平成28年度実践予報技術講習会9~11月のご案内

平成 28 年度 「予報技術者のための講習会」のご案内
Ⅰ「実践予報技術講習会」9~11 月
1. 講習対象者
気象予報士の資格を有している方又は大学で気象関係を履修等同等の方、気象に関
する業務に従事している方を対等として、実践的な予報技術の習得を目的とする方を
対象としています。
2. 講習計画
平成 28 年度後期の講習会は9月から 11 月までの3か月、月1回、最終水曜日の午
後に開催します。(11 月は、16 日に開催)
3. 講習の進め方
1回ごとにテーマの内容を完結するかたちでまとめます。
講習は気象庁HPで入手可能な天気図や解析図、気象衛星画像など基本的な資料を
用いて行います。講習参加者による作業では、テーマに対応する事例について、各種
天気図に描かれた等圧線や等高度線、渦度や鉛直流などの物理量の解析、解釈などを
通して実況を理解し、予測資料から現象の今後の推移を考察します。
また、各月のテーマに関わる資料の見方、具体的な事例を取り上げて、天気図や解
析図の検討、解釈を通じて現象の理解と予報作業に関わる理解を深めます。
講習の終わりには 30 分程度の時間を使ってクイックルックを行います。講習日の
前後に起こった現象あるいは起こりそうな現象を事例として取り上げ、各種の天気図
や衛星画像、レーダーなどの資料を用いた解説を通じて、現象についてのより実践的
な理解を深めます。
4. 開催期日
(1) 9月28日(水曜日) 13:30 ~ 16:30
9月のテーマは『週間天気予報』です。
天気予報に比べて時間的、空間的にスケールの大きい現象を対象として、日々の
天気予報ではあまり利用しない資料の見方、利用のポイントを解説します。また、
予測資料や解説資料の読み方、解釈などについて解説し、週間天気予報作業や解説
の際の留意点などへの理解を深めます。
演習として、事例を用いて1週間の天気の推移などを考察し、週間天気予報を作
成します。
(2)10月26日(水曜日) 13:30 ~ 16:30
10月のテーマは『冬季の天気予報:その1』です。
10月は主に晩秋から初冬に現れる日本付近を通過する低気圧とそれに関わる現
象を取り上げます。また、秋季から冬季への季節の推移の中で見られる天気図の特
徴と対応する現象などについて解説します。
(3)11月16日(水曜日) 13:30 ~ 16:30
11月のテーマは『冬季の天気予報:その2』です。
11月は主に日本海側での降雪に関わる現象に着目して、低気圧の発生、発達な
ど気圧系の推移、寒気の動向とそれらに伴う降雪の状況などについて解説します。
また、冬季の日本付近の天候を支配する大きなスケールの場の読み方なども紹介
します。
5. 講師
講師は、元気象庁予報部予報課長の村中 明 氏です。
講師略歴
昭和 50 年 気象大学校卒業。
退職以後 これまでの講演又は講師一覧
気象大学校、政策大学院大学、国際協力機構〔JICA〕、日本気象予報士会、
自治体〔県、市町村〕 等
気象防災〔タイムラインの構築 等〕に関わるアドバイザー業務
高知県、熊本県、岡山県、岐阜県、兵庫県、和歌山県、福島県などの市町村
著作〔 共著 〕
・『防災事典』 日本自然災害学会 監修
築地書館
2002 年 8 月
・『災害情報論入門』 田中淳、吉井博明 編集 弘文堂 2008 年 12 月
・『災害情報学事典』 日本災害情報学会 編集 朝倉書店 2016 年 3 月 など
6. 会場
東京都千代田区神田錦町 3-17 東ネンビル4F
7. 募集定員
20名(先着順)
8. 受講料(教材費を含む)
各月
5,400 円(5,000 円+消費税 400 円)
9. 申込み方法
「受講申込書」に必要事項をご記入の上、申込書の宛先へ郵送、ファックスまたは
電子メールでお申し込みください。
受講申し込みは先着順に受け付け、メールにより受講受付及び受講料振込先をご連
絡しますので、受講料を指定の銀行口座にお振り込みください。一旦納入された受
講料の返金には応じかねますのでご承知置き願います。なお、請求書・受領書を必
要とされる場合はお知らせください。
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講習会場地図
至御茶ノ水駅
みずほ銀行
神田古本街
靖国通り
地下鉄半蔵門線
小学館
都営三田線・新宿線
神保町駅A7出口
共立女子
学園
学士
会館
気象業務支援センター
東ネンビル4F
神田
税務署
廣瀬ビル
毎日
新聞社
丸紅
KKR
ホテル東京
内堀通り
気象庁
地下鉄東西線竹橋3B出口
平成28年度「実践予報技術講習会」受講申込書
ふ り が な
氏
名
(〒
住
-
)
所
(または請求書送付先)
電話番号
(固定)
(携帯)
FAX 番号
E-Mail
お仕事について
いずれかに○をお付け下さい
①気象会社 ②官庁・公共機関 ③学校・教育機関
④会社(①以外) ⑤その他(
)
差し支えなければ、勤務先における気象との関わりについて、
仕事の内容等を具体的に記入下さい。
備考
電話については、平日の連絡先を記入してください。
受講料振込先をメールにてご連絡いたしますので、必ず E-Mail アドレスを記入してください。
宛 先 101-0054 千代田区神田錦町 3-17
(一財)気象業務支援センター 「実践予報技術講習会」 担当
FAX:03-5281-0443
E-mail:[email protected]