Page 1 土壌のコンシステンシの測定方法 真_乏之を受芝とを とは土壌の

土 壌 の コ ン レ ス テ ン y の 測 定 方 法
東 大農
Ⅰ
コ ソシス テ ンシ
安
富
六
郎
と は 土 壌 の 変 形 過 程 に お け る 力 学 的 抵 抗 の 大 き 盲 を示 す 概 念 と考 え ら
′
、ノ
∼∼ ∼ ∼ ∼∼ ∼∼
れ る ロ コ ン シ ス テ ン シ の 測 定 方 法 は 多 くあ カ, 統 一 さ れ て h な h 。 軋 定 方 法 の 異 を る こ れ らの
相 互 の 上崎 は む づ か し山 口 しか し同一 方 法 で 測 定 す れ ぼ 性 質 が あ る程 度 わ か る の で 各 技 術 分 野
で 都合 の よぃ測定 が なされ て ぃる。
土 壌 は あ る 応 力 以 下 で は 主 と して 弾 性 を 示 す が , 外 力 が 大 き く な る と流 動 す る 。 こ の 限 界 点
は 降 伏 点 と呼 ば れ ,塑 性 を 示 す一 つ の 量 と考 え られ る 。 土 壌 工 学 関 係 で は フ ッ タ ー ベ ル グ 試 験
法 1k よ る液 性限 凱
1 ,塑 性 限即
1 測定 法 が よ く恥
られ る。 この 試験 方法 は粘 土 の加工
性 に つ ぃ て の経 験 的 な 産 物 で あ ゎ, 基 本 的 に は 降 伏 値 を 求 め て ぃ る と考 え ら れ る が , 用 h るエ
学 分 野 で内 容 の換討 が必要 で あろ う凸 A モモ印 加 r g( 1 9 ‥ ) は粘土 加工 面 か ら塑 性 を 5 段
階 に分 け た凸 2 ) す 紬
ち充 分 乾燥 した土斯
末 に少量 の舶
加 え てね る と,パ サ パサ の状 態
か ら粒 子 が 相 互 に 付 着 して 凝 集 状 態 を 呈 す る よ うに 固 ま る 0 これ よ れ 水 分 が 多 h 所 で は 凝 集 が
殆 壇 る とみ な し , こ の 水 分 点 を 含 水 此 で示 し, ① 凝 集 限 界 ( C o b e s 土O n
l ユ皿 i t 〕と した 凸
さ らに 水 を 加 え て ね る とか た さ は 水 分 増 加 で 次 第 に 減 じ細 h 棒 状 ( 直径 5 流花〕に 伸 ば す こ とが
で き る よ うに な る 凸 こ の 水 分 点 を ② R o l l ユn g
安 と した 0 水 分 が 盲 らに 増 加 す れ ば・
なる 0
l l 皿1 七 と して 土 の 力 学 的 性 質 の 変 化 魚の 目
士 は 次 第 に粘 着 性 を も ち , 金 属 へ ら に べ とつ く よ う に
こ の 試 料 を ナ イ フ で 切 カ, エ ッ ジ に 士 が つ か な ぃ 水 分 点 を ⑤ 粘 着 限 界 ( a 止血e s 土。n
l l 皿1 七) と した 0
さ らに 水 が 増 加 す る と, ド ロ ドロに な る が , 多 少 の 振 動 を 与 え て も流 れ に
く く, 帝 壁 が 接 し て も合 流 して 一 体 とを ら な ぃ 。 こ の よ う な状 態 を ④ 流 動 の 下 限 界 と した 。 さ
らに 水 分 増 加 で 形 が 保 つ こ とが で きず 小 さ 夜 外 力 で も流 動 す る よ うに な る 点 を ⑤ 流 動 の 上 限 界
と した 凸 ② と④ の 水 分 範 囲 域 塑 性 を示 す 領 域 と考 え られ , 領 域 が 拡 が れ ば 加 工 性 は 増 加 す る 。
粘土 加 エ の 面 か ら
(む 近 くの 水 分 で 塑 性 を 比 戟 す る 場 合 も あ る。 壇 た 有機 質 が 多 h ほ ど⑤ の 水 分
は増 大 し塑 性 は 減 少 す る , な ど力 学 的 性 質 の 変 化 点 か ら土 の性 質 を 知 る こ とが で き る ㌔)
A セセe r b e r g はこ
以 上 の こ と か ら④ と② の 含 水 此 の差 を もつ て コ ン シ ス テ ン シ を 表 わ す 塑 性 指
数な る もの を 考 え , こ の 値 が 工 学 的 に 重 要 で あ る こ と を 示 した 。 ( 表 1 )
農 業 土 木 の 分 野 で も土 の コ ン シ ス テ ン シが わ か れ ば 有 効 な 施 工 が で き る 場 合 が 少 な く な ぃ 。
例 え ば 心 士 を 風 乾 した と き の 塑 性 指 数 の変 化 か ら土 の 工 学 的 性 質 の 変 化 を あ る程 度 知 る こ とが
で 尊 る ㌔)しか し この よ う 夜 。 ン シ ス テ ン シ の 測 定 法 で は 変 形 に 対 L て 時 間 の 概 念 が 明 確 で 惹 く
ま た 経 験 的 夜 手 法 に た よ る も の が 多 く , か た さ の 正 しぃ と ら え か た が で き な ぃ 。 ト ラ フ イ カ ピ
ー9−
リテ イ , 締 囲 め , 排 水 路 くつ さ く ,士 の切 勿盛 カな どに は土 の 力 学 的 性 質 を 員 的 に あ つ た 形 で
とらえ る こ とが 必 要 で あ ろ う。 つ ぎに 述 べ る 測 定 方 法 は 変 形 に よつ て 生 ず る 流 動 の 速 省 か ら コ
ンシ ス テ ン シ を求 め よ う と した も の で ,士 の 物 理 的 ま た は エ 学 的 性 質 の表 示 と L て 有 効 の よ う
に思 わ れ る 。
表 1
フ ッ タ ー ベ ル グ限 界 とか た さ
水分小
水分 大
(泥 ね 、
h 状 ) ミ
ヤ わ らか ぃ
【
←
流
動
( 粘
塑
賀
性
流
劫
宣誓
室霊
状
領
〕
1
域
→ 」 」
粘
着
‡ (固
塑
性
体
状 )
か 存 h
l
凝
集
智
E
7
ツ
ク
芝
.
