平成 28 年度 気象防災講習会のご案内 1.開催期日 平成28年5月26日(木) 2.会 13:30 ~ 16:30 場 東京都千代田区神田錦町 3-17 東ネンビル4F 3.講習対象者 地方公共団体の職員、消防団及び自主防災組織の構成員など気象防災に直接関わ る方のほか、鉄道や電力などライフラインの関係者、気象予報士、気象キャスター、 報道関係者など気象防災に関わる業務に従事する方、教育関係など幅広い方を対象 とします。 4.講習のテーマ 講習のテーマは『大雨災害を防ぐ ~ 防災気象情報と資料の利用 ~』です。 5.講習目標 平成 25 年の伊豆大島、一昨年〔平成 26 年〕の広島市、昨年〔平成 27 年〕の『関 東・東北豪雨』のように、大雨による災害が毎年のように繰り返されています. 一方、気象庁HPでは従来のアメダスやレーダー、注意報・警報などに加えて「土 砂災害警戒判定メッシュ情報」や「高解像度降水ナウキャスト」「竜巻発生確度ナ ウキャスト」などこれまで以上に詳細かつ精度の向上した資料や気象情報が提供さ れています. こうした資料や気象情報は、地方公共団体の防災担当者など防災に関わる業務に 従事している方などを中心に、これまで以上に積極的に利用し、防災対応に活かす ことで被害の軽減につながるものと思われます. 今年の講習では、大雨による災害を対象として、災害をもたらすような大雨の現 象を理解し、大雨による災害を防止するため気象庁HPから入手できる資料や気象 情報の効果的な利用法と適切な防災対応へのつながりについて理解を深めます. 6.講習内容 目標を達成するため、 ・近年の大雨事例をもとに、災害をもたらすような大雨が「どこで」「どのよう に」降るのか、現象の特徴や防災につながる着目点などを整理します. ・地方公共団体など防災活動の現場で、各種の資料や気象情報がどのように利用 されているのか、現状から課題を考えます. ・大雨災害の防止の視点から、各種の資料や気象情報の内容をどのように読み取 り、利用するか効果的な利用について解説します. ・災害をもたらすような大雨が予想される時、あるいは現象が発現している時に 各種の資料や気象情報から適切な防災対応につなげる方策について考察します. 7.講義形式 講義は講師による講話が中心となります。 8. 講師 講師は、気象庁本庁において永らく予報現場の責任者として指導、管理に携わって こられた村中 明 氏です。 講師略歴 昭和 50 年 気象大学校卒業。その後、各地の気象官署を歴任。 昭和 63 年 気象庁予報部予報官 平成 18 年 気象庁予報部気象防災情報調整官 平成 20 年 気象庁予報部予報課主任予報官 平成 22 年 気象庁予報部予報課長 平成 24 年 定年退職。 退職以後 これまでの講演及び講師一覧 気象大学校、政策大学院大学、国際協力機構〔JICA〕、日本気象予報士会、 自治体〔県、市町村〕 等 気象防災〔タイムラインの構築 等〕に関わるアドバイザー業務 高知県、熊本県、岡山県、岐阜県、兵庫県、和歌山県、福島県などの市町村 著作〔 共著 〕 ・『防災事典』 日本自然災害学会 監修 築地書館 ・『災害情報論入門』 田中淳、吉井博明 編集 弘文堂 ・『災害情報学事典』 日本災害情報学会 編集 朝倉書店 9. 教 2002 年 8 月 2008 年 12 月 2016 年 3 月 材 当日使用する講義資料の概要をテキストとして配布します。 など 10. 募集定員 35名(先着順) 11. 受講料(教材費を含む) 3,000 円(2,778 円+消費税 222 円) 12.申込者からの質問をお受けします 講習目標、講習内容として掲げてありますが、本講習に係る質問等がある場合は、 事前に提出してください。講習の中で取り上げるか別途お答えします。 なお、質問内容によっては、お答えできかねる場合もありますのでご了承くださ い。 13. 申込方法 「受講申込書」に必要事項をご記入の上、下記の申込先へ郵送、ファックスまた は電子メールでお申し込みください。 受講申し込みは先着順に受け付け、メールにより受講受付及び受講料振込先をご 連絡しますので、受講料を指定の銀行口座にお振り込みください。一旦納入され た受講料の返金には応じかねますのでご承知置き願います。なお、請求書・受領 書を必要とされる場合はお知らせください。 14. 講習会場地図 至御茶ノ水駅 みずほ銀行 神田古本街 靖国通り 地下鉄半蔵門線 小学館 都営三田線・新宿線 神保町駅A7出口 共立女子 学園 学士 会館 気象業務支援センター 東ネンビル4F 神田 税務署 廣瀬ビル 毎日 新聞社 丸紅 KKR ホテル東京 内堀通り 気象庁 地下鉄東西線竹橋3B出口
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