許可した場合は、郵送による授受も可とする。 なお、郵送による場合は、日本郵便株式会社商品の簡易書留郵便又はゆうパックを 利用し、料金は受託者が負担すること。 (4) この契約の履行に従事する貴社社員に対し、公益通報者保護法に係る日本郵便株式 会社通報窓口について日本郵便株式会社指定の周知文を受領したことを確認の上、当 該周知文を用いて周知に努めること。 (5) 納入完了後、翌月第3営業日までに主管担当あて「請求書(様式適宜)」及び「作業 完了報告書(様式適宜)」を提出すること。 (6) この仕様書の内容等についての詳細及び疑義等に関する質問、その他特に必要があ る場合は、主管担当(TEL:022-267-7185)まで問い合わせのこと。
© Copyright 2024 ExpyDoc