曇慧
×
0
0
負
固
相
C )
0
0
×
液
相
Ⅰ
: ×
ナシ
0
0
安已
i相
丑測 定
、_/ ̄
、
・−
〈
か
た
さ
l
ベ
ノ
レ
ク
限
界
芸蓮 壬
イ
ン
=
E
形琶
式)
には 原理 的 に 静的 方 法 と動 的方 法 とがあ る。 前者 は毛 管 形, 回転 円筒形 ,平 行平
_
/
 ̄
・
■
、
_
′
硬形 , 買 入 形 を どの 粘 度 計 が あ カ, 後 者 に は 振 動 形 の 枯 慶 計 が あ げ られ よ う。 これ らに つ ぃ て
はそ れ ぞ れ 測 定 上 の 特 徴 が あ 少, 利 用 範 囲 が 異 な る。 流 動 の 形 式 は 水 分 状 態 に よ カ著 し く異 な
る の で そ れ ぞ れ の 水 分 に 対 応 した 測 定 適 合 領 域 か ら, 今 ま で実
験した 2 , 5 の 基 本 的 な 測 定 方 法 な 述 べ る( 表 5 〕。
1
回 転 円 筒 粘 度 計
図 1 に示 す よ うな 円 筒 の 間 に 試 料 を入 れ , 外 簡 に 定 速 回 転 を
与え る と き に 丑 の ね じれ 角 を よ む 。 こ の 装 置 は マ ク ミ ケ ル 粘 度
計と よば れ , 次 の よ う な 原 理 に よ る。 内筒 は 外 筒 の 定 速 回 転
( 角速 度 抜
r a.
且/ S e C ) に よつ て 試 料 を 通 じて トル ク を 受 け
下− 且
一
時 l
る。 トル ク は 内 筒 を つ る して ぃ る針 金 の復 元 モ ー メ / トM
カあ う○ 内 蘭 画 に 作 用 す る 勢 断 応 力 p , 弟 断 遺 産 ※ Ⅴ は 内 簡 の
受け る 凪 転 角 ¢か ら求 め る。
トR 8
圏1 旬 輯 布凍計
とつ
M =
丘¢ ・
p
=
M / 2 R よ2 方 必
Ⅴ=
2 β 。/ 1 −( R よ/ R 。 )2
卜‥
・… ……・ (1)
− 1 0−
外筒 を 一 定 の 角 速 度 で 回 転 苔 せ る と きの 内 簡 の 回 転 角 か ら試 科 の 粘 性 甲は 次 の よ うに 求 め られ
る
甲 ヒ 言 岩石 硝
ぞ
( 去2一 召 j・…… … … … (2)
丘 頭
1
、
針金 の ね じ カ常 数 三 は 既 知 の慣 性 能 率 王妃 お も カを つ り下 げ 9
自 由 回 転 振 卦 三 周 期 ? よ 勿求 め
る凸
ワ
ニ
2恥/
盲7 亮〉
‘
ゥ
… … … 州 …・… ‥… … … tl… ‥… … ・tr‥… … (5)
土壌 ペ ー ス 盲
、の 流 動 で は 応 打 p と弟 断 速 乾 Ⅴ で 与 え られ る 直 故 は 原 点 を通 ら そ レ、。 この と き
ワは み か け 紅 粉 陸 を示 しp 英 断 速 度 Ⅴ で 変 化 す る。 こ の 直 潅 が ぎ軸 を 切 る 点 か ら 降 伏 値 β を 求
める こ と が で さ る 0
こ の と き挙 動 の 状 態 方 程 式 は
実 際 の 測 定 で は 粘 質 土 壌 2 ロ∼ 5 ロg工を …
・穀 試料 内部 に おけ る回 転 角速度 を サ
ヱ ー ♂ =
ヴⅤ
で あ る0
口gエの 水 で 分 散 さ せ て 懸 濁 液 を作 る凸 こ の 試 料
とす れ ば接 線速 度 咄
ど = γサ
速度勾配は
岩 ヒ r設
+ β
上 式 の 第 2 項 は 単 浸 る 回 転 運 動 で 奥 断 を 生 じな ぃ か ら真 の 速 度 勾 配 は
器
= r 三軍
ヒ Ⅴ
ま た 一 方 , 内 筒 面 に 作 用 す る トル ク は 且r だ け 離 れ た 面 把 作 用 す る トル ク に 等 しぃ か ら
ワ・ Ⅴ・
2 プ汀 ・ 必 r・
整 理 して
これ をとぃて
岩
ワ( Ⅴ +
且V
2 d.
γ
V
r
且 Ⅴ ) 2 冗■
( r
サ = 岩 + C。 ( =
γ= R e の と き 竿 岩 β 0
βe E
γ =
笥
十
+
且 γ )必 ( ㌻ +
且r )
鯛 数〕
Rg の とき
サ ニ
吼
=
0
C。
i よ 勿 C。 , Cl を 求 め る と
巧岩 岩 2 + C 。 = 。
銭
サ岩石一
二訂
亀
止 一志_
_
_
0 去+ 塙
)
γ諸 声旦−
−
⊥−亀叫
γ2 ( ㌢ 罰‘
2 −
−
1/ギ )
ご・− 7
∼仝
を2 4 時 間 静 置 後 , 上 ず み 液 を 除 き, ま た は 遠 心 分 離 機 で水 を 適 当 に 調 整 す る0 調 整 さ れ た 試
料約 2 □cc を 粘 度 計 の 外 簡 ( 半 径 2 e況 )に 入 れ る 。 試 料 中 に 内 筒 ( 半 径 1 c況)を 4 c況の 深 さ ま
でうめ る 。 外 筒 を低 速 回 転 ( 0 .1 − 1 匝レ 配 し〕さ せ , そ の と きの 内 筒 の ね じれ を よ む 0 こ の ね
じれ は 測 定 の 時 間 で 変 化 す る の で , 時 間 依 存 性 が 夜 くな つ た 安 定 値 を 求 め る 0 外 筒 の 回 転 速 度
を変 え , 同 様 な 方 法 で 安 定 値 を 求 め る 。 外 筒 の 角 速 度 と内 筒 の ね じ カモ ⊥ メ ン トか ら コ ン シ ズ
テ ン シ変 数 ヱ, Ⅴ が 求 め ら れ る 。 マ ク ミ ケ ル 回 転 粘 度 計 の ね じ カ角 度 は マ ク ミ ケ ル度 盛 で 5 占0 0
を5 0 0 等 分 した もの で示 さ れ て ぃ る 。 機 械 常 数 鞄
考 カ よ す れ ば , 次 式 の よ うで あ る 。
(表2 )
f=
懲: 針 金 の 常 数( 長 さ 2 7 c況)
Ⅹ M
V ==
2
2
T .
W
直 径
i …・
・
・… (4)
.占
ワ
n
: 回 転 数 /S e し
表2
流血
0 .7
0 .5
0 4
9 4
0 .2 7
5
0 .1 占 5
T .頓
占 D
Ⅹ
4 .占
1. 1 9
0 .1 8
5
2 7 0 況花
淡 、離合 社 製 A S T M( D l 1 5 ,1 5 2 塑 〕 封0 8・
以上 か ら ぞ を 横 軸 , Ⅴ を 縦 軸 に と れ ば 図 2 の よ う 夜 グ ラ フ が 得 ら れ る 0 こ の よ う 夜 コ ン シ ス テ
ン シ変 数 を 用 ぃ て 表 わ した 曲藤 を
R 白土 n e r
肌
は コ ン シ ス テ ン シ 曲線 と呼 び ,
外 力 と流 動 の 旗 抗 との 関 係 を示 す 一 般 的 な
∫−一− ■
∫
ユー ト ン
え て 同 様 夜 曲 線 を 求 め る と降 伏 値 の 変 化 を
促 え る こ とが で き る。 濃 度 が 低 h
と き, 例
え ば 水 の よ うな 希 薄 懸 濁 液 で は原 点 を通 る
一作人 じ
一
′
那
・
り
.
悶ぺ
一吼
。
ア九
浅軌
帝率 直度 ア
方 法 と した 。 5 )土 塊 ペ ー ス トの 濃 度 を か
直 康 で あ るが , 濃 度 が 高 h と 直線 は 曲線 に
移 行 す る( 非 ニ ュ ー トン的 )。 さ らに 濃 度
賓
/
新
品
力 管
が 高 ぃ と外 力が一 定 値以 下 で は流動 せ ず j京
点 を 通 ら なぃ 直 凍 と 覆 る 。 これ は ビ ン ガム
流 動 と呼 ば れ , 原 点 を 通 る もの とは と くに
し守! 2
区 別 す る 。 土 壌 ペ ー ス トの 濃 度 が 高 す ぎ る
コ ン レ ス テ ソ シノ此 組
と内 筒 と試 料 との 問 に す べ カを生 じ, 測 走
が 不 可 能 に 走 る 。 す べ カが 発 生 す る と,
∼1 2 −
P , Ⅴ 曲 瀕 に 折 れ 線 が み られ る 。 匝儀 粘 度 計 で の 測 定 濃 度 上 限 界 は ほ ゞ液 性 限 界 付 近 の 場 合 が
多h o 濃 度 が 低 ぃ と 測 定 中 に土 壌 粗 粒 子 が 沈 降 し, 測 定 が 困 難 とな る の で , 沈 降 体 積 濃 度 よ 力
も濃 ぃ もの が 測 定 上 有 利 で あ る。 努 断 速 度 が 大 きぃ とね じ カ角 を よむ こ とが む づ か し くな る。
この と き最 大 , 最 小 の フ レの 平 均 を と る 。 これ らの 測 定 か ら土 壌 ペ ー ス トの 流 動 形 式 ,
外 力 把よ
カ軟 化 す るか・ 硬 化 す る窄ゝ
, 壇 た 濃 度 と降 伏 値 との 関 係 は ど うか , な どが わ か る。
2・ 振 動 粘 度 計
期的 な那
試料 に′
J、
応 力 を加 えた とき流 動 壇 たは 小変 位が 生 ず る。振 動 粘 度計 は 周
岐 動 を 試 料 に 加 え , 振 巾 , 位 相 の 変 化 か ら粘 性 と剛 性 を 同 時 に 測 定 で き る 。 占)
装置( 大 起 理化 製 )を図 5 把示 も
表
P
甘
5
コ ン シ ス テ ン シ
− 5
l
− 2
事
状 差
− 1
f
ロ
J
1
事
塵
指
標
の土
この針金 T . 恥
ニユ _ け 液 体
の上 端 に強制 振 動 を加 え る。
と 水
2
】
分
5
1
。
4
1
5
1
占
−
7
1
垂 重量 ㌔童
1
l
;降 伏 前 個
体軌
降頗
は
弾
性
体
潤
水
!液 体 的 粘 弾 性 ・
体 ・
ト
、
i
l
態系
団
粒
梼
毛
管
水
膨
造
カ
ベ
状
構
造
測
回 転 粘 度 計
′
・
・
・
−
ヌ
E」
振 動粘 度 計(
工)
域
沈 下
膨
潤
水
〉← 振 動 粘 度 計 位)
→
試 験
___ →
也二軌 弧 甲
( 5 )
粘弾 性 体 が 振 動 的 外 力 を 受 け る と次 の よ うな 運 動 方程 式 が 成 立 す る。
Ⅰ汐 十 如
但し
④
+
K ♂ …
㍍
由
一 β )
・
・… ‥l・
・‥‥…・
・… ‥ (占)
‥正 撤 回転変位( 鮒 順 動 ), ㊤ 。‥振巾,
工 :内 簡 の慣 性 能率 ,
瓦 : 針 金 の ね じ カ常 数 l
−1 5 −
β
サ ‥振動率,
: ね じ 少角
こ こで Ⅹ ♂ は 試 料 の 弾 性 力 , R ∂ は 粘 性 力 で
ある 。 この と 垂・
公選 劫 方 程 式 か ら, 内 筒 の振
巾A と位 相 の 卦 くれ ¢を 実 測 す れ ば R ヲ 瓦が
T VJ・
求め られ る 。
弼
⑳
R =
丘T S 皿 ¢ / 2 7r p … ‥‥‥‥… … … …・ (7 )
長
Ml
d
瓦= 克
(賢
一 り +筈
王 ‥…… … (8)
但しT 周執
p = A /㊤ 。
R , 正はそ れぞ れ粘 弾性 体 の抵抗 係数 と弾性
卜甘
係数 で 試 料 の 粘 性 係 数 ワ お よ ひ 剛性 奉 告 把形
M ;
状因 子 を 乗 じた もの で あ る 。
圏3 凍 鮎 粘 度 言’
「
≡≡ 三;二三:…二…二
二;…二 諾
ミ}(9)
但L .
必: 内 筒 の試料 把 は い る探 さn
( 郎式 で 周 期 が 大 きh と第 二 項 は 無 視 で き る。
試 料 の 調 整 は 回 転 粘 度 計 の 場 合 忙準 ず る 。 土 壌 ペ ー ス トが 液 性 限 界 の 硬 さ以 下 で あ れ ば p 試
料を 約 2 0 CC 内 D 外 簡 ( ㌔
9 so c , 1 so c
2 c耽, ち
5 ご
爪) に入 れ , 低 周 期 で 測 定 を は じめ る 。 T = 5 0 日e e
の 慣 に 周 期 を か え て 測 定 す る 。 濃 度 が 低 山( 水 分 が 多 い ) と き 得 られ る リサ
ー ジ ュ は ほ ゞ楕 円 に な る 。 リサ ー ジ ュ を 得 る装 置 は 図 5 の よ うで あ る 。 光 源 S か ら発 した 光 は
ス リ ッ トで し¢
寄 られ ,
T・ 肌
の 下 端 に つ け られ た 反 射 鏡 叫 で反 射 し, 鴫で 強 制 振 動 の 原 振 動
と直 交 合 成 さ れ て 乾 板 に 写 さ れ る 。 強 制 振 動 の 振 巾⑤ 。 を 変 え て リサ ー ジ ュ 葱 描 く凸 得 ら れ た
リサ ー ジ ュ は 一 般 に は 縦 横 方 向 の ス ケ ー ル が 異 な る が 同 じに とれ ば(7)
式 の p は l にな る0 また
原振 動 と応 答 の 振 動 とか ら封n ¢を 求 め る0
弧¢芯竺 .
H
‥… ‥…・…
(川 )
打 ⊂コ
軌
J
但 し
(=ノ
は リサ ー ジ ュ で 得 られ る楕 円 の面 積 ,
Pく
⊂丑ヒ
楕 円に 外接 す る 威形 の面溝( 図 4 )
こ れ か ら0 S ¢ も求 め ら れ る 。 周 期 と ね じれ 常
A −→
数 を 前 式(7 1 (8 )
に 代 入 す れ ば R , 瓦が 求 め ら
れ る。
応 力 ヱ と歪 e と の 関 係 は 次 の よ うに な る 。
圏4
リサー ゾ
ユ
!
顎 骨ケ
−1 4 −
丘( ◎
− ・β )
P=
=
( 1 1〕
2 打 必 モ2
2石2 β
e =
応 力 , 歪 曲 線 で 〆 P 丘e
( ち2 一 再2 〕
‥∵・… ‥‥・・… … …・… …
( 12〕
は 単 位 体 横 当 カの 散 逸 エ ネ ル ギ を 示 L , エ ネ ル ギ蓄 積 の 内 容 を し らべ
る こ とが で き る。
以 上 の エ うた 計 算 か ら土 壌 の 剛 性 審 , 粘 性 率 を 求 め る と き, リサ ー ジ ュ の 形 が 強 制 振 動 の 振
巾 把 よ つ て 変 人 ・三h
こ と が 前 提 と な る 0 図 形 が 楕 円 よ 少者 し く 触 れ る と き 振「口 を 小 に し て な め
らか な 楕 円 か 瀞 ナ る よ うに す る 凸 濃 度 が 低 h
と き D・ 1
r a d
の 振 巾 で ほ ゞ楕 円 と み な さ れ る 。
し か し濃 度 が 高 く怒 る と 内 ・ 外 簡 で 試 料 托 す べ 少が 生 ず る か ら振 動 粘 度 計 の 測 定 可 能 濃 度 は ,
こ う ぃ う ヤ カ万 で は 液 性 限 界 の 摸 定 ま で で あ ろ う。
液 性 限 界 も 工以 上 の 濃 度 で は 円 柱 状 試 料 の ね じ カに よ る 方 法 が よぃ o 円 柱 状 の土 盛 試料 葱 モ
ー ル ドで 成 形 し, そ の 両 端 に 金 属 冠 を は め て 下 端 を 台 に 固 定 し, 上 端 把 ね じ り振 動 を与 え る 。
金屑 冠 と土 壌 試 料 は と カ の な h
よ う に 固 くお さ え る こ とが 必 要 で あ る ( 図 5 ) 。
1 1 に 近 h 水 分 状 態 で は 試 料 な そ の 壇 壇 金 属 冠 へ 少 し こめ ば よ
ぃが , ア ユ に 近 ぃ もの , 壇 た は そ れ 以 上 の 硬 さ の もの で は 7
ラ
T〟
ルダ イ トな ど の 接 着 剤 で お さ え る こ と も 考 え ら れ る 。 試 料 を お
さえ る に は 均 一 な 力 で 締 め つ け る よ うな ネ ジ の 工 夫 も必 要 で あ
る凸 一 般 のね じ カ棒 の 力 学 に 従 え ば 形 状 因 子 は 打γ㌢ 2 必 で あ る
り
僅々寿
から 次 の よ う に か け Z ,。
l
試料
打〆
R
方〆
= て ㌃ −ワ
王
;= ̄
2 ノβ
●仔 ●
…●
… ●
…… ( 15)
同
史
鞄
阻5 ・如
※
(幻式 を
但し
これ
これ よ カ ギ , q が 求 め ら れ る 。 こ の よ う な 方 法 か ら微 少 変 形 に
リト よぅ粘 那 主う
剛史
♂ 十
2 α =
2 α∂ 十
R / 王
一
軸 2β = 1 弧
㌔ 2 =
( 丘 +
サ セ
Ⅹ)/ 工
,
と か きか え る 凸
1 =
丘 句 。/ 工
よ カ
1 乱皿( 〟
モー
¢ )
=A S 山 ( 山 モ ー
血¢コ空n ¢2−L ヂ_
ー1 5−
¢)
ぉけ る 枯 弾 性 の 性 質 が わ か る 。 7 ) 振 動 周 期 を変 え て 剛 性 率 が どの よ うに 変 化 す る か を 知 れ ば
( 図 占 )遅 延 ス ペ ク トル が 求 め られ る 。
/
−β
山王 色ざヱ/
♂
/
\\ い
︵C.
骨 .切 ︶
拉)苗
攻r 叩
り壬 ♂。チタ之 「 ム ム )
、\ 、ヅ
王 政 官ヱダ
〆録
砧= ′l参 ヱ
j
畑
U
図6
5. 貴 人 試 験
す
碑
2
柑 守 叫 ∴り
5
剛 性率 ,粘性 率 の振動 率へ の依 存 性
ペ ネ ト ロ メー ク, 載 荷 坂 試 験 に よ る コ ン シ ス テ ン シ の 求 め か た は 試料 が
粘性 体 だ と 仮 定 す れ ば 原 理 的 に は 理 解 で き る 凸 しか し土 壌 は「 般 に 榎 雑 浸 流 動 を す る の で厳 密
な解析 は困難 で ある。
ペ ネ ト ロ メM
タ : 図 7 に示 す よ うな 円 柱 を 円 筒 内 の 土 壌 ペ ー ス トに 力 甘 で 貫 入 さ せ る場 合 を
考え て み る 。 試 料 が 次 の よ うな 挙 動 を す る と仮 定 す れ ば
P 花 =
(1 4 )
ワ ・ Ⅴ
但 しn は常数
円筒 と 円柱 間 で 作 用 す る 努 断 力 甘は , 貫 入 体 の 半 径 γ に 比 して 買 入 必 が 十 分 大 き く末 端 効 果 を
無視 し う る と き に は
−1 占−
甘
ヱ
=
−●‥… … … ‥‥…・‥… … ‥‥
・・…・
2 打必 ・ r
( 1 5 )
ま た 沈 下 速 度 〃は 流 体 力 学 の 法 則 か ら
.
ち
ア
〝
ヒ=
Ⅴ
\
垂ほ
ラ言方
・
・… … … ‥‥‥…・
・…・…・ ( 1 占)
乃
以上 か ら
ぴ= すょ
う
(一
斉
こ こで γ = 且′
必/d 七, 初 期 条 件
1一束
)
(品
時間 t = 0 ,
)
n ‥…‥
・…‥
・
‥… ・( 17 〕
必 己 ○ とす れ ば( 初 期 に は 末 端 の 影 響 が 大 き
h ),( 1 4 ),( 1 5 )式 か ら( 1 7 ) 式 は 次 の よ うに 浸 る
市丁一和
必 2
甘七
声卜 甘  ̄
(1
1i 8⊃
ワ* = ヱ / V と し, 測 定 の過 程 で 一 定
とす る凸
何奴
トり
塩
.
♭
昭 彫仇
扮サ
頭埠
.
ハエ
フ
甘 ハ入 咋 ︰
図
但し
_
さら に( 1 8 ) 式 は
Ⅴ
( n −1
(n − 1 )七乃
1 − ( ㌔ / γe ) n  ̄ 1
( 19 )
ぺ ネ トロ メー タ ー
と な る ロ す な わ ち 非 ニ ュ ー トン的 粘 性 体 の 場 合 の コ ン シ ス テ / シ は 勇 断 応 力 君 と勢 断 速 度 Ⅴ で
表 わ し う る 0 ニ ュ ー トン流 で は n → 1 と な る
8) 貫 入 で 土 壌 が 側 壁 の 拘 束 を 受 け 帥
場合 に
は 側 方 流 動 も同 時 に 生 ず る の で 実 際 に は 複 雑 で あ る 。 しか し壁 効 果 の 影 響 を 正 し く と らえ れ ば
こ の よ う 夜 解 析 も 有 効 で あ ろ う凸
戟荷 板 試 験 :土 壌 が 粘 弾 性 体 で あ る と仮 定 して 次 の よ う な 方 法 も考 え られ る Q
充 分 広 く, か
つ一 定 深 甚( 7 e況)を もつ 泥 ね い 状 土 壌 の 表 面 に 円 柱 状 ( 直 径 5 c況)の お も カを 置 h て そ の 沈
下の 時 間 的 変 化 を カ セ ト メー タ で 測 る 凸 こ の 方 法 で土 の か た さ を あ る程 度 知 る こ とが で き る。
沈下 床 さ( 郡況), 時 間 ( 血 )で各 荷 重 甘 に つ ぃ て の 沈 下 曲 線 を 求 め る。 一 般 に土 壌 で は 初 期 沈
下
( 七 = 0 )が み られ , 時 間 と と もに 沈 下 深 さ が 増 大 し, あ る程 度 で と ま る 。 荷 重 を 除 け ば 復
元す る D 復 元 は 瞬 間 的 の もの と, 時 間 と と もに 徐 々 に お こ る もの とか ら威 力立 つ 。 荷 重 が ノ
J、さ
−1 7 −
く降伏 値 以 下 で あ れ ば ほ ゞ完 全 に復 元 す る 0 荷 重 が 大 き く な る と , 永 久 変 形 が お こ る 0
ぇし荷重 で は初期 沈 下( 1 n i t i a l
図8 のB C とすれば荷重 1 0 榔
S e t )は 初回 の み生 じ川
帥
る沈下量蛸
重 甘忙札
後 は無視 で きる0 復 元量 を ,
て鯛
9 − 1 の ようにな るご)
朗∂
ん1
/∫
‡■
疋
下
骨
2 ♂
・‘∂ん 五
ノロ
㌻
)れ †
几
〕∫ 富ん 1
C
■
うだ下 卑
ノロ
♂∫
因8
J♂洲/
/ J
買 入 深 と 時 間 と の 関 係 ( 八 郎 潟 ヘ ドロ 含 水 比 2 2 2 % )
〆朗
約
5
合本 比
丘之ヱ%
廿れ
′ Jタブ才
小沈
下
才・−∼ 米
凱甘
0
且血
ざ 仰
0
才
e
/¢
加J 8 J 8 如
∼O
荷
図9 − 1
重
免 〆㌔
F
土 壌 の か た さ ( 八 郎 潟 ヘ ド ロ ) 1 伽 冊後 の 沈 下 量
_.
.
.
.
.1
D
_.
.
く ゎか
この折 点 ∂が 士 の 弾 性 限 界 を 示 す も の と考 え られ 降 伏 値 把 対 応 す る 凸 勢 断 応 力 と勢 断 通 産 との
関係 で コ ン シ ス テ ン シ を 表 わ す もの と す れ ば , こ の 場 合 ジ 円 柱 の 荷 重 体 側 面 に 働 ら く勢 断 速 度
は沈 下 が 定 常 状 態 に なつ た と き示 す 沈 下 速 度 に 比 例 す るむ この 定 常 沈 下 速 度 を そ れ ぞ れ の 荷 重
アに 対 して 示 す と図 9 − 2 が 得 られ る 凸 降 伏 値 以 下 の 荷 重 で は 定 常 沈 下 速 度 は □に通 る 。こ の 図
〃 欝
は叫 種 の コ ン シ ス テ ン シ 曲 線 を 示 し, 土
〃
⊥足早 放下丘 、
度
の挙 動 を 比 戟 す る 目 安 と な る 。 載 荷 板 試
験に よ る 沈 下 曲瀕 は 荷 重 を 大 き く す れ ば
かた ぃ 土 壌 に も適 用 で き る 。 こ こ で の例
卵
は八 郎 潟 の 干 陸 直 後 の ヘ ドロを 用 h た も
ので あ カ, 自然 含 水 比 2
値は 豹 2
ノβ
2 ロ
J
卯
・r ‰ ㌔
ロ
2 2 多で, 降伏
0 ∼ 5 ログ / 戚 で あ る こ と が わ
かる 凸 か く はん 直 後 把 測定 す れ ば 2 4 時
荷 重 下
間放 置 し た も の と く ら ペ コ ン シ ス テ ン シ
囲9 − 2
コソ レ ス テ ン レ 仙線
(八 郎 潟 ヘ ドロ )
Ⅲ 各 測 定 方 法 の 比戟
∼′
、
・∼ ∼∼ 一
ヽ
′
′
ヽ
ヽ
ノ
∼ ∼∼ ′
ヽ
■
′
∼
曲線 が 変 わ り, 降 伏 億 は ′
J、省 く浸 る a
以上 の測定 で得 られ る物 理量 の 相互 関連 を多 くの 試験 デ ー タ
から次 の よ う に 考 察 した 。
1
回 転 粘 度 計 に よつ て 得 られ る コ ン シ ス テ ン シ 曲線 か ら土 壌 ペ ー ス トの 含 水 量 と降 伏 値 と
の関 係 が 求 め られ る。
1 0)
♂ =
舶 ( ¢− ¢○ )
… …・…・… …・… … …・‥ ( 2 日〕
但し 亀は 沈定 休 横 に お け る 港 鹿( 容 嶺 分 率 ), A はこ
常 数 , β降 伏 値 , ¢容 積 分 率 。 h ま 図 1 0
加 持 T⑨
免 T㊤
⑤に 示 さ れ る よ うに バ ネ 仔。 と ピ ス トン ワ と ま 書つ βを 示 す 要 素 を組 合 せ た 模 型 を 想 定 して み
ばまさつ は働 か ず挙 動 の模 型 は単純 夜粘
竹し
国転粘皮封
載帯板 降伏後
、
1 /
−
引
−ノ
軋 両虎 降 伏前
硬動粘度 計
\−
トノ
t
・・・−
ノ
る。 こ の 模 型 で応 力 が 降 伏 値 以 下 で あ れ
弾性 体 ( フ ォ ー ク ト体 ) と して 考 え て よ
ぃ凸降 伏 値 以上 の 濃度( ゐ< ) では 粘
性老 抗 が 優 勢 と な 勿。 流 れ る 。 降 伏 値 は
低濃 度〔 ゐ> )
・では 0 把等 L・h 。
回転 粘 度 計 の 測 定 で 得 られ る 値 は 応 力 が
図10
各 測 定 に お け る模 型
嘩伏 値 を こ え た 場 合 の 粘 性 率 顎 と降 伏 値
∂で あ ゎ, 弾 性 率 G 。 , 粘 性 率 現は 計 算
−1 9−
で き な い 。 この 測 定 は ペ ー ス ト状 土 壌 の 降 伏 値 と流 動 性 を と らえ る た め に よ く, 壇 た 土 壌 の ク
リー プ を し らべ るの に 有 効 で あ る 。
2
振 動 粘度 計 に よる測定 は上 記 の力学 的模 型 図 1 0 →① で応 力が 降伏 値 を こえ 夜h 場 合 に
相 当 す る 。 す な わ ち バ ネ と ピ ス トン を並 列 に 結 ん だ 模 型 ( フ ォ ー ク ト体 ) を考 え て ぃ る 。
こ こ で 得 られ る 仔* と 桝
測 定 の 振 動 周期 で 変 化 す る 0
甘* =
払
+
よ山・現 ・‥… …・
・
・…
‥…・… ‥
・
・
・
・ (2 1 )
ぴ→ 0 で ㌔ 三 G 。 は静 的 剛性率 を示 す 。す な わ ち回転粘 度 計 で は降 伏値 を こえ た場 合 の挙 動
を , 振 動 粘 度 計 は 降 伏 値 を こ え 夜 h 場 合 の 挙 動 を 測 定 して ぃ る こ と に な る 。 振 動 粘 度 計 に よ る
測 定 方 法 は 地 震 波 な どの よ うに 周 期 的 外 力 が 作 用 す る 場 合 の 解 析 に 有 効 で あ る 。
5
貴 人 試 験 で求 め ら れ る挙 動 の 解 析 で は ① 応 力 を変 形 速 度 の 指 数 函 数 と して 表 わ し, コ ン
シ ス テ ン シ 曲 線 を 求 め 総 括 的 に 取 扱 う もの と, ② 外 力 が 降 伏 値 以 下 の 場 合 の 挙 動 と降 伏 値 以 上
の 場 合 の挙 動 とを わ け て 解 析 す る 方 法 が あ る こ と を示 した 。
載 荷 板 試 験 の 場 合 は(∋ に あ た 力士 壌 の 力 学 的 模 型 を図 1 0 一 ⑥ の よ うに 考 え る と理 解 に 都 合
が よぃ 。 降 伏 値 以 下 の 応 力 ( p < β )で は 〔 β , 敬 〕要 素 は な ぃ と 同 じ で模 型 は バ ー ガ ス 体 と
な る 。 歪 は 土 壌 容 器 の 探 さ に 対 す る 沈 下 量 の 比 で 示 さ れ る 。 ヱ > βで は〔 β, 筏 〕要 素 が 働 き
土壌 は 流 動 す る 。 模 型 の 各 常 数 は 沈 下 曲線 か ら解 析 さ れ る 。 載 荷 板 試 験 で 求 め られ る常 数 は 静
的 な も の で あ ゎ, 降 伏 前 に 求 め られ る も
降伏 値 β も ま た 工 も ∼ P
の 値 は振 動 粘 度 計 で 求 め られ る ‰
に近 h 。
l の 領 域 で 回 転 粘 度 計 で 求 め られ る βに 近 h 。
図 1 1 は 北 開 東 口ー ム( 宇 都 宮 大 学 清 原 農 場 , 深 盲 1 0 0 e彷)に つ ぃ て の実 験 結 果 で あ る 。
こ れ を み る と ♂<
仔 で あ ゎ, ま プ
d o g・β は p 甘 と ほ ゞ一 致 す る こ と が ぃ え る 。 ア ッ ク ー ベ ル ク 試
験に よ る一
コ ン シ ス テ ン シ を 力学 的 模 型 で 考 え る こ とは 困 難 で あ るが , コ ン シ ス テ ン シ の 諸 指 標
を 降 伏 値 の 対 数 ま た は p 甘 で 表 示 す れ ば 11) 表 5 の よ うに な る 。
こ の よ うに 士 の コ ン シ ス テ ン シ は 粘 着 力 や連 結 慶 な ど を 考 え 浸 くて も表 わ す こ とが で き る 。
測定 方 法 は 測 定 の 目的 に そ つ て い な け れ ば な ら なぃ し, ま た ス ケ ー ル の 問 題 も あ る の で , 測 定
内容 を 知 る こ とが 必 要 で あ る 。 原 地 土 と実 験 室 で の 土 の 異 な 力 も考 少 よ され ね ば な ら な い 。 チ 、
ク ソ ト ロ ビ を ど の よ う な 形 で 取 扱 う か も今 後 の 問 題 で あ る 。 し か し, 上 述 の よ う な 測 定 方 法 か
ら土 壌 の 物 理 的 性 質 を見 て ゆ く と幾 分 で も土 壌 の 工 学 的 性 質 が 明 らか に な る で あ ろ う。
以 上 は東 大 , 山 崎 研 究 室 お よ び 山 形 大 , 須 藤 研 究 室 で 覆 さ れ た 測 定 方 法 の 要 約 である 。こ れ は
山崎 教 授 を は じめ とす る 士 道 研 究 グ ル ー プ の 諸 氏 か らの 協 力 と指 導 に よ つ た 。 こ こに 深 謝 す 亀
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八卦
図1 1
之∂
笥蝕 呵 即
剛 性 率 , P F , 降 伏 他 の l渕 係
−2
つ1
−
文献
参考
1 ) 例 え ば土 質 試験 法 解説
2 )
A
セ セ e r l 〕e
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土質工 学 会編
⊃ i
e
工 n
5 ) 素 木 洋 一
ア ユ a
七.
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8 七 i g
l
4 7 頁( う9 る 0 )
i
セ セ .
七邑 七
f
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セ ラ ミ ッ ク外 論
4 ) 須 藤 清 次・ 安 富六 郎
且 e r
T
o
n
]∃ o
n
k
tl n
d .e
e
d
e
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窯 業 協 会・ ( 1 9 占2 )
関東 ロー ムのエ 学 的性 質皿
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9 8 − 1 0 4 ( 1 9 占5 )
5 )
R
Q
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1 1・ C 血 0 皿・ S o c ・
J a p a n ,2 9, 4, 4 7 1− 4 7 9( 1 9 5 5 )
7 ) 須 藤清 卑・ 安 富六 郎
振動粘 度 計 に よる土壌 の性質
8 ) 坂 上 信 次
レオ ロジ ー軋 定 法講 座
9 ) 須 藤 清 次 .東 山勇
関 東 ローム研 究 会 で討論( 1 9 占4 )
1 0)■ 安 富六 恥
須 藤清 次
第 4回
農 土 研投 稿 中
高分 子 学会( 1 9 占5 )
土 壌 ペ ース トの流 動皿 ■ 盛土 研 別冊(5 )
4 0 ∼ 4 5 ,( 1 9 る2 〕
1 1)
安 富 六郎 .竹 中肇
工 学 的 にみた p 甘値 と降伏 値・ 農 土研 投 稿 中
−2 2 